【最新】不動産仲介ランキング!上位の特徴と業者を選ぶポイントとは

家や土地といった不動産はとても大切な資産なので、売却するのであれば正当な価値で売りたいものです。不動産の売却に成功するかどうかは、仲介を依頼する不動産会社の選び方にかかっていると言っても過言ではありません。
不動産売買が初めての方の多くが不動産会社選びの参考にするのが不動産情報サイトなどのランキングです。不動産仲介のランキング上位の会社にはどのような会社があるのでしょうか。この記事では、不動産仲介ランキングの上位にはどのような会社があるのかお伝えします。
また、実はランキング上位に来るような大手の会社に仲介を依頼して失敗したという声も多いのが実情です。初めて不動産売買をする方が、仲介を依頼する不動産会社選びでランキングに左右されずに後悔しないためにはどうしたら良いのか、不動産会社選びのポイントをわかりやすく解説します。

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不動産仲介業者の実績ランキングTOP5

まずは、不動産売買の仲介を行っている不動産会社の仲介実績ランキングを見てきましょう。2019年9月から2020年8月までの最新の不動産仲介の上位10社の仲介手数料による収入ランキングはこちらの表の通りです。

ランキング企業名仲介手数料収入取扱高仲介件数店舗数
第1位三井不動産
リアルティグループ
849億8,500万円1兆7,832億3,200万円42,818件282店
第2位住友不動産販売670億6,300万円1兆2,875億   800万円37,715件276店
第3位東急リバブル622億6,100万円1兆3,159億4,200万円26,437件190店
第4位野村不動産グループ351億5,600万円     8,723億3,700万円  9,515件  92店
第5位三井住友
トラスト不動産
202億2,100万円     4,724億2,600万円  7,684件  72店
第6位三菱UFJ不動産販売163億4,900万円     4,059億6,900万円  5,127件  44店
第7位みずほ不動産販売160億   100万円     4,078億   400万円  4,043件  52店
第8位積水ハウスグループ120億2,800万円     2,432億3,100万円  8,241件114店
第9位オープンハウス109億7,900万円     2,364億2,200万円  5,695件  44店
第10位三菱地所
リアルエステートサービス
 85億9,800万円     4,500億4,800万円  1,095件    8店

参考:不動産流通(不動産流通推進センター不動産統計集より)
このうちの上位5社の特徴について詳しくみていきましょう。

1.三井不動産リアルティグループ

三井不動産リアルティグループは全国各地に展開している個人向けの不動産仲介を専門に行っている会社です。ランキングを見ると、仲介手数料収入849億8,500万円、取扱高1兆7,832億3,200万円、仲介件数42,818件と、すべてにおいて1位の数字をたたき出しています。また、店舗数も2位にわずか6店舗差ですが、282店舗と最大数を誇っています。
一口に不動産取引といっても、それぞれの顧客が抱えている事情は人それぞれ違います。三井不動産リアルティは、地域密着を掲げて顧客のニーズに合った安心で安全な取引ができるように、多くの部門を設けて対応しています。

2.住友不動産販売

住友不動産販売も全国各地に276店舗を展開している会社です。ランキングを見ると、仲介手数料収入670億6,300万円、取扱高1兆2,875億800万円、仲介件数37,715件です。
住友不動産販売の特徴は、個人と法人のどちらも扱っている点です。個人間の不動産の売買や賃貸の仲介を行うだけでなく、法人向けの不動産の仲介や不動産鑑定、ホテルやゴルフ場のM&Aなども幅広く手がけています。
個人の顧客に対しては、売り手側、貸し手側、買い手側、それぞれの立場にとって最も良い契約を成立させることができるようなコンサルティングを行っています。

3.東急リバブル

東急リバブルは北は北海道の札幌から南は九州の福岡までの日本各地のみならず、海外の顧客に向けて日本の不動産売買を仲介する事業も行っている会社です。ランキングを見ると、仲介手数料収入622億6,100万円、取扱高1兆3,159億4,200万円、仲介件数26,437件です。
東急リバブルの特徴は、不動産売買の仲介をするための営業スタッフの97%が宅地建物取引士、いわゆる「宅建」の資格所有者である点です。売却でも購入でも、必ず宅建の資格を持つ専門性の高いスタッフに担当してもらえます。売却が初めての方には、売却への道筋を一緒に考えてくれて、購入する方には住宅ローンの相談にも乗ってもらえます。

4.野村不動産グループ

野村不動産グループは主に首都圏と関西圏、名古屋圏に92店舗を構える不動産会社です。ランキングを見ると、仲介手数料収入351億5,600万円、取扱高8,723億3,700万円、仲介件数9,515件です。仲介手数料ランキングでは4位に甘んじている会社ですが、2020年のオリコンの顧客満足度調査、不動産仲介戸建て売却の部で5年連続第1位を獲得しています。
野村不動産では、大切な資産である不動産を売らざるを得ない売主側の思いを、次の持ち主となる買い手につなぐために、一人一人の顧客に向き合うきめ細かい対応が高く評価されています。

5.三井住友トラスト不動産

三井住友トラスト不動産は主に首都圏と関西圏、名古屋圏、中国地方、九州地方に72店舗を構える不動産会社です。ランキングを見ると、仲介手数料収入202億2,100万円、取扱高4,724億2,600万円、仲介件数7,684件です。
三井住友トラスト不動産では、不動産を売買したい方が安心して取引できるように、建物の調査サービスや、設備の修理サービス、瑕疵保険サービスなどを用意しています

不動産仲介ランキングの上位業者を利用する注意点

不動産を売却するために仲介を依頼する不動産会社を探すのに、ランキングの上位の会社を選ぶのは危険が伴います。ランキング上位の会社を選ぶ時の注意点について解説します。

ランキング上位でも仲介件数が少ない業者はいる

このランキングはあくまでも仲介手数料収入のランキングです。質の良い仲介を行っているかどうか、一般向けの仲介の経験が豊富かどうかはわかりません。仲介手数料は物件の取引価格によって大きく左右されます。
高額な物件を多く扱っている不動産会社の方が、件数が少なくてもランキングの上位に来てしまうことがあります。このランキングだけではなく、実際の業者の中身もしっかりと見て検討するようにしましょう。

売却する人には不利な両手取引をしている

両手仲介とは、売却の仲介を依頼された物件の買い手を自社の顧客の中だけで探す囲い込みをすることです。仲介手数料は売った場合も買った場合もどちらも発生します。売却と購入の両方の仲介手数料を自社だけで独占するために、顧客を囲い込むのです。
本来、不動産とは本当に必要としている人に渡るようにするために、売却情報は広く公開することが原則とされています。広く情報を公開して競争を促せば、適正価格での売買が可能になります。
しかし、両手仲介が行われてしまうと、本来その不動産を必要としている他社の顧客へ情報が届きません。また、1つの会社の少ない顧客情報の中から買い手を見つけるので、本来売却できた価格よりも安くなってしまう可能性が高くなります。
両手仲介を行っている業者かどうかの判断は仲介手数料率が4%を超えていないかどうかで判断できます。仲介手数料の上限額は法律で決められていて、400万円を超える物件の仲介手数料の上限額は次の計算式で計算できます。
仲介手数料の上限額=取引価格の3%+6万円+消費税
高額な物件になれば、手数料率は3%から4%の間に収まるはずです。4%を超えると言うことは、両手仲介をしている可能性が高いので注意が必要です。

実績と満足度は一致しない

この記事でご紹介した仲介手数料ランキングの他に、オリコンが実施している顧客満足度ランキングというものもあります。顧客からのアンケートを集計して、どのくらい提供されたモノやサービスに満足しているかをランキングにしています。2020年に発表されたランキングの結果は次の通りです。

ランキング不動産仲介 売却 マンションの部不動産仲介 売却 戸建ての部
第1位住友林業ホームサービス野村の仲介+
第2位大成有楽不動産販売三井住友トラスト不動産
第3位野村の仲介+近鉄の仲介
第4位三井住友トラスト不動産東急リバブル
第5位大京穴吹不動産三井のリハウス

マンションの部も戸建ての部も、どちらも仲介手数料ランキングには入ってこない不動産会社が入ってきています。また、仲介手数料ランキングの上位なのに、どちらにも名前が入ってこない不動産会社もあります。野村不動産のように顧客満足度も仲介手数料もどちらも上位に来る会社もありますが、そうでない会社もあるということです。
仲介を依頼して満足できる不動産会社かどうか、というのは仲介手数料ランキングからはわからないということは理解して、不動産会社選びをしましょう

最適な不動産仲介業者を選ぶポイント

仲介手数料ランキングは、顧客満足度ランキングとは違う結果が出ることから、良い不動産会社を見分けるための参考にはならないことがわかりました。所有している不動産を売却する時には、仲介を依頼する不動産会社をどのように選んだら良いのか、選び方のポイントを解説します。

売却予定の不動産の取扱いが得意か

不動産会社には、この記事でご紹介したランキングに出てくる全国展開している大手企業もあれば、地域密着で小規模に展開している中小企業もあります。不動産会社によって扱うのが得意な物件の種類が違います
売却したいのがマンションであるのなら、マンションの売却が得意な不動産会社を、戸建てや土地なら戸建てや土地の売却が得意な不動産会社を選ぶことが大切です。
全国規模で展開している大手不動産会社が得意としているのは、大都市の物件や地方なら駅近など便利な立地にあるマンションです。
一方の地域密着の中小の不動産会社なら、地元で築いた独自のネットワークがあるので、戸建てや土地の売買が得意です。また、カバーしているエリアの中の物件ならマンションでも十分に扱えます。
地域によっては、戸建てや土地を売却するためのその地域ならではのノウハウを大手企業が持っていなくて、依頼してもなかなか売却できないこともあります。地方の土地や一戸建ては地元密着の不動産会社へ依頼することをおすすめします。

不動産仲介業者としての営業年数の長さ

不動産会社は営業年数が長くなればなるほど、経験と顧客情報の蓄積が大きくなります。営業年数が長くなればなるほど、優秀な不動産会社である、というわけではありませんが、不動産会社を選ぶ時の目安になります。
不動産仲介業を営むためには宅地建物取引業の免許を国土交通大臣もしくは都道府県知事から取得しなければいけません。チラシやWebサイトには発行される免許番号の記載が求められています。
免許番号を見ると、営業を始めてから何回更新したのかわかります。免許番号は「国土交通大臣(3)第1234号」「東京都知事(5)第12345号」のように記載されていますが、カッコ内の「(3)」「(5)」というのが、免許を取得してからの更新回数です。更新は5年に一度なので、この数字に5をかけた数字が営業年数になります。

口コミや評判から悪い点を確認する

良い不動産会社かどうかを調べるためには口コミを参考にするのも良いでしょう。会社のホームページにはメリットしか書かれていないので、本当のところがよくわかりません。Googleマップなどの口コミには、顧客の正直な感想が書き込まれています。実際にその不動産会社を利用した方の書き込みがあれば、それを見てみるとスタッフの質などがよくわかります
また、過去に行政処分などを受けている場合には、国土交通省が開設しているネガティブ情報等検索サイトや国交省の地方整備局で調べることができます。悪質な違反による処分を受けていないかどうかも確認しておくと良いでしょう。

一括査定サイトで複数社の査定を受ける

特に両手仲介をしている不動産会社の場合には、査定額が本来の相場よりもかけ離れていることもあります。ランキング上位だからといって、良心的な査定をしてもらえるとは限りません。査定額が適切な価格かどうかを調べるためには、一括査定サイトで無料の査定を受けてみると良いでしょう。
例えば、すまいステップというサイトでは、一度の情報入力だけで売りたい物件を扱っている地域の不動産会社から最大4社に査定依頼を出せます。査定を依頼される不動産会社も、他の不動産会社の結果と比較されることがわかっているので、各社が最も適切であると考える査定価格を提示してくれます。
すまいステップのような一括査定サイトを利用することで、ランキング上位の不動産会社の査定価格が適正価格かどうかを判断しやすくなります
すまいステップへの査定依頼はこちらのリンクからどうぞ。

担当と話してみて相性まで見る

不動産売却は時として長丁場になります。仲介で売却する場合には早くても3ヶ月、平均なら6ヶ月程度、2割程度の方は1年近くかかることも珍しくありません。数ヶ月から1年という長い期間、不動産会社の担当者とはこまめに連絡を取り合って、さまざまな調整を行わなければいけません。
不動産会社の担当者に対して信頼感を持てるかどうかが、満足できる売却ができるかどうかにかかっています。担当者への信頼感は、担当者の能力の他に相性も重要です。
質問や不安に対して適切に答えてくれるかどうか、宅建士の資格を持っているかどうか、といった能力の高さが重要なことは言うまでもありません。能力が高いだけではなく、安心して話せるか、質問しやすいか、といったことも実際に話をしてみて判断しましょう。

選んだ不動産仲介業者で売却活動を始める流れ

信頼できる不動産会社を見つけることができたら、仲介の契約である媒介契約を結んで売却活動に入っていきます。不動産会社と媒介契約を結んでから売却活動をはじめるまでの流れを解説します。

不動産仲介業者と媒介契約を結ぶ

不動産会社を決めたらまずは媒介契約を結びます。媒介契約の種類には、一般媒介契約と専任媒介契約、専属専任媒介契約の3種類があります。それぞれ契約の内容が変わるので、よく理解した上でどの契約方法が良いのか選びましょう。
一般媒介契約は複数の不動産会社と同時に媒介契約を結べる契約方法です。仲介手数料は3種類の媒介契約の中で最も安くてすみます。しかし、レインズ(国交省が運営する不動産業者向けの不動産売買情報サイト)への物件情報の登録義務がありません。
仲介手数料は成功報酬なので、売却に成功しなければ不動産会社の利益になりません。そのために、競争率が高く、高額での売却が見込める物件以外は積極的に売却活動をしてもらえない可能性があります。人気の物件にはおすすめですが、そうでない場合には他の媒介契約を選んだ方がいいでしょう。
専任媒介契約と専属専任媒介契約はどちらも1社とだけの契約になります。この2つの違いは、自分が見つけた買い手との契約方法が変わります。専任媒介契約では自分が見つけた買い手との契約に不動産会社を通す必要はありません。専属専任媒介契約では自分が見つけた買い手でも不動産会社を通さないと契約できません。
専属専任媒介契約が最も仲介手数料が高額ですが、売れれば確実に仲介手数料が入ってくるので不動産会社も最も積極的に売却活動をしてくれます。自分で買い手を見つける当てがなければ専属専任媒介契約が通常はおすすめです。
媒介契約を結ぶために必要な書類などは特にありません。不動産会社によっては権利証などを求められることがありますが、媒介契約だけであれば身分証明書と印鑑を用意して、契約書にサインすれば契約できます。

不動産の売り出し価格を決める

不動産会社と媒介契約を結んだら、売却活動に入る前に売り出し価格を決めます。売り出し価格を決めるときには、周辺地域の相場を調べた上で、値下げ交渉が行われたときの最低ラインも決めておくと良いでしょう。
不動産は相場とかけ離れた金額では売れないので、必ず相場に沿った価格で売り出します。その上で、住宅ローンを売却金額で完済する場合や、借金の返済などの理由で売る場合には、売却によって必要な金額が決まってきます。必要な金額から最低金額のラインも決めておくと、後々の価格交渉がスムーズに進みます。
なお、売却相場が必要な金額に達しない場合には、売却を再検討することも考えた方が良いでしょう。

不動産仲介業者と協力をして広告を作る

不動産会社にチラシやWebサイトに掲載する物件の写真と、売主からのコメントを提供すると、不動産会社がチラシやWebサイトを作成して宣伝を始めてくれます。
写真は基本的に売主が自分で撮影しなければいけませんが、不動産会社によっては見栄えの良い写真を撮るためのアドバイスをくれたり、プロのカメラマンを派遣してくれたりします。
写真の見栄えと、売主からの前向きなコメントはとても重要です。不動産会社と相談して、購入希望者の目に留まるように工夫しましょう。

ランキングは参考程度にして不動産仲介業者を厳選しよう

この記事では、不動産の仲介手数料ランキングのご紹介と、良い不動産会社を見つけるコツについて解説してきました。この記事の中でも見たように、仲介手数料ランキングと顧客満足度ランキングは全く別物です。また、地域密着の中小企業はランキングには乗ってきません。
満足できる不動産売却ができるかどうかは、良い不動産会社との出会いにかかっています。不動産会社を探すときには、ランキングに惑わされることなく、信頼できるスタッフのいる会社を厳選して探すようにしましょう

【完全無料】うちの価格いくら?