中古一戸建ての購入前に知っておきたい注意点11選ポイントごとに解説

住宅の購入を検討している場合、新築と中古で悩む人もいるでしょう。費用の問題などから中古住宅を選択する場合にはいくつか知っておきたいポイントがあります。
新築の購入よりも気をつけたいポイントが多いためよく理解してから購入に踏み切るようにしましょう。この記事では中古一戸建ての購入を検討している場合に知っておきたい注意点について解説します。

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中古一戸建ての購入の流れ

中古住宅を購入する場合には一連の流れにそって注意点をおさえながら行うことがポイントです。まずは購入までの全体的な流れを把握することからはじめましょう。

中古一戸建て物件を探す

中古一戸建てを購入する場合は物件探しからスタートする人が大半でしょう。不動産ポータルサイトや不動産会社に直接出向くなどして物件を探します。
この物件探しのタイミングでしっかりとした希望や条件を洗い出しておくことはよい物件に出会うために大切なポイントです。部屋数や周辺環境など譲れない条件がある場合はしっかりと書き出しておきましょう。
その際には希望条件に優先順位をつけておくことをおすすめします。中古物件では自分の希望がすべてそろった物件と出会うことはなかなか難しいケースが多いでしょう。そのため妥協しても問題ない条件についてもきちんと把握しておくことが大切です。
家族間で意見をまとめておくことも必要になります。一戸建ての購入では家族で住むケースが大半であるため家族それぞれがバラバラの条件を提示してしまうとなかなかよい物件がみつからない状態に陥ってしまうこともあるからです。
その家に住む予定の人全員でしっかりと話し合いをして希望条件に優先順位をつけてから物件探しをスタートしましょう。

物件の内覧をする

希望にあう物件がみつかった場合には必ず内覧をしましょう。内覧を怠ると後々トラブルになる可能性が高まります。
不動産会社に見学の申し込みをしたら、内覧する際にみておくべきポイントや外せないポイントについてまとめておきましょう。実際に物件にいくとなんとなくそわそわして大切なことを見落としてしまうこともあります。
メモを取るなどして一度の内覧でしっかりと物件を見極められるように準備しておきましょう。また、内覧はできるだけ多くの物件で行うことをおすすめします。多くの物件を見ることで内覧に慣れてどのようなポイントをおさえればよいかがわかってくることもあるでしょう。
内覧の際にはよいところだけでなく気になる点もしっかりとチェックしてメモを取るとよいでしょう。その場で担当者に質問できることは遠慮なく質問しておくようにします。現場で聞いておいたほうがわかりやすいこともあるからです。

購入の申し込みをする

希望の物件がみつかった場合には早めに不動産会社に購入の意思を示しましょう。競争率の高い物件の場合は早く売れてしまう可能性もあります。売主への購入申し込みは不動産会社を経由して行うのが一般的です。
不動産会社が準備した契約書に希望価格や条件などを記載して売主に提出します。注意したいのはこの段階ではまだ契約が成立したわけではないという点です。申し込み書に記載された内容を売主が確認して断ってくる可能性もあります。
断られた場合には金額などについて商談することも可能です。この場合は不動産会社を介して商談を進めましょう。逆に売主に対して何か問題を感じるようなことがあればこの段階であれば購入希望を取り下げることも可能であることを知っておきましょう。

住宅ローンの審査を行う

申し込み書が問題なく処理された場合には、住宅ローンの仮審査を行います。住宅の購入の場合にローンを利用する場合はこの工程は必ず必要です。一括購入であれば省くことは可能ですが多くの場合は仮審査を行うことになるでしょう。
仮審査は1週間ほど時間がかかるのが一般的です。そのため物件を探しはじめた段階で住宅ローンを借入する金融機関にはある程度目星をつけておくとよいでしょう。申し込みが処理されてから金融機関を探しはじめると時間がかかってしまうことになります。
金利やこれまでの利用実績などを加味して利用する金融機関を決定しておくとスムーズです。仮審査では借入主の収入や勤続年数がチェックされます。クレヒスにトラブルなどがなければ大抵の場合はスムーズに審査が通るでしょう。

売買契約の締結

住宅ローンの仮審査が通過したら本審査が行われます。本審査を通過したらいよいよ売買契約の締結が行われます。重要事項説明を受けてから売買契約を締結することになるでしょう。
重要事項説明は宅地建物取引士から物件についての詳細情報や売買に関する条件についての説明を受けることです。説明を受けても不明な点がある場合には不動産会社に質問しましょう。
説明に納得して契約書に内容を確認します。契約書の内容にも問題が内容であれば契約の締結を行います。契約の締結に関しては署名捺印と手付金の支払いが求められることになる点を理解しておきましょう。
重要事項説明と売買契約は同じ日に取り交わされることが多くありますが、重要事項説明の内容についてしっかりと理解するためにはできるだけ別日に設定してもらうことをおすすめします。

代金の支払いと引き渡し

契約が締結して手付金を支払ったら引き渡し日を決定します。引き渡し日は売主と買主だけでなく不動産会社、司法書士、金融機関が立ち会うのが一般的です。
売買契約に関連する人が集まったらローンの実行と残金の支払い、登記申請を行います。これらが完了したら売主から買主に鍵が渡されて引き渡しが完了です。

中古一戸建て計画の際の注意点

中古一戸建ての購入を行う場合にはまず購入計画を立てるようにしましょう。思いつきやポータルサイトの情報だけで購入を決めてしまうと後悔することもあります。まずはしっかりとした計画を立ててから落ち着いて行動することが大切です。
中古一戸建て計画の際の注意点について解説します。

将来のことを考えた家探しをする

中古一戸建てを購入する場合は今現在の家族構成だけでなく将来のことも考えて物件を探すことがポイントになります。将来的に一緒に暮らす家族が増える可能性がある場合には間取りに注意が必要です。子どもが増える可能性、親と同居する可能性などをしっかり考慮しましょう。
逆に家族が減るという可能性もあります。子どもが自立して家を出ていく可能性もあります。現在、同居している高齢の家族が施設に入るなどの可能性もあるでしょう。
こうした点を考慮した場合、間取りだけでなくリフォームのしやすさも検討することをおすすめします。将来的に今と同じ間取りのままでは手狭であったり広くなりすぎたりする場合にリフォームすることもイメージしておくと安心です。
またこうした家族の増減に関連して物件の周辺環境にも注目してみましょう。学校の位置や病院との距離なども調べておくとよいポイントです。

費用の目安を決めておく

家を購入するということは物件の売り出し価格以外にも費用が必要になる点には注意が必要になります。購入する際にどのくらいの費用がかかるのかを事前に調べておくことが大切です。中古一戸建てを購入する際にかかる費用の目安は次のとおりになります。

種類項目内容
住宅自体の購入費用登記費用登記料と司法書士への報酬
仲介手数料不動産会社に支払う報酬
不動産取得税不動産を取得したことで課税される税金
保険料火災保険や地震保険などの費用
ローンに関連した費用ローンの事務手数料金融機関によって料金が異なる
抵当権の登記費用住宅ローンの抵当に対する費用
印紙代契約書に貼る印紙代
そのほか家具などの購入費用新居で必要なものの購入費用
引越し費用引越しを行うために必要な費用

このように中古一戸建ての購入では購入代金以外にも多くの費用が必要となる点は理解しておきましょう。とくに不動産会社に支払う仲介手数料は大きな額になることもあるため注意が必要です。
これらの費用を差し引いて物件自体に支払うことができる金額の目安を算出しておくことが重要なポイントになります。

不動産会社は信頼できる会社を選ぶ

中古物件の購入では信頼できる不動産会社の存在が何よりも必要となるでしょう。新築とは異なり注意しなければならないポイントやそれぞれの物件によって異なる条件を的確に把握して比較する必要があるからです。
不動産会社が提示する物件や情報が本当に信頼できるのかどうかを判断するには、まずその不動産会社自体について信頼性を評価する必要があります。
不動産会社を探す場合には地元の評判やこれまでの実績などにも注目して複数社を比較してみることをおすすめします。

中古一戸建て内覧の注意点

中古一戸建ての購入では内覧を行うのが一般的です。内覧を行う際にはいくつか確認しておいたほうがよいポイントがあります。中古一戸建ての内覧を行う際に見ておきたい注意点について解説します。

外観の確認

まずは外観の確認をしましょう。家は見た目も大切です。内覧に行った際の第一印象をしっかりとインプットしましょう。外観のチェックポイントは次のとおりです。

  • 屋根がしっかりしているか
  • 外壁にひび割れやクラックがないか
  • 軒天に異常がないか
  • 基礎がしっかりとしているか
  • 地盤が緩んでいないか
  • 旧耐震基準の家ではないか
  • シロアリなどの被害がないか

外観ではおおよそこのような点をチェックしておくと安心です。とくにシロアリなどは外観だけではわかりにくいこともあるため不動産会社にシロアリ駆除の履歴がないかなどを確認してみるとよいでしょう。

室内のチェックポイント

室内では多くの点をチェックします。自分が気になる条件はもちろんですが次のような点も忘れずに確認しておくことがおすすめです。

  • 壁や天上が剥がれていないか
  • 壁に汚れがないか
  • 壁が壊れていないか
  • ドアやサッシが動きづらくないか
  • 水回りの綺麗さ
  • 設備はしっかりしているか
  • 排水ができているか
  • 風通しや日当たり
  • 部屋の向き

こうしたポイントは最低限おさえておきたい点になります。実際に住んでみないとわからないことも多いため、居住者が内覧に同行している場合には遠慮なく気になることを質問してみましょう。

法律上の規制を確認

内覧で見落としがちなポイントは法律上の規制です。もしも購入した物件が違反建築であった場合には大きな被害をこうむる可能性もあるため、ここは見落とせないポイントになります。
気をつけたいポイントは再建築不可物件ではないかという点です。法律上の規制によりリフォームなどができない場合もあるため、将来を見据えている場合にはとくにこの点には注意しておく必要があります。     
建てられた当初は問題なかった住宅でもフォームや増改築を行ったことで違法建築になってしまっている物件もあるため、不動産会社にしっかりと確認を取りましょう。
違反建築であった場合には、住宅ローンが利用できないこともあります。

難しい箇所はプロに見てもらう

中古住宅の内覧では限られた部分しかみることができないケースが大半です。そのためいくらチェックポイントをおさえていても十分に確認しきれないこともあるでしょう。
このような場合や自分だけでは判断しきれない場合にはプロに依頼することもひとつの方法です。
住宅診断をしてくれるプロの診断士にインスペクションを依頼すれば素人では判断ができない床下や屋根裏のチェックまでしてもらうことが可能です。
インスペクションは物件とは関わりのない第三者の専門家が客観的に物件の劣化状態や欠陥の有無を判断してくれるため安心して任せることができます。
費用がかかるため本当に購入したいという希望が強い物件が出た場合に利用するとよいでしょう。ただし不動産会社によっては無料でインスペクションをしてくれるところもあるため、そうした不動産会社を選択しておくことも安心して購入するための手段です。

売却の理由を聞く

聞きにくい点ではありますが、しっかり確認しておきたいのが売却の理由です。なぜ売りに出すことになったのかという点は明確にしておきましょう。たとえば相場よりもかなり安い価格で売り出されている物件の場合には裏事情があるケースも多くあります。
物件自体に問題がなくても周辺環境でトラブルがあるなどの可能性もあるためこの点は必ず確認しておきましょう。理由によっては購入を見送ったほうがよいケースもあるため不動産会社を経由してもよいので確認しておくことをおすすめします。

リフォームできるか確認しておく

将来や購入後すぐにリフォームを検討している場合にはリフォームできるような構造になっているかを確認することも大切です。すでにリフォームされた形跡がある場合にはリフォームの履歴も確認しておきましょう。
またリフォームを行うのにどのくらいの費用がかかるかもチェックしておくと費用計画を立てる際の参考にすることができます。

中古一戸建て売買契約時の注意点

中古一戸建ての購入の際には売買契約書を交わします。この契約書を締結するとよほどの事情がないかぎり取り消すことができないため、事前にしっかりと契約内容を確認しておくことがおすすめです。中古一戸建ての売買契約時に注意しておきたい点について解説します。

契約不適合責任の内容を確認する

中古一戸建てを購入した後に知らされていなかった住宅の欠陥がみつかった場合にはどのようなかたちで折り合いをつけるのかは事前に必ず確認しておきましょう。これを契約不適合責任と呼びます。
契約不適合責任は売主に課せられるもので、万が一売却後に何か問題が生じた場合にどこまで売主が保証するのかを定めるものです。
事前に知らされていたことに関して責任を追求することはできません。ただし事前の知らせがなく住んでみてから発覚した予測不可能な事態については売主に賠償金や修繕費を求めることが可能です。
契約の段階でどこまで売主が責任を負うのかをしっかりと決定しておくことで万が一が起きた場合もスムーズに解決することができます。
契約不適合責任は基本的には1年程度が期限とされていますが、契約内容によって異なるため期限の確認も忘れずに行いましょう。

事前に契約書の写しに目を通す

契約書は契約当日に確認してその場で署名捺印することも多くあります。ただ、多くの項目が契約書であるためその場ですぐに目を通して簡単に理解できるものではありません。
この場合、事前に契約書の写しをもらって目を通しておくことも可能であることを知っておきましょう。契約内容はしっかりと確認して不明点や疑問点を解決してから署名捺印することが大切です。
よくわからない状態で契約してしまうことがないようにしましょう。

中古一戸建て購入のメリット

中古一戸建てを購入する場合のメリットについて2点解説します。

安く購入できる

中古一戸建てを購入する最大のメリットは安く購入できる点です。新築と同じ金額を出したとして、広さや間取り立地のよさといった条件がよい物件が購入できるのが中古一戸建てのメリットになります。
家の売り出し価格は築年数でほぼ決定される点が特徴です。築10年であれば新築の半額の値段で購入することも可能になります。築15年では新築価格のおよそ2割で購入可能です。
もちろん修繕が必要な部分もありますが修繕費を入れても新築よりも安くて条件のよい物件が購入できる点は魅力といえるでしょう。

実物を見て選べる

新築と違い中古一戸建てはすでに建物が存在しているため住んだ時のイメージなどがしやすい点もメリットです。新築やマンションの場合には図面やモデルルームの見学だけで購入を決定するケースも多くあります。
それに比べて中古一戸建ての場合は生活環境もわかりやすく、場合によっては売主がまだ住んでいる状態での内覧ができるため生活イメージがしやすいでしょう。

中古一戸建て購入のデメリット

メリットがある反面で中古一戸建ての購入にはデメリットももちろんあります。2点ほど紹介しておきましょう。

修繕が必要になる

中古である以上、築年数は新築よりも当然経過しています。そのため思ったよりも早い段階で修繕が必要になることがある点はデメリットです。壁紙や外壁塗装などの修繕費用は高額になることもあります。
そのため購入の際には修繕費用も計算に入れて資金計画を立てておくと安心です。さらに設備についても使用年数が経過しているため故障する可能性がある点もよく考えておくことをおすすめします。

住宅ローン控除が利用できないこともある

住宅の購入では確定申告を行うことで住宅ローン控除を利用することができるケースもあります。たとえば確定申告をすると10年間は住宅ローンの残高の1%にあたる額が所得税から控除されるという特例です。
ただし中古物件の場合には条件によって住宅ローン控除を利用できないことがあります。鉄筋コンクリートの耐火建築物であれば築25年以内の物件、木造などの耐火建築物以外の物件で20年以内で耐震レベルが定める一定レベルに達しているなどの条件があります。
築年数が経過しすぎている物件を購入する場合にはこうした点がデメリットになることも理解しておくとよいでしょう。

中古一戸建てを購入時には様々なことをチェックしてから購入しよう

中古一戸建ての購入を検討している場合には新築を購入する場合よりも多くのチェックポイントがあることを解説しました。すでに物件があるため住んだ時のイメージがしやすかったり周辺環境の確認がしやすかったりというメリットは大きいでしょう。
ただし中古である以上は修繕費用やリフォーム費用、設備の買い替え費用なども必要になる点には注意が必要です。こうした点をしっかりと理解して、中古一戸建てを購入する際にはさまざまな視点からチェックを入れて購入を決定することをおすすめします。
よい物件を購入するためにはよい不動産会社と契約することが重要なポイントです。すまいステップでは独自の基準を設けており全国の優良な不動産会社のみを登録しています。そのため安心して利用することができるでしょう。
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