自宅査定ができるツールで査定をする流れとツールの種類を紹介

自宅の価値を調べるには、査定ツールの利用がおすすめです。査定ツールにはさまざまな種類があり、利用することで現時点での自宅の大まかな価値がわかり、売却する際の目安にもなります。自宅査定ツールを用いて家がどれくらいで売れるのかを知り、不動産売却に役立てましょう。

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査定額の算出方法

自宅の査定額を算出する方法は、取引事例比較法と原価法の2つがあります。取引事例比較法は住宅地の自宅の査定額を計算する際に用いられる方法です。近隣エリアで似た条件の取引事例を参考にし、自宅の査定額を算出します。
そのため、都心部などで不動産取引が活発に行われている地域で用いられることが多く、似た条件の取引事例が多いほど、査定の精度は上がります。
原価法は自宅を取り壊し、再建築した場合の費用から経年劣化した分の価値を指し引き、査定を行う方法です。築年数の古い自宅で用いられることが多く、計算式は次の通りです。

  • 再調達価格×延床面積×減価修正(残耐用年数÷耐用年数)

再調達価格が、自宅を再建築した際にかかる費用を指します。これに床面積をかけ、経年劣化による資産価値の減少分の割合をかけることで、自宅の査定額を算出します。

自宅査定ツールの種類

自宅査定ツールにはさまざまな種類があり、代表的なものは次の5つです。

  • 不動産一括査定サイト
  • AI査定
  • 不動産ポータルサイト
  • 土地総合情報システム
  • レインズマーケットインフォメーション

自動で査定を行ってくれるツールから、取引事例を参考にして、自身で大まかな査定額を算出するツールまで幅広くあります。

不動産一括査定サイト

不動産査定を行う際に便利なのが、不動産一括査定サイトです。一括査定サイトに物件情報を登録すると、複数社から無料で査定を受けられます。戸建てやマンションだけではなく、土地の査定も行えるため、不動産売却を考えている際に便利なツールです。
不動産一括査定サイトは多数ありますが、その中でもすまいステップはおすすめです。すまいステップはネット上で物件情報を登録することで、一度に複数社からまとめて査定を受けられます。
提携している不動産会社は優良業者ばかりであり、信頼できる業者から適切な査定を受けやすい点がおすすめのポイントです。

AI査定

ビッグデータを用いて査定を行うツールがAI査定です。自宅の物件情報を登録するだけで査定ができ、サービスによっては匿名で査定を受けられることもあります。
ただし、サービスによって搭載しているAIの性能や用いるビッグデータの情報量が異なることもあり、査定額にはばらつきが出ることもあります。
高性能なAIが搭載されていると、現時点での査定額だけではなく、将来的な価値の変動まで予測できることもあり、素早く査定額がわかることが魅力です。

不動産ポータルサイト

自身で査定額を算出する場合には、不動産ポータルサイトの利用がおすすめです。不動産ポータルサイトには、現在売り出し中の物件情報が掲載されています。掲載されている情報から、似た条件の物件を探すことで、自宅がどの程度の価格で売却できるのか、相場を判断できます。
ただし、不動産ポータルサイトに掲載されているのは、売主が自由に設定できる売り出し価格です。売り出し価格は実際の価値よりも高い、あるいは低いこともあるため、あくまで金額は参考程度になると考えましょう。

土地総合情報システム

国土交通省が運営している、土地総合情報システムでは過去の取引事例を検索できます。実際に不動産取引を行った人を対象にアンケートを実施し、その結果をデータベース化しているため、情報の精度は高いです。
掲載されているのは成約価格であり、どのような条件の不動産がいくらで売却できたかを調べることができます。複数の取引事例を参考にすることで、似た条件の物件がいくらで売却できるかがわかり、大まかな相場価格を掴めます。
参考:土地総合情報システム

レインズマーケットインフォメーション

不動産流通機構が運営する、レインズマーケットインフォメーションではマンションや一戸建ての取引価格を調べられます。実際の取引事例を参考にできるため、似た条件の自宅がいくらで売れるのか、相場を掴みやすいです。直近の取引事例を調べることができ、最新の相場価格を調べたい人におすすめのツールです。
参考:レインズマーケットインフォメーション

自宅査定を行う流れ

自宅査定ツールを利用して査定を行う流れは、次の通りです。

  1. 必要な情報の入力
  2. 査定依頼する不動産会社を選ぶ
  3. 査定結果を待つ

不動産一括査定サイトやAI査定を利用する場合は、上記の流れで査定を行います。

必要な情報の入力

査定を受けるには、ツールに必要な情報を入力します。査定ツールによって必要な情報は異なりますが、次の情報は共通で入力することが多いです。

  • 物件の情報
  • 個人の情報

情報を正しく入力することで、より正確な査定額を算出できます。

物件の情報

物件の情報として入力するのは、次のものがあげられます。

  • 物件の種別
  • 所在地
  • 面積
  • 築年数

物件の種別とは、査定を受ける不動産の種類です。マンションや一戸建て、土地などの種別を入力します。所在地は自宅の詳細な住所です。
面積は自宅の場合は床面積を、土地の場合は敷地面積を入力します。大まかな数値でも構いませんが、できるだけ正確に入力したほうが査定の精度は上がります。
建物の場合は築年数の入力も必要です。築年数も大まかな数値でも査定ができますが、正確に入力したほうがより実際の価値に近い査定額を算出できます。

個人の情報

査定を依頼する個人の情報も、ツールを利用するには入力が必要です。

  • 査定依頼者の氏名
  • 年齢
  • 住所
  • 連絡先
  • 査定の理由

匿名で査定が受けられるツールの場合は、氏名や年齢などの入力は不要です。査定結果を受け取るためには、連絡先の入力が必要ですが、電話での連絡を受けたくない場合はメールアドレスのみの記載で査定を受けられることもあります。
査定の理由は任意での入力となることも多いです。売却目的や自宅の価値を調べたいなど、状況に合わせた理由を入力します。

査定依頼する不動産会社を選ぶ

利用している自宅査定ツールによっては、どの不動産会社に査定を依頼するかを選べます。一括査定サイトの場合は、同時に複数社に査定を依頼できるため、不動産会社を選択できる場合が多いです。1社のみで行うAI査定の場合は、不動産会社の選択はありません。

査定結果を待つ

査定に必要な情報を入力した後は、査定結果が届くのを待ちます。一括査定サイトなら、早いと当日中に結果が通知されます。AI査定の場合は使用している技術によって異なりますが、高性能なものだと即時結果が表示されることもあります。
ネットで利用できる自宅査定ツールの場合は、当日か翌日など、情報入力から査定結果の通知までが素早いことが魅力です。

査定ツールを利用するメリット

自宅の価値を調べるにあたって、査定ツールを利用するメリットは次の通りです。

  • 手軽にできる
  • 査定額の比較ができる
  • 仲介業者を探せる

さまざまなメリットがあるため、査定を受けるならツールを利用することがおすすめです。

手軽にできる

査定を手軽に受けられることは、自宅査定ツールを利用するメリットです。不動産会社に依頼することでも査定は受けられますが、通常の査定だと1社ずつ連絡を取り、その都度物件情報を伝えなければなりません。
査定ツールならネット上で情報を入力すると査定ができ、一括査定サイトなら一度に複数社から査定を受けられます。また、不動産会社に出向く必要がなく、自宅で行える点も魅力です。ネットでの査定は24時間いつでも申し込むことができ、不動産会社の営業時間に関係なく利用できる点もメリットです。

査定額の比較ができる

一括査定サイトを利用する場合は、複数社からまとめて査定を受けられるため、スムーズに査定額を比較できます。同じ物件でも不動産会社によって提示する査定額は異なるため、相場を正しく知るには複数社から査定を受けなければなりません。
通常の査定なら1社ごとに連絡を取って、複数社から出た結果を比較するのに時間がかかります。一括査定サイトなら素早く査定額の比較ができ、相場価格を効率的に調べられます。

仲介業者を探せる

一括査定サイトは査定を受けるだけではなく、売却の仲介をしてくれる不動産会社を探せます。査定額に納得できたなら、その不動産会社に連絡して仲介を依頼できるため、査定から売却までの流れをスムーズに行える点も大きなメリットです。

査定ツールを利用するデメリット

さまざまなメリットがあって便利な自宅査定ツールですが、一部デメリットもあります。

  • 個人情報が知らない不動産会社に伝わる
  • 営業電話がかかってくる可能性
  • 地域によっては対象外となる

デメリットも正しく把握して、査定ツールを上手に利用しましょう。

個人情報が知らない不動産会社に伝わる

ツールによっては登録した個人情報が、自身の知らないところで不動産会社に伝わることがあります。個人情報の漏洩が心配な場合は、利用するツールが高性能なセキュリティシステムを導入しているか、個人情報保護方針などが正しく定められているかを確認しておきましょう。

営業電話がかかってくる可能性

個人情報が不動産会社に伝わるツールの場合は、自宅の売却を呼びかける営業電話がかかってくる可能性があります。不動産会社によってはしつこく営業をかけてくることもあるため、この点はデメリットです。
連絡のあった不動産会社を利用する予定がないなら、きっぱりと断ることが大切です。また、連絡方法を電話以外に設定しておくと、営業の電話はかかってこないため、査定結果をメールや郵送で通知してもらうことも検討しましょう。

地域によっては対象外となる

査定ツールごとに対応可能なエリアは異なり、地域によっては査定を受けられないこともあります。全国対応のツールでも、一部の地域は対応していないこともあります。
基本的には都心部には対応していることが多く、地方部は非対応の可能性があると考えましょう。査定ツールを利用する場合は、査定を受けたい自宅のあるエリアに対応しているかをチェックしておく必要があります。

自宅査定をする前に準備しておきたいこと

売却目的で査定を受ける場合は、事前に準備しておきたいことがあります。

  • 必要な書類の準備
  • 住宅ローンの残債を確認

準備を進めておくことで、査定から売却までの流れをスムーズに行えます。

必要な書類の準備

自宅の正確な価値を知るには、さまざまな書類が必要です。

  • 購入時の売買契約書
  • 重要事項証明書
  • 登記事項証明書
  • マンションの使用細則・管理規約

査定の精度を上げるためにも、これらの書類は用意しておきましょう。また、購入時の不動産のパンフレットもあると査定に役立ち、査定額が上がることもあります。

住宅ローンの残債を確認

売却を考えているなら、査定する時点で住宅ローンの残債がいくらあるのかを確認しておきましょう。ローン残債がある場合は、査定額を参考にして売却で完済できるかをチェックしておく必要があります。
ローン残債があっても、売却価格や自己資金の充当で完済できるなら、問題なく売却できます。しかし、残債があまりにも多く、売却しても多額のローンが残る場合は売却ができないこともあるため注意が必要です。

自宅査定するときの注意点

自宅の査定をする際には、注意すべきポイントがいくつかあります。注意点を把握できていないと、売却で失敗する可能性があります。自宅の売却で失敗しないためにも、どのような点に注意して査定を受けるとよいのかを知っておきましょう。

査定額が売却額ではない

査定ツールで表示される査定額は、自宅の売却額とイコールではありません。査定額は3ヶ月程度で売却できる金額の目安であり、絶対的な指標ではないことは理解しておきましょう。
実際の売却額は、買主との交渉によって決まります。そのため、買主の値引き交渉次第では、査定額よりも低い金額で売ることもあります。もちろん、買主の合意を得られるなら、査定額以上での売却も可能です。
査定額は売却額の大まかな目安と考え、必ずしもその金額の通りに売れるとは限らないことは理解しておきましょう。

査定額で不動産会社を選ばない

高い査定額を提示するからといって、その不動産会社に売却を依頼することが一番よいとは限りません。同じ物件でも不動産会社によって査定額は変わり、業者によっては自社で売却してもらうために、相場からかけ離れた高額な査定額を提示することもあります。
査定額が高くても、実際に売却できる金額は買主との交渉次第で決まります。そのため、高額な査定額を信じて売却に臨むと、実際の売却額が査定額を大きく下回り、資金計画に問題が生じてしまうこともあるため注意しましょう。
不動産会社を選ぶ際には、査定額の高さだけではなく、適切な相場価格が提示されているか、査定額の内訳に明確な根拠があるかなどを確認しておくことが大切です。

自宅査定ツールのメリットデメリットを知って査定してみよう

自宅査定ツールは素早く査定額を算出できるため便利ですが、メリットとデメリットの両方があります。両方を把握した上で利用することが大切であり、必ずしも自身の利益になるとは限らないことは理解しておかなければなりません。
上手に活用することで、査定から自宅の売却までをスムーズに行えるため、査定ツールは非常に有効です。注意点を理解し、正しく査定ツールを活用して、自宅の価値算出や売却に役立てましょう。

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