戸建て売却期間はどのくらいが平均?早く売るためのコツがある

戸建ての住宅を売却するには、ある程度の時間がかかります。売却期間は余裕を持って長めに見積もっておくことがおすすめであり、期間が短いと売却に失敗しやすいです。
また、売却には時間がかかるものの、工夫次第で期間を短縮することもできます。戸建ての売却にかかる期間やスムーズに売るためのポイントを知り、好条件で家を売りましょう。

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戸建て売却にかかる期間

実際に戸建ての売却にどれくらいの期間がかかるかは、家の状態などの条件や売り出し価格、エリアなどの需要によって異なります。さまざまな要因によって売却までの期間は変動しますが、早くても3ヶ月程度、長いと1年以上かかることもあります。
そのため、最低でも3ヶ月程度の期間は考えておき、時間に余裕を持って売却活動に臨むことが大切です。最短3ヶ月、平均半年程度の目安で考えておくと、想定する期間内の売却を実現させやすくなります。

戸建て売却の流れ

戸建て住宅の売却を成功させるには、売却の流れを把握しておく必要があります。

  1. 事前準備を行う
  2. 不動産査定を依頼する
  3. 販売活動を行う
  4. 売買契約の締結
  5. 残金の決済と引き渡し

戸建てに限らず、不動産の売却は大きく上記5つのステップで行います。

事前準備を行う

家を売るためには事前準備が必要であり、やっておくべき主な準備としては次のものがあげられます。

  • 家の売却相場価格を調べておく
  • 売却に必要な書類を揃える

売却予定の戸建て住宅が、どれくらいの価格で売れるのか、相場は自分で調べておくことが大切です。相場価格は売却予定の物件周辺で売り出されている家の値段を参考にしたり、レインズマーケットインフォメーションなどのサイトで過去の取引事例をチェックしたりするとよいでしょう。
家を売却する際には、身分証明書や実印、印鑑登録証明書や家の権利証などが必要です。スムーズに売却を行うためにも、これらの書類は揃えておきましょう。

不動産査定を依頼する

不動産会社に仲介を依頼して売却するなら、媒介契約を結ぶ前に査定を受けます。査定を受けて売却の大まかな条件を確認し、納得できた不動産会社と媒介契約を結びましょう。査定にはネット上で行う机上査定と、不動産会社の担当者が家に来て詳細な状態を確認する訪問査定の2つがあります。
最初に机上査定で複数社から査定を受け、そこから訪問査定を受ける業者を絞り込むという方法が一般的です。訪問査定は査定結果が提示されるまでに数日から1週間程度かかることも多く、査定の立ち会いにも時間がかかります。
そのため、机上査定である程度の候補を絞り込んでから訪問査定を受けたほうが、より効率的に売却活動を進められます。

販売活動を行う

不動産会社と媒介契約を結ぶと、販売活動が開始となります。販売活動を始めるにあたっては、いつまでに売却したいか、いくらくらいで売りたいかなどを不動産会社の担当者と相談しておきましょう。売却の条件を相談した上で売り出し価格を決め、本格的に販売活動がスタートします。
不動産会社が行う販売活動としては、不動産ポータルサイトへの物件情報の公開や、広告の作成などがあげられます。情報が公開され、内覧希望者が現れたなら、その対応も行いましょう。内覧対応は不動産会社に一任することもできますが、家の魅力をアピールするには売主も立ち会うことがおすすめです。

売買契約の締結

内覧を行い、購入希望者が家を気に入ったなら各種条件の交渉をして売買契約を締結します。売却価格や引き渡しの日時、契約破棄となった場合の対応など、必要事項はすべて契約書に記載しておきましょう。
また、引き渡しと決済は同時に行いますが、売買契約締結時点で、売却価格の一部を手付金として受け取ることがあります。
この手付金についての取り決めも話し合っておき、契約書に記載します。契約から引き渡しまでの期間は双方の事情にもよりますが、契約から1ヶ月後に引き渡しとなることが多いです。

残金の決済と引き渡し

買主のローンの本審査が通ったなら、契約書に定めた日時で手付金を除いた売却価格の決済と引き渡しを行います。特別な定めがない場合は、決済と引き渡しは同日になります。
もし契約書で定めている場合は、先に決済を受け、後日引き渡しとすることも可能です。引き渡しまでには家を片付けておき、家財道具はすべて処分するか、新居に移しておきましょう。残置物についての定めがある場合は、エアコンなどの設備を残したままでも構わないケースもあります。

売却期間を左右する要素

どれくらいの期間で売却できるかは、さまざまな要因によって変動します。

  • 売却するタイミング
  • 売り出し価格
  • 販売活動不足
  • 競合物件の存在
  • 住宅ローンの残債がある

売却期間に影響を及ぼす要因を知り、どのような理由で素早く売却できるのか、また売れづらくなるのかを把握しておきましょう。

売却するタイミング

不動産需要は時期によって変動し、需要が高まる時期に売り出すほうが売却はしやすいです。需要が高まるのは1~3月ごろであり、これは新生活のための新居購入を検討する人が多いからです。
次に需要が高まるのは7~9月ごろであり、10月や11月に異動が多く、そのための新居を準備する人が増えることが理由といえます。生活スタイルが変動しやすい時期は需要が高まりやすく、その他のシーズンよりも売却が成功しやすいです。

売り出し価格

戸建ての家をいくらで売り出すかは売主が自由に設定できますが、この金額も売却期間を左右する重要なポイントです。売り出し価格が相場よりも高すぎると、なかなか買主が見つからず、売却期間が長くなってしまいます。
相場よりも安値で売り出すと、すぐに買主が見つかりやすいですが、本来の価値よりも低い金額で手放すことになるため、損をしやすいです。高すぎると売れ残り、安すぎると売り損になってしまうため、相場価格とのバランスを考えて、売り出し価格は設定しなければなりません。
不動産会社に提示された査定額が高額だからといって、必ずしもその金額で売れる保証はないことは理解しておきましょう。査定額はあくまでも目安の金額であるため、実際にいくらで売れるかは相場価格を参考にして判断する必要があります。

販売活動不足

不動産会社に仲介を依頼して戸建てを売る場合は、担当者の販売活動次第で売却期間は左右されます。積極的に販売活動を行っているならスムーズに売りやすいですが、活動が不足していると、条件のよい家でもなかなか売れないことがあります。
販売活動に力を入れてもらえるかどうかは、不動産会社と契約している媒介契約の種類によって左右されることが多いです。

項目一般媒介契約専任媒介契約専属専任媒介契約
複数の不動産会社に依頼し契約できるかできる(明示型の場合、複数の不動産会社に依頼した場合は通知義務がある)できないできない
自分で買い手を見つけて契約できるかできるできるできない
販売状況の不動産会社から依頼主への報告義務とその頻度報告義務はない(任意で報告を求めることは可能)2週間に1回以上1週間に1回以上
レインズへの登録義務登録義務はない(任意で登録は可能)媒介契約から7日以内媒介契約から5日以内
契約期間法律上での決まりはないが、行政指導は3ヶ月以内3ヶ月以内3ヶ月以内

不動産会社が販売活動に力を入れやすくなるのは、専任媒介契約や専属専任媒介契約です。一般媒介契約には販売活動状況についての報告義務がなかったり、不動産ポータルサイトのレインズへの登録義務がなかったりします。
そのため、活動状況の報告義務があり、レインズへの登録も義務化されている専属・専任媒介契約のほうが、不動産会社が積極的に販売活動を行いやすく、スムーズな売却が実現しやすいです。

競合物件の存在

売却予定の戸建て住宅のあるエリアで、競合物件があるかどうかも売却期間に影響します。競合物件があると競争率が高くなり、売却期間が長くなってしまうことも多いです。
また、競合物件のほうが間取りや駅からのアクセス、設備のグレードや売り出し価格などの条件がよいと、そちらのほうが先に売れる可能性が高いです。競合物件よりも好条件を提示できるなら、自分の家のほうが先に売れやすくなります。
競合があるということは、そのエリアでの需要がある程度見込める状態といえるため、売り出しの条件設定次第では、スムーズに売れることもあるでしょう。

住宅ローンの残債がある

住宅ローンの残債がある状態だと、不動産を売却することはできません。家を売るにはローンを完済し、抵当権を抹消する必要があります。ただし、ローン残債があっても、売却価格によってローンを完済できる、あるいは貯金などの自己資金によって完済できる場合は、金融機関から売却の許可が下りることもあります。
ローン残債があっても売却自体は可能ですが、資金繰りや抵当権の抹消手続きなどやるべきことが増えるため、売却期間は長くなりやすいです。

戸建て住宅を早く売るコツ

戸建て住宅を素早く売るには、いくつかコツがあります。

  • 査定は必ず複数依頼する
  • 不動産会社選びは慎重に
  • 物件の魅力が伝わるような工夫をする
  • 適正な売り出し価格にする
  • ベストなタイミングで売却に出す
  • 買取も検討する

ポイントを踏まえて売却活動を行うことで、より短い売却期間で戸建てを売ることが可能です。

査定は必ず複数依頼する

仲介依頼をする不動産会社を決めたり、相場価格を調べたりするには、不動産会社による査定を受けます。査定は1社だけで決めず、最低3社を目安に複数社から受けておくことが大切です。
複数社から査定を受けることで、不動産会社ごとの提示条件を比較でき、より適切な相場価格も調べられます。不動産会社によっては自社と契約してもらうために、実際の価値以上の査定額を提示することもあります。
査定額が売却相場価格から離れていると、実際に売れる金額が安くなって資金計画が狂いやすいだけではなく、売却活動が思い通りに進められないことも多いです。
妥当な売却価格を知り、信頼できる不動産会社を見つけるには、一括査定サイトの利用がおすすめです。すまいステップなら、物件情報を一度登録するだけで、複数社から簡単に査定を受けられます。効率的に査定を受けて各社の条件を比較するためにも、一括査定サイトを活用しましょう。

不動産会社選びは慎重に

スムーズに売却できるかどうかは、仲介を依頼する不動産会社によっても変わります。そのため、不動産会社選びは慎重に行う必要があり、提示された査定額だけではなく、売却実績の高さや担当者との相性も確認しておきましょう。
査定額について明確な根拠を持っている、質問にもスムーズに回答してくれるなど、細かい点からも不動産会社の信頼度は判断できます。また、定期的に販売活動の報告をしてもらうためにも、専任媒介契約か専属専任媒介契約を選ぶことがおすすめです。

物件の魅力が伝わるような工夫をする

素早く家を売るには、物件の魅力が伝えられるよう工夫をすることが大切です。

  • 部屋をきれいにする
  • アピールポイントをまとめておく
  • たばこやペットの臭いを消臭しておく
  • 物件広告の写真を増やす
  • 掲載する不動産ポータルサイトの数を増やす

内覧での印象をよくするためには、部屋をきれいにしておくことが大切です。物を片付けて広く見せるだけではなく、汚れが目につきやすい外観や玄関周り、水回りは念入りに掃除しておきましょう。
内覧時に家の魅力を伝えることも大切であり、購入希望者からの質問にスムーズに答えられるよう、アピールポイントをまとめておくことも必要です。内覧時には見た目だけではなく、臭いが気になることもあるため、喫煙者がいたり、ペットを飼っていたりするなら、臭いの対策をしておくことも大切です。
内覧希望者をスムーズに見つけるためには、広告時点で家の魅力をアピールしなければなりません。不動産会社が作成した広告を確認し、写真の差し替えや内装写真の追加などを依頼してみることもおすすめです。
また、不動産会社に依頼すると、物件情報を掲載する不動産ポータルサイトの数を増やしてもらえることもあります。より多くの人に物件広告が公開されているほうが、内覧希望者も現れやすく、スムーズな売却も実現しやすくなります。

適正な売り出し価格にする

売り出し価格を適正に設定することも大切であり、自分の利益ばかりを追求して高値で売り出すと、買主はなかなか見つかりません。売り出し価格が相場からかけ離れて高いと、買主は購入を躊躇してしまいます。
売り出し価格は相場を参考にし、不動産会社からアドバイスをもらって決めましょう。自身の売却希望価格とそのエリアの相場価格を考慮して売り出し価格を設定することで、スムーズかつ納得できる条件で売りやすくなります。

ベストなタイミングで売却に出す

売り出しのタイミングも重要であり、競合物件が少ない時期に売り出したり、需要が高まる時期を狙って売り出すこともおすすめです。同一エリアで競合物件が多いと、他の物件が先に売れる可能性が出てしまい、売却期間が長くなることもあります。
また、需要が少ない時期ではどれだけ条件がよくても売却が難しいこともあり、いつまでも売れ残ってしまうことも多いです。需要が高まる1~3月を狙って売り出すことで、よりスムーズに売却しやすくなります。

買取も検討する

売却価格よりも売却スピードを重視したいなら、不動産会社による買取も検討してみましょう。買取は不動産会社が取引相手となるため、仲介のように内覧対応や購入希望者との条件交渉などの時間を削減できます。
査定を受け、内容に納得できるなら売買契約を結んで引き渡しとなるため、早いと1週間程度で売却できることもあります。ただし、買取の場合は仲介で売るよりも売却価格は安くなる傾向にあります。
仲介での売却相場の7~9割程度に買取価格は下がることが多いため、売却価格の高さを求めず、どうしても早く売りたい人は買取がおすすめです。

戸建ては半年程度が平均的な売却期間長引くようなら戦略を考えよう

戸建ての売却期間は条件によって異なりますが、平均を考えると半年程度です。そのため、売却期間に余裕を持つことはもちろん、素早く売るためには売却方法を工夫することも大切です。
平均的な期間での売却が難しい場合は、戦略を考えて対処する必要があります。なぜ売却期間が長引いてしまうのか、要因を把握して対処し、スムーズに戸建て住宅を売りましょう。

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