一戸建てが売れないことには理由がある!家の特徴と対処法8つを解説

一戸建ての家を売り出しても、なかなか売れないこともあります。一戸建てが売れないことには理由があるため、原因を探り対処することが大切です。
対策次第で売れない家でも売却は可能であり、売ること自体を諦める必要はありません。売れない家を売るにはどのような工夫が必要なのかを知り、スムーズに一戸建てを売却しましょう。

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一戸建ての平均売却期間

そもそも一戸建ては売り出したからといってすぐに売却できるわけではなく、売り出しから売買契約の締結までにはある程度の期間がかかります。3ヶ月未満で売れるという人も多いですが、一方で半年から1年以上売れないという人もいます。
そのため、平均で考えるなら、一戸建ての売却期間は半年程度が相場であり、素早く売れるケースはまれであると考えましょう。不動産売却は3ヶ月から半年程度の期間がかかることが多く、長いと1年以上売れないこともあります。
数週間から1ヶ月程度で簡単に売れるものではないため、ある程度は時間のかかるものと考え、期間には余裕を持って売却活動に臨むことが大切です。

一戸建てが売れない理由4つ

平均的な期間で一戸建ての家が売れない場合は、なぜ売れないのか理由を考えることが大切です。一戸建てが売れない理由としては、次の4つが考えられます。

  • エリア内での需要がない
  • 価格が高い
  • 売却活動に問題がある
  • 一戸建ての印象がよくない

どれか1つに当てはまる場合はもちろん、複数に該当するとより買主が見つかりづらいため注意が必要です。

エリア内での需要がない

売却を予定しているエリアで一戸建ての需要がないと、家は売れません。不動産取引は需要と供給の関係で成立しており、どれだけ一戸建ての条件がよくても、買いたい人がいなければ売却には結びつかないと考えましょう。
エリア内での需要にはさまざまな要因が関係しており、例えば一戸建ての家を購入して住みたいエリアではなかったり、単純に立地が悪かったりして需要が生まれないケースもあります。
需要の高いエリアなら、家の状態や立地などの条件が多少悪いとしても、スムーズに家が売れるケースもあります。

価格が高い

売り出し価格が相場以上に高いと、売れ残る原因になります。エリア内での相場よりも売り出し価格が高いだけではなく、同一エリアで競合の物件があった場合はより安いほうに購入希望者の興味は向きやすいです。
特に間取りや駅からのアクセス、設備のグレードなどがほとんど同じであるなら、購入希望者はより安くてお得なほうを購入するため、売り出し価格が高い家が売れ残っていきます。
もちろん、高値に設定していても売れるケースはありますが、立地や間取りなどの各種条件が、金額に見合ったものでなければ、売れ残りやすいことは覚えておきましょう。

売却活動に問題がある

不動産会社に仲介を依頼して一戸建てを売る場合は、不動産会社の売却活動に問題があり、家が売れないケースもあります。売却活動が積極的に行われていない場合や、公開している物件広告に不備や問題があると、魅力的な家でも売れない可能性があります。
また、売却活動状況について不動産会社から報告を受けていない場合は注意が必要であり、活動そのものが行われていない可能性もゼロではありません。不動産会社とは積極的にコミュニケーションを取り、問題なく売却活動が行われているかを確認しておくことが大切です。

一戸建ての印象がよくない

そもそも一戸建ての印象がよくないために、なかなか売れないこともあります。部屋が散らかっていたり、清掃ができておらず、汚れていたりすると、内覧には人が来ても売買契約には至らないケースが多いです。
また、家の設備が古い、故障箇所が多いなどの不具合も、売れ残りの原因となります。他には公開している物件広告の写真が魅力的ではなく、外観や内装が古く見えるなども売れない理由になりやすいです。

売れない理由の探り方

売却活動を続けても一戸建てが売れない場合は、なぜ売れないのか理由を探る必要があります。

  • 周辺にライバル物件の売り出しがない
  • ライバル物件よりも好条件なのに売れない
  • 内覧の申し込みがない
  • 内覧後に購入希望者から断りの連絡がある

周辺にライバル物件の売り出しがないケースでは、そもそもそのエリアに需要がないことが考えられます。一戸建ては競合がいないほうが売りやすいものの、需要自体がなければ売却は難しいです。
ライバル物件よりも条件がよく、需要もあるエリアで売れない場合は、売り出し方で失敗している可能性があります。売り出し方次第で家の魅力が正確に伝わるかは変わり、購入希望者の興味を引けていない、あるいは売り出し価格が高すぎるなどの理由が考えられます。
売却活動をしているはずなのに内覧の申し込みがないケースでは、不動産会社に問題がある可能性が高いです。不動産会社が積極的に売却活動をしていないために、購入希望者に情報が届いておらず、内覧希望者が出てこない可能性があります。
内覧は行っているものの、その後購入希望者から断りの連絡が続くなら、内覧の対応での失敗が売れない理由です。事前準備をせずに内覧に臨むと、家に興味を持つ人がいても契約まで至らないケースは多いです。

一戸建てが売れないときの売るための対処法

一戸建てが売れない場合は売却を諦めるのではなく、売るための方法を考えましょう。

  • 広告を見直す
  • 媒介契約を見直す
  • ハウスクリーニングや修繕を行う
  • 内覧の対応を見直しする
  • ホームステージングをする
  • 売り出し価格の見直し
  • 不動産会社を変える
  • 不動産会社に買取をしてもらう

対処法を考えて実行することで、売れない一戸建てでもスムーズに売却しやすくなります。

広告を見直す

一戸建てが売れないなら、公開している広告を見直し、修正することが大切です。物件を魅力的に見せる情報が十分に掲載されていないと、スムーズに家が売れない場合があります。
掲載されている写真が魅力的か、外観や内装がよくわかる写真が使用されているかはチェックしましょう。特に内装は購入希望者の興味を引くポイントであるため、掲載する写真の枚数を増やして、より家の状態がよくわかるようにしておくことがおすすめです。
また、文字情報も確認が必要であり、住所などの基本情報だけではなく、近隣にはどのような施設があるか、学校の校区がどこになるのかなども記しておきましょう。
一戸建てはファミリー層が住むことが多いため、家族世帯に向けたお得な情報を記しておくことで、家は売れやすくなります。

媒介契約を見直す

仲介による売却を行う場合は、売買契約の見直しを図ることも大切です。不動産会社と締結する媒介契約には3つの種類があり、それぞれで特徴が異なります。

項目一般媒介契約専任媒介契約専属専任媒介契約
複数の不動産会社に依頼し契約できるかできる(明示型の場合、複数の不動産会社に依頼した場合は通知義務がある)できないできない
自分で買い手を見つけて契約できるかできるできるできない
販売状況の不動産会社から依頼主への報告義務とその頻度報告義務はない(任意で報告を求めることは可能)2週間に1回以上1週間に1回以上
レインズへの登録義務登録義務はない(任意で登録は可能)媒介契約から7日以内媒介契約から5日以内
契約期間法律上での決まりはないが、行政指導は3ヶ月以内3ヶ月以内3ヶ月以内

不動産会社がより積極的に売却活動を行ってくれるのは、専任媒介契約や専属専任媒介契約です。一般媒介契約は複数の不動産会社と契約できますが、1社ごとの売却活動が積極的に行われず、不動産の情報が広く公開されないことがあります。
また、売却活動についての報告義務もないため、実際にどのような活動を行っているかがわからず、積極的な売り出しがされていないことで売れないケースもあります。
専任媒介契約や専属専任媒介契約なら、売却活動状況の報告は義務化されており、かつ不動産情報サイトのレインズへの登録も確実に行ってもらえるため、不動産情報を広く公開しやすいです。
複数の不動産会社と媒介契約を結べない、個人で買主を探せないなどの制限はありますが、専任契約のほうが不動産会社が売却活動に力を入れやすくなるためおすすめです。

ハウスクリーニングや修繕を行う

家を魅力的に見せるには、念入りに清掃をしたり、故障箇所を修繕したりすることが大切です。室内だけではなく、庭や外観などの清掃も必要であり、第一印象が悪くならないように清潔感を保っておきましょう。
部屋は物を片付け広く見せることで、購入希望者に好印象を与えやすくなります。水回りや玄関部分は特に汚れが目につきやすいため、念入りに清掃しておきましょう。
もし自身で清掃が難しい場合は、ハウスクリーニングの業者に清掃を依頼することもおすすめです。業者に清掃を頼むことで、頑固な汚れも落とすことができ、たばこやペットなどの臭いも消臭してもらえます。

内覧の対応を見直しする

内覧後に購入希望者から断りの連絡が多いなら、内覧対応を見直しましょう。内覧希望者からの印象が悪くならないように、明るく接することはもちろん、快適な温度に室温を調整することも大切です。
また、一戸建てのアピールポイントを聞かれた際にスムーズに答えられるよう、ポイントをまとめておくこともおすすめです。住んでいるからこそわかる利便性の高さや動線のよさなどは、正確に伝えることで購入意欲を高めやすくなります。
内覧はただ家を見てもらうだけではなく、売主からのアピールも重要となるため、お得な情報や魅力的なポイントをまとめておき、スムーズな受け答えができるよう準備しておくことが大切です。

ホームステージングをする

すでに住み替えが完了している空き家を売る場合は、ホームステージングのサービスを利用し、家を魅力的に演出することもおすすめです。ホームステージングを行うことで、モデルハウスのような生活空間を演出でき、魅力をアピールしやすくなります。
日本ホームステージング協会の発表では、ホームステージングをした場合はしない場合に比べて売却期間が3分の1に短縮されたとされています。演出のための費用や手間はかかるものの、素早く売りたい場合には、ホームステージングはおすすめの方法です。

売り出し価格の見直し

売り出し価格が相場よりも高すぎると、買主が見つからない可能性があります。そのため、適正相場を調べ、売り出し価格を見直すことも重要です。適切な相場価格を調べるには、複数の不動産会社に査定を依頼し、結果を比較することがおすすめです。
各社が提示する査定額を比較し、平均を見ることである程度の相場価格は判断できます。不動産会社によっては自社で売ってもらうために相場以上の査定額を出すこともあるため、なぜその金額になったのか、査定の根拠は確認しておきましょう。
複数社から査定を受けるなら、一括査定サイトの利用が便利です。すまいステップは一度に複数社からまとめて査定を受けられるため、効率的に相場価格を調べられます。

不動産会社を変える

不動産会社との相性が悪く、売却活動がスムーズに進められていないなら、利用する不動産会社の変更を考えましょう。専属や専任媒介契約をしている場合は、契約終了のタイミングで他社に切り替えるとスムーズです。
契約期間内に他社への切り替えを行うと、ペナルティが発生する可能性があるため注意しなければなりません。ただし、不動産会社による過失が理由で期間内に解約する場合は、ペナルティなしで他社に変更できます。
利用する不動産会社は複数社で査定額を比較し、より納得できる条件を提示する業者を選ぶことが大切です。一括査定サイトなら、複数社から効率的に査定を受けることができ、査定結果も比較しやすいです。
すまいステップはネットで物件情報を登録すると、簡単に複数社から査定を受けられます。信頼できる不動産会社を見つけるためにも、査定結果の比較は最低3社以上を目安に行いましょう。

不動産会社に買取をしてもらう

売却予定の一戸建てがあるエリアで需要がなかったり、家の状態が悪くて買主が見つからなかったりする場合は、不動産会社による買取を検討しましょう。仲介では売却が難しい家でも、買取ならスムーズに売れるケースも多いです。
買取は不動産会社が再販する利益を差し引いて売却価格が決定するため、仲介で売るよりも安くなりやすいです。仲介による売却相場の7~9割程度の売却価格になることが多いですが、売れない家を現金化できる点は買取の魅力といえます。
また、仲介による売却では、3ヶ月から半年程度期間がかかることが一般的ですが、買取は早いと1週間程度で売れることもあります。売却のスムーズさや確実に現金化することを求めるなら、買取サービスを利用してみましょう。

売れないときにとるNGな対処法

家が売れないなら理由を探って対処することが大切ですが、NGな対処法もあります。

  • リフォームをする
  • 一戸建てを取り壊す

これらの対処法がなぜNGなのかを知り、一戸建てのスムーズな売却に役立てましょう。

リフォームをする

家の状態が悪いからといって、売却前のリフォームは不要です。リフォームをしたからといって、その費用分を利益に上乗せできるわけではなく、仮にコスト分を売り出し価格に反映すると、高すぎて売れなくなる可能性があります。
また、リフォームをした物件が売れたとしても、かかった費用が利益から差し引かれ、最終的に手元に残るお金が少なくなりやすいです。リノベーションも同様であり、売却前の大幅な自宅改修は避けたほうがよいでしょう。
リフォームやリノベーションをすることで生活空間はよくなりますが、買主の好みに合わなくなる可能性もあります。特に大幅な変更を加えると売主の個人的な好みが大きく反映され、これが売れない原因につながることもあるため注意が必要です。

一戸建てを取り壊す

建物に価値がない場合でも、取り壊して更地にして売るのは損失が大きくなりやすいです。更地にするには解体費用が必要であり、コストだけで100万円以上かかることもあります。
売却までの費用が増えることで、仮に売れても利益は少なくなります。また、更地になると土地の固定資産税は上がり、建物があった場合よりも所有者の負担が増えることも多いです。
建物がある土地は住宅用地の特例が適用され、土地部分の固定資産税が200平方メートルまでは6分の1に、それ以上の部分は3分の1に減額されています。固定資産税の増加は購入者にとっての負担になりやすく、ランニングコストの高さから購入を敬遠されることもあります。
土地利用のみを考えている購入者なら、建物付きで購入してから自身で取り壊すことがほとんどです。そのため、事前に建物を取り壊す必要はなく、更地にするよりも古家付きの土地として売り出したほうが、売却はしやすくなります。

売れない一戸建ての特徴

一戸建てのスムーズな売却を目指すには、そもそもどのような特徴を持つ家が売れないのかを知っておくことも大切です。

  • 築年数が古い
  • 立地が悪い
  • 個性的な家

売れない特徴を持つ家は売却が難しくなるため、より売り方を工夫する必要があります。

築年数が古い

築年数が古い家は資産価値が減少していることや、耐久性の低さから売れにくいです。特に1981年の6月以前に建築された家は、旧耐震基準が適用されているため、新耐震基準の家よりも耐久性は低いです。
地震や災害などによる倒壊や損壊のリスクが高いと、購入希望者からは敬遠されやすくなります。旧耐震基準の家でも、耐震工事を行って新耐震基準を満たしているなら、耐久性の高さを証明して売れやすくなります。
耐震工事をしたなら証明書を提示し、耐久性が高く災害リスクも低いことを購入希望者に伝えると、購入意欲を高めやすいです。

立地が悪い

家の状態がよくても、立地が悪いと売れない可能性が高まります。

  • 前面道路・私道が狭い
  • 崖地に近い
  • 災害危険区域にある
  • 公共交通機関から遠くアクセスが悪い
  • 周辺に生活必要施設が少ない
  • 人口が減少している

家に面した道路が狭かったり、崖地に近いなどの立地だったりすると、家は売りづらいです。また、災害リスクの高いエリアやアクセスが不便な場所も、売れない理由の1つです。生活環境は重要なポイントであり、スーパーや病院、学校などの施設が周辺に少ないと、家は売りづらくなります。
また、エリア全体で人口が減少していると、過疎化の進行により将来的に周辺施設が減少する可能性があります。今は便利でも将来不便になる可能性のある立地だと、なかなか売れない場合があることは覚えておきましょう。

個性的な家

外観や内装、間取りや搭載されている設備などが個性的すぎると、需要が少なくなるため、売りづらくなります。特に前の所有者の好みが大きく反映されている家は、買主を限定しやすくなり、購入希望者が現れづらくなりやすいです。
家の見た目や間取り、設備などは万人受けするものが人気であり、住む人を選ぶ家だと需要が少なくなりやすいことは覚えておきましょう。

売れない一戸建てを早く売りたいなら売るための工夫が必要

一戸建てが売れないことにはさまざまな理由がありますが、原因を解明して対処することで、スムーズに売却できることもあります。家が売れないと感じたなら素早く対処することが大切であり、売るための細かな工夫が必要です。
家が売れないならなぜ売れないのか、なにが問題なのかを考えることが大切です。売れない原因に合わせた対処法を考え、工夫して売却活動に臨んでスムーズに家を売りましょう。

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