建築家・設計事務所/建築家住宅の実例

典型的な旗竿敷地で豊かに暮らす[荏原の家](4ページ目)

東京の18坪弱の旗竿敷地に4人家族が住む3階建ての小さな家が建ちました。そこには、狭さを感じさせないアイデアに満ちた豊かな空間がありました。

執筆者:川畑 博哉

跳ね上がるリビングの天井


写真をクリックすると次の写真に進みます
LDK
1. リビングからダイニングを見返す。ハイサイドライトから明るい光が入り込む。
2. コンパクトにまとめられたキッチンには小さな窓が設けられている。
3. 螺旋階段の東側の大きな窓とペントハウスからの光が、北側の壁を明るく照らす。


細い手摺の螺旋階段を3階まで上がると、ナラ材のフローリングの白壁のワンルームになっています。このLDKの広さは約13畳。高さ2m25cmのフラットな天井が、部屋のはぼ真ん中で3m70cmまで真っすぐに跳ね上がり、そこから正面の窓に向かって緩やかに傾いています。跳ね上がった天井に設けられた細長いハイサイドライトからは、外の光が室内に入り込んできます。

◆建築データと建築家プロフィール


  • 前のページへ
  • 1
  • 3
  • 4
  • 5
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます