ベージニオ錠50mg

日本イーライリリー株式会社

ベージニオ錠50mg
剤形
薄い帯赤黄色の錠剤、長径9.5mm、短径5.2mm、厚さ3.7mm
シート記載
ベージニオ、50mg、Verzenio、LILLY、4483

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

作用と効果について

  • サイクリン依存性キナーゼ4および6(CDK4/6)を阻害することにより、細胞周期の進行を停止させ、腫瘍の増殖を抑えます。
    通常、ホルモン受容体陽性かつHER2陰性の手術不能または再発乳癌の治療に用いられます。

使用上の注意

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。肝機能障害がある。
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量について

  • 内分泌療法剤との併用において、通常、成人は1回3錠(主成分として150mg)を1日2回服用します。なお、状態により適宜減量されることがあります。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は、その回は飲まずにとばして、次の決められた時間に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

  • この薬により肝機能障害、骨髄抑制があらわれることがあるため、定期的に肝機能検査、血液検査が行われます。医師の指示に従って検査を受けてください。
  • グレープフルーツやグレープフルーツジュースは、この薬の副作用が出やすくなる可能性があるので、飲食を避けてください。
  • 妊娠する可能性のある方は、この薬を使用している間および使用を終了してから一定期間は、適切な避妊を行ってください。

副作用について

    • 主な副作用として、下痢、吐き気、嘔吐、感染症、疲労、貧血などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    • まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
      このような場合には、すぐに医師の診療を受けてください。
      • 全身倦怠感、食欲不振、吐き気
      • [肝機能障害]
      • 泥状または水様の便、吐き気、激しい腹痛
      • [重度の下痢]
      • 貧血、発熱、出血傾向、全身倦怠感
      • [骨髄抑制]
      • 息切れ、息苦しい、から咳、発熱
      • [間質性肺疾患]
    • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法・その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。廃棄については受け取った薬局や医療機関に相談してください。