カルベジロール錠1.25mg「TCK」

辰巳化学株式会社

カルベジロール錠1.25mg「TCK」
剤形
黄色の錠剤、長径10.2mm、短径5.1mm、厚さ3.2mm
シート記載
カルベジロール1.25mg「TCK」、TU CR-1.25、1.25mg、CARVEDILOL 1.25mg 「TCK」

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

作用と効果について

  • β受容体遮断作用に加えてα1受容体遮断作用による血管拡張作用を示し、血管抵抗を維持、減少させて心臓のポンプ機能を改善し、体に必要な血液を十分に送り、心機能を改善します。
    通常、慢性心不全(虚血性心疾患または拡張型心筋症に基づく)の治療に用いられます。

使用上の注意

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。気管支喘息、気管支痙攣、糖尿病性ケトアシドーシス、代謝性アシドーシス、不整脈、心原性ショック、非代償性の心不全、肺高血圧による右心不全、未治療の褐色細胞腫、絶食状態、栄養不良、肝機能障害、腎機能障害、末梢循環障害、血圧が低い。
  • 妊娠、妊娠している可能性がある、授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量について

  • 通常、成人は1回1錠(主成分として1.25mg)を1日2回食後の服用から開始します。1回1錠(1.25mg)、1日2回の服用に忍容性がある(何事もなく飲み続けられる)場合には、1週間以上の間隔で忍容性をみながら段階的に増量され、忍容性がない場合は減量されます。用量の増減は必ず段階的に行われ、1回服用量は1錠(1.25mg)、2錠(2.5mg)、4錠(5mg)、または8錠(10mg)のいずれかです。いずれの用量でも1日2回食後に服用します。通常、維持量として1回2~8錠(2.5~10mg)を1日2回食後に服用します。なお、年齢・症状により服用開始用量はさらに低用量になる場合もあります。また、患者の本剤に対する反応性により、維持量は適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は気がついたときにできるだけ早く飲んでください。ただし、次の服用時間が近いときは忘れた分を飲まないで、次の服用時間に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

  • めまい・ふらつきが起こることがありますので、車の運転など危険を伴う機械の操作はさけてください。

副作用について

    • 主な副作用として、めまい、動悸、徐脈、血圧低下、糖尿病悪化、倦怠感、発疹などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    • まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
      このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
      • 息切れ、めまい、失神
      • [高度な徐脈、ショック、完全房室ブロック、心不全、心停止]
      • 全身倦怠感、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる
      • [肝機能障害、黄疸]
      • 全身倦怠感、尿量減少、手足や顔のむくみ
      • [急性腎不全]
      • 発熱、全身倦怠感、皮膚・眼・口内に発疹ができる・赤くなる
      • [中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群]
      • 呼吸困難、蕁麻疹、目や唇のまわりの腫れ
      • [アナフィラキシー]
    • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法・その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。