ビソプロロールフマル酸塩錠5mg「ZE」

全星薬品工業株式会社

ビソプロロールフマル酸塩錠5mg「ZE」
剤形
白色の錠剤、直径6.5mm、厚さ3.0mm
シート記載
(表)ZE65、ビソプロロールフマル酸塩5mg「ZE」、5mg、ビソプロロール、(裏)ビソプロロールフマル酸塩「ZE」、BISOPROLOL FUMARATE 5mg、5mg

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

作用と効果について

  • 心臓のβ1受容体に作用し、心臓の働きを緩やかにして、血圧を下げ、狭心症の発作を予防し、脈を調えます。また、心拍を遅くし、心臓への過剰な刺激を阻止します。
    通常、本態性高血圧症(軽症~中等症)、狭心症、心室性期外収縮、虚血性心疾患または拡張型心筋症に基づく慢性心不全(アンジオテンシン変換酵素阻害薬またはアンジオテンシンII受容体拮抗薬、利尿薬、ジギタリス製剤などの基礎治療を受けている患者)、および頻脈性心房細動の治療に用いられます。

使用上の注意

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。徐脈、房室ブロック、洞房ブロック、洞不全症候群、糖尿病性ケトアシドーシス、代謝性アシドーシス、心原性ショック、肺高血圧による右心不全、非代償性の心不全、末梢循環障害、未治療の褐色細胞腫
  • 妊娠中、妊娠している可能性がある、授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量について

  • 高血圧症(軽症~中等症)、狭心症、心室性期外収縮:通常、成人は1回1錠(主成分として5mg)を1日1回服用しますが、治療を受ける疾患や年齢・症状により適宜増減されます。必ず指示された服用方法に従ってください。
    慢性心不全:<開始および用量調節期>通常、成人は主成分として1回0.625mgを1日1回服用から開始します。服用を2週間以上続けて忍容性がある(何事もなく飲み続けられる)場合には、1回1.25mgを1日1回に増量されます。その後、忍容性がある場合には、4週間以上の間隔で段階的に増量され、忍容性がない場合には減量されます。用量の増減は必ず段階的に行われ、1回の服用量は0.625mg、1.25mg、2.5mg、3.75mg、または5mgのいずれかを1日1回服用します。なお、本剤は1錠中に主成分5mgを含有しますが、他に0.625mgおよび2.5mgの錠剤があり、これらの錠剤を組み合わせて処方されることもあります。年齢・症状により開始用量は更に低用量で、増量幅は更に小さくなる場合もあります。
    <維持期>通常、維持量としては1回1.25mg~5mgを1日1回服用します。薬の効果により適宜増減されますが、1日1回5mgを超えることはありません。
    いずれの場合も、必ず指示された服用方法に従ってください。
    頻脈性心房細動:通常、成人は主成分として1回2.5mgを1日1回服用から開始しますが、効果が不十分な場合には1回5mgを1日1回に増量されます。年齢・症状により適宜増減されますが、1日1回5mgを超えることはありません。本剤は1錠中に主成分5mgを含有します。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は、気がついた時にできるだけ早く飲んでください。ただし、次に飲む時間が近い場合は、忘れた分は飲まないで1回分を飛ばしてください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

  • めまい、ふらつきが起こることがありますので、特に服用し始めは、車の運転など危険を伴う機械の操作を行う際には十分注意してください。

副作用について

    • 主な副作用として、徐脈、けん怠感、ふらつき、めまい、浮腫、呼吸困難、低血圧、疲労感、頭痛、腹部不快感、頻尿などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    • まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
      このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
      • めまい、息苦しい、むくみ
      • [心不全、完全房室ブロック、高度徐脈、洞不全症候群]
    • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法・その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。