ドンペリドン錠10mg「タイヨー」

武田テバファーマ株式会社

ドンペリドン錠10mg「タイヨー」
剤形
白色の錠剤、直径7.1mm、厚さ3.7mm
シート記載
t)DP、10

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

作用と効果について

  • ドパミンD2受容体遮断剤で、脳内のドパミンの働きを抑えて、消化管運動機能を調整し、脳内の嘔吐中枢を刺激する部分を抑制して吐き気を抑えます。
    通常、成人では慢性胃炎・胃下垂症・胃切除後症候群・薬剤投与、小児では風邪や周期性嘔吐症・上気道感染症(かぜ)・薬剤投与による消化器症状(吐き気、嘔吐、食欲不振など)の治療に用いられます。

使用上の注意

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。消化管出血、機械的イレウス、消化管穿孔、プロラクチン分泌性の下垂体腫瘍
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬を使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、大衆薬も含めて他に使用中の医薬品に注意してください)。

用法・用量について

  • 成人:通常、1回主成分として10mgを1日3回食前に服用しますが、レボドパ製剤を服用している場合は1回5~10mgを1日3回食前に服用します。治療を受ける疾患や年齢・症状により適宜増減されます。
    小児:通常、1日体重あたり主成分として1.0~2.0mg/kgを3回に分けて食前に服用します。治療を受ける疾患や年齢・体重・症状により適宜増減されますが、1日量は30mgを超えません。また6歳以上の1日最高用量は1.0mg/kgが限度とされています。
    本剤は1錠中に主成分10mgを含有します。いずれも、必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は服用せずに、次の通常の服用時間に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

  • 眠気、めまい・ふらつきがあらわれることがあるので、自動車の運転など危険を伴う機械を操作するときは注意してください。

副作用について

    • 主な副作用として、女性化乳房、乳汁分泌、下痢、胸やけ、嘔吐、発疹などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    • まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
      このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
      • 発疹・発赤、呼吸困難、顔面浮腫
      • [ショック、アナフィラキシー様症状]
      • 筋硬直、振戦(手足の震え)、舌やあごが勝手に動く
      • [錐体外路症状]
      • 意識がうすれる、筋肉が発作的な収縮をする
      • [意識障害、痙攣]
      • 全身倦怠感、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる
      • [肝機能障害、黄疸]
    • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法・その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。