ビクロックス錠200

Meiji Seika ファルマ株式会社

ビクロックス錠200
剤形
白色の錠剤、直径約8.5mm、厚さ約4.2mm
シート記載
MK03

薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。このために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。

作用と効果について

  • ヘルペスウイルスのDNA合成を阻害し、ウイルスの増殖を抑えます。
    通常、成人・小児における単純疱疹、帯状疱疹の治療、造血幹細胞移植における単純ヘルペスウイルス感染症(単純疱疹)の発症抑制、および小児における性器ヘルペスの再発抑制に用いられます。

使用上の注意

  • 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。腎障害、肝障害
  • 妊娠または授乳中
  • 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。

用法・用量について

  • [成人]
    単純疱疹:通常、1回1錠(主成分として200mg)を1日5回服用します。
    造血幹細胞移植における単純ヘルペスウイルス感染症(単純疱疹)の発症抑制:通常、1回1錠(200mg)を1日5回造血幹細胞移植施行7日前より施行後35日まで服用します。
    帯状疱疹:通常、1回4錠(800mg)を1日5回服用します。
    [小児]
    単純疱疹、性器ヘルペスの再発抑制:通常、体重1kgあたり1回主成分として20mgを1日4回服用します。ただし1回最高用量は1錠(200mg)とします。
    造血幹細胞移植における単純ヘルペスウイルス感染症(単純疱疹)の発症抑制:通常、体重1kgあたり1回20mgを1日4回造血幹細胞移植施行7日前より施行後35日まで服用します。ただし1回最高用量は1錠(200mg)とします。
    帯状疱疹:通常、体重1kgあたり1回20mgを1日4回服用します。ただし1回最高用量は4錠(800mg)とします。
    いずれも、年齢・症状により適宜増減されます。本剤は1錠中主成分を200mg含有します。必ず指示された服用方法に従ってください。
  • 飲み忘れた場合は気がついたときに1回分を飲んでください。ただし、次に飲む時間が近い場合は飲まないでおき、次に飲む時間から飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  • 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
  • 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。

生活上の注意

  • 普段より多めに水分をとってください(特に高齢者)。ただし、水分を制限されている方は、医師または薬剤師に相談してください。
  • 意識障害などがあらわれることがありますので、車の運転や高い所での作業、危険をともなう機械の操作などには十分注意してください。なお、腎機能障害のある方は、特に意識障害などがあらわれやすいので、医師から控えるように指示されている場合には危険を伴う機械の操作を避けてください。

副作用について

    • 主な副作用として、発熱、発疹、水疱、紅斑、蕁麻疹、そう痒、固定薬疹、光線過敏症などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
    • まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
      このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
      • 呼吸困難、まぶた・口唇・舌の腫れ、蕁麻疹
      • [アナフィラキシーショック、アナフィラキシー]
      • のどの痛み、四肢などの皮下出血、鼻血・歯ぐきの出血
      • [汎血球減少、無顆粒球症、血小板減少、播種性血管内凝固症候群(DIC)、血小板減少性紫斑病]
      • 尿量減少、むくみ、頭痛
      • [急性腎不全]
      • 昏睡、妄想、痙攣
      • [精神神経症状]
      • 発熱、紅斑・水疱、口内のあれ
      • [中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群]
    • 以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

保管方法・その他

  • 乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。
  • 薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。