住宅展示場を巡る前に…。「間取り」で選ぶ、予算に合った理想の注文住宅

理想の家をつくるなら、何から始めるのが正解？

家づくりの過程で悩むのが、「どんな家を建てたいか」という理想を形にする作業。多くの人は住宅展示場を利用し、イメージをふくらませます。実際、注文住宅を購入した人のおよそ6割は、住宅展示場で施工者の情報を集めた^※という調査結果も。

家づくりに役立つ住宅展示場。上手に利用する方法は？

大塚さん「たとえば20畳のリビングと聞いてもピンと来ないかもしれませんが、モデルハウスで体験すれば広さを実感できるはず。ハウスメーカーとやりとりした感触など、カタログからはわからない情報も入手可能です」

とはいえ、ただ何となく住宅展示場へ足を運び、見て回るのは効率が良いとは言えません。大塚さんの言葉を借りれば、「家づくりでは、事前の情報収集が大切」なのです。

大塚さん「モデルハウスをいくつも回ると疲れてしまうので、“後半、何を見たのか覚えていない” なんてこともありがち。でも、事前に気になるハウスメーカーをある程度絞り込んでおけば、効率良く回ることができますよね」

時間と手間がそれなりにかかる家づくりも、このように進め方を少し変えればスムーズにできるというもの。方法はいろいろですが、ハウスメーカーとやり取りする前に希望の間取りを考えておく、というのもひとつの手です。

そこでオススメしたいのが、つくりたい家を間取りから選べるサービス『マドリル』。一体、何ができるのかは、次の項で詳しくご紹介しましょう。

『マドリル』って何？ 家づくりにどう役立つ？ ＞＞

※国土交通省『平成30年度住宅市場動向調査』より

間取りを選び、注文住宅を計画できる新時代サービス『マドリル』

『マドリル』は、不動産業を営む株式会社マドリルが運営しており、サイトに掲載されている間取り33プランの中から気に入ったものを選ぶと、予算や条件に応じたハウスメーカーを紹介してくれるサービス。希望すれば、土地探しや建物プランの相談も可能です。

「つくりたい家を間取りから選ぶ」と聞いてもピンと来ないかもしれませんが、大塚さんによると「家づくりの方法として効率が良い」のだとか。

大塚さん「ハウスメーカーとやり取りしながら間取りを決めるのは、結構な時間がかかるもの。せっかく決めたのに、予算との兼ね合いでほぼゼロからやり直しになることもあります。少なくとも2〜3回、聞いたところでは細かい箇所を含めて数十回書き直したというケースもあったとか。でも、ベースとなる間取りが決まっていれば、“この間取りで予算はいくら”という具体的な話から始められるので、大幅に時短できますね」

そう、この“時短”こそ、『マドリル』の紹介に欠かせないキーワード。

大塚さん「普通なら、自分でいろいろなパターンの間取りを探すのは大変。間取り選びからハウスメーカーの紹介と土地探しまで、サービスが一貫しているのはいいですよね。特に土地は、間取りが決まっていればそれに合わせた土地を探してくれるでしょうから。もちろん、住宅展示場に行く前の下調べも時短できますね」

『マドリル』について、もっと詳しく知りたい＞＞

『マドリル』って本当に便利？ 使い方は？ Q＆A形式で早わかり！

それでは『マドリル』について、もう少し詳しく見ていきましょう。

Q：利用の流れは？

A：まず『マドリル』で33プランの間取り一式を購入します（料金は590円・税込）。

その中から好みのプランを見つけたら、予算や月々のローン返済額などを受付フォームに入力してマドリルへ送信。後日、それらの条件に合ったハウスメーカーを2〜3社、紹介してもらい、気に入ったハウスメーカーと共に家づくりを進めることになります。メーカーには予算などの情報が共有されているので、やり取りもスムーズに行えることでしょう。

『マドリル』が提案する間取りの一例。間口4.5間、奥行き4.0間で、道路が東・西側のプランとなります。

Q：どんな間取りプランがあるの？
A：一戸建ての平均的な大きさとなる30坪前後で、木造2階建て3LDK。

道路がある方角ごとに絞り込むことができ、南側、東・西側（反転して使用）、北側の3パターンが用意されています。部屋は家具の配置まで考えられた設計で、「家具を置いたらクローゼットの扉が開けられない……」なんてこともありません。

Q：ハウスメーカーとのやり取りはフォローしてくれる？

A：マドリルにお任せできるので心配ありません。

たとえば、ハウスメーカーの担当者と相性が良くなかった場合は代わりに伝えてくれたり、気が重くなりがちな他のメーカーへのお断りも行ってくれたりと、上手に間を取り持ってくれます。こういったきめ細やかなフォローも心強いですね。

大塚さん「590円という雑誌1冊分ほどの料金で、33プランの間取りが見放題な上に、ベースとした家づくりができるなんて、それだけで良心的。さらにハウスメーカーとのマッチングや土地探しなどのサービスまで受けられるので、とても助かると思います。

予算と間取りの相談ができるので、予算を抑えるために建売住宅を検討している人も、一度覗いてみても良いのでは？ 注文住宅は床材や外壁、クロスなど、さまざまな建材を選択できるのも魅力のひとつですから」

間取りの購入はこちらから ＞＞

間取りから家を選ぶメリットって？ 経験者に聞きました！

栗原邸をバックに一枚。左から、マドリル代表の細井さん、春乃さん、幹さんです。

続いては、実際に間取りから注文住宅を選んだ方に、お話をうかがってみましょう。

今回、ご紹介するのは、埼玉県にお住まいの栗原 幹（かん）さん・春乃さんご夫妻。実はこの栗原邸、『マドリル』誕生のきっかけとなった家なんです。幹さんは元々、運営会社であるマドリルの代表・細井達良さんのご友人。お祖父様から引き継いだ土地に家を建てるにあたり、ハウスメーカー勤務の経験もある細井さんに相談したことが始まりだったそうです。

リビングの吹き抜けは、「1階と2階を分断しないため」と幹さん。お子さんが帰宅して自室へ直行……なんてことにならないよう、リビング階段にしたのもこだわり。

幹さん「細井さんに相談したのは、土地に対してどのくらいの建物が建てられるか、どんな間取りで、いくらくらいの金額でできそうかといったことです。間取りの希望をあれこれ伝えて、その間取りに合うハウスメーカーを紹介してもらいました」

細井さん「今回は吹き抜けがご希望だったので、まずは建物の大きさからご予算に合うメーカーをピックアップし、その中から上下の温度差が少ない（＝空調管理が得意な）建設会社を紹介しました」

そんなやり取りの末に完成した栗原邸。特にお気に入りな場所はありますか？

栗原邸の玄関。手前はゲストが入るドア、奥は家族のためのドアで、その先はウォークスルークローゼットやトイレ、洗面室へと繋がります。

春乃さん「玄関ですね。ゲスト用と家族用で動線を分けているので、帰宅時の動線がスムーズですし、スッキリさせられるのが気に入っています。家をつくるにあたって、さまざまな間取りを見てきていろいろ考えた結果の間取りなので、満足の行く家ができてうれしいですね」

間取りを決めてからハウスメーカーへ行く、という流れはいかがでしたか？

幹さん「話がスムーズに進んで、ストレスもなかったですね。予算に合うメーカーを紹介してもらうと、アレはダメ、コレはダメっていうこともありませんでしたし。細井さんもいろいろとフォローしてくれて助かったので、友人を紹介したところ、無事成約したそうです。細井さんと友だちだから言うわけではありませんが（笑）、親身になってくれると思うので、『マドリル』もいろいろな人に使ってもらえるといいですね」

時短できる『マドリル』で実現！ 家づくりは自宅で間取りから始めよう

間取りから注文住宅を計画できる『マドリル』。見放題の間取り33プランはスマートフォンでも閲覧できるため、場所や時間を選ばずに検討できます。さらに、お気に入りのプランを家族で共有できるのもポイント。

大塚さん「家族内での意見がまとまっていれば、ハウスメーカーとの打ち合わせの場で進めていた話がひっくり返る……なんてことも避けられます。今の家の不満や、新しい家ではどんな暮らしがしたいのかなど、間取りを見ながら早い段階で話し合っておくと良いでしょう」

間取りだけでなく、ハウスメーカーの紹介や土地探しのほか、住み替えを希望する場合はこれまで住んでいた不動産の売却（住替え）などの相談も可能。そう聞くと、「間取りの購入料金だけでいいの？」と思ってしまいそうですが、心配ありません。土地売買時の仲介手数料は必要ですが、サービス自体は590円（税込）のみで利用できるんです。現在、計画中の人はもちろん、ただ間取りを見るのが好きという人も、33プランあればきっと満足できるはず。

今後、平屋などのプランも追加される予定という『マドリル』は、注文住宅を間取りから買えるサービスの先駆け的存在。みなさんも利用して、理想の家づくりを叶えてみてはいかがでしょうか？

『マドリル』公式サイトはこちら ＞＞