初めての確定申告!どうすればスムーズに乗り切れる?

独立開業後、初年度の確定申告に戸惑う方は少なくありません。何を準備すればいいのか、どういう手順でいいのか、どれくらい時間がかかるものなのか、わからないことだらけ。2018年に初めて確定申告(白色申告)をしたというガイドの平野さんが、初めて確定申告を迎える方に向けて、ご自身の経験や反省点をご紹介します。ぜひ、ご参考になさってください。

提供:弥生株式会社

お話をうかがった方

平野 孝子 (ひらの たかこ)

ハンドメイド・手芸 ガイド:平野 孝子 (ひらの たかこ)

お気に入りの布で、毎日の暮らしがhappyに! 子供のころから手芸を楽しみ、学生時代に服作りの基礎を学びました。現在はクロッシェジュエリー作家として活動しています。編み物のバッグに縫い物の技をプラスした作品と、繊細な糸とビーズで作るクロッシェジュエリーを制作・販売・教室主宰をしています。

初めての確定申告は戸惑いの連続!

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確定申告とは、1年間に得た所得をもとに税額を計算して申告・納税する制度ですが、会社員の場合は年末調整で税金を精算してもらえるので、ほとんどの場合は自分で確定申告をする必要がありません。自分で確定申告をしなければいけないのは、商売や事業を営んでいる「個人事業主」「フリーランス」などです。

事業で得た所得が38万円以上になると確定申告をしなければいけないと定められています。会社員を退職してクロッシェジュエリー作家として活動を始めた平野さんも、収入が増えてきたのを機に初めての確定申告に挑戦しました。

平野さん(以下敬称略)「3年前に会社を退職して個人での作家活動を始め、2017年に税理士さんの話をきっかけに開業届を提出しました。白色申告でも帳簿が必要ということは知っていましたし、会社員時代に仕事の一環として経理作業をやっていたため、 “入ってくるお金”と“出ていくお金”をきちんと記録することが大切だという認識はあったんです。さらに“出ていくお金”は使用目的ごとに費目に分けて記録するという作業にも抵抗感はありませんでした」

ところがいざ始めてみると、疑問が次々に出てきたと言います。

平野「例えば『仕事で必要な資料をコンビニでコピーした』領収書は何費になるのか? といったことで悩んでしまうわけです。初心者向けに書かれた確定申告関連の本を買ってみたものの、そうした細かいところまではなかなか書いてありません。『仕事関係の人と飲食をしたときの喫茶代』は接待交際費にしてもよいと書いてあっても、お手伝いをお願いしている知人とカフェで打ち合わせをした場合って……。私のイメージの中の“接待”とは大きく異なっていて、計上していい経費なのかそうでないのかと考え込んでしまいました。さらに、私の仕事は収入経路や支出の項目が複雑で、本には解説されていないものも多い。一つひとつの処理の費目がわからず、誰かに教えを乞いたい状態になりました」

結局は、一般的な費目以外のものは自分で費目を設定し、どうしてもわからないものは経費として計上するのを諦めてしまったそうです。

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申告書作成・提出の際もわからないことがたくさん

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さらに、平野さんが頭を抱えてしまったのが、申告時。

確定申告の受付が始まった2月16日過ぎに最寄りの税務署に申告書類を取りに行き、その場で記入して提出するつもりだったのだが、なかなかうまくいかなかったのだとか。

平野「会場には係員の人が居るということだったので、エクセルで作った集計表とレシートや領収書の束を持って行き、わからないことがあれば聞きながら書けると思っていました。ところが、提出する人が大勢来ていて、書類を書くスペースも確保できない状態。不明点が出てきても、なかなか聞くことができず、結局家に戻ってゆっくり考えようと、その日は提出せずに帰ってきてしまいました」

なんとか作成し終えて2、3日後に再度提出しに行ったところ、あまりにもすんなり受け付けてもらえたため、ほっとしたと同時に不安になったと言います。

平野「書類の枚数が揃っているかどうかを数えて、表に受付の判を押してくれただけで、終了。ええっ!? 誰も内容はチェックしてくれないの? 初めて作った書類で不備があるかもしれないのに、それでいいの? って。もしかしたらチェックする人は別にいて、後日何らかの連絡があるかもしれないと、1カ月ぐらいはずっとドキドキしていました」

『やよいの白色申告 オンライン』なら面倒な作業もぐっとラクに!

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初めての確定申告を振り返って、翌年分はもう少しスムーズに申告したいという平野さんに、『やよいの白色申告 オンライン』を体験していただきました。

平野「とにかく入力しやすくてびっくりしました! 説明画面を見ずにとりあえず使い始めたのですが、誘導が丁寧なので何をやればいいのかが明確で、サクサク進みます。さわっているうちに、初めての確定申告の時にはわからなくて諦めてしまった経費の計上も理解できるようになりましたし、昨年分では、結局最後までわからなかった、『個人で使ったお金の費目』が入力の選択肢の中にあって、これは嬉しいと思いました。また、同じ内容を繰り返し入力する際もコピーできるから改めて打ち直さなくてもいいので早く終わります」

また、『スマート取引取込』はぜひ使ってみたい機能のひとつだと言います。

スマート取引取込機能説明図

平野「今まではレシートや領収書はパソコンの横に置いてある箱にいれるようにしていて、週に1度程度、まとめて入力していたんです。カードで決済したものや銀行口座に入金されたものなどは月に1度、時間を取って処理していました。『スマート取引取込』なら、口座やクレジットカードを登録しておけば自動的に取り込んでくれるし、交通系ICカードと連動しているのでどうしても溜めてしまいがちだった交通費の入力もラクになりますよね」

さらに、平野さんは経費管理も工夫しているそう。

平野「ソフトに入力し終えたレシートや領収書は、月ごとにコピー用紙に貼りつけて整理していたのですが、画面を見ながらのチェックではどうしても見落としがでてしまいます。日ごとに帳簿をプリントアウトしてレシートや領収書を貼り付けていけば入力ミスに気づきやすいし、まめに確認しておけば申告書を作成するときにやり直しの時間がとられず、短時間ですみますよね」

これなら次の確定申告は安心して申告できそうだと、平野さんは言います。

平野「税務署ってなんとなく“コワい”イメージがありますよね(笑)。知識不足による間違いを高圧的に指摘されたらどうしよう、と不安になってしまう。だから知識不足を補ってくれるツールがあればいいな、とずっと思っていたんです」

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クラウド型申告ソフトだから、今すぐ無料で使える!

平野さんが導入を決めた『やよいの白色申告 オンライン』は、クラウド型申告ソフトなので、今すぐにでも利用が可能。しかも利用料金は無料です。

勘定科目などの知識がなくても、日々の入力は取引例や項目を選ぶだけで簡単にでき、申告書を作成するために手計算する必要もありません。銀行明細やクレジットカードなどの取引データは自動取込、自動仕訳。入力の手間は最小限ですむため、入力が面倒でためてしまいがちな人でも楽に使いこなせます。

さらに、一度の入力で複数の関連帳簿が自動作成され、簿記や会計の知識がなくても白色申告に必要な書類もかんたん作成。

クラウド申告ソフトのシェアNo.1(※1)だけあって使い勝手には定評があり、『やよいの白色申告 オンライン』で使い方に慣れた人が、青色申告に対応した『やよいの青色申告 オンライン』へ移行するケースも少なくありません。

平野「開業届も既に出していることだし、いつかは青色申告にしたいと思っているんです。まだまだ収入は少ないですが、いずれ多くなったときに65万円の特別控除が受けられる青色申告はやっぱり魅力です」

『やよいの白色申告 オンライン』と同様の使いやすさで、節税効果の高い青色申告の「確定申告書」を作成できる『やよいの青色申告 オンライン』は、今なら初年度無料で使用可能。平野さんのように、2018年分の確定申告をどちらにしようか迷っている方は、ぜひ青色申告にチャレンジしてみるのはいかがでしょうか。

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※1
「クラウド会計ソフトの利用状況調査」MM総研調べ(2018年3月)