東京都日野市にお住まいのHさん一家は、ご夫婦とご長女の3人暮らし。以前は同じ市内で、分譲マンションに住んでいました。
マンションは94平方メートルの広さがありましたが、長く住むうちに家財道具も増え、手狭な感じが否めなかったとのこと。ご主人の定年を迎える前に一戸建てに越したい、という思いが強くなったそうです。
長い時間をかけて、いろいろな不動産会社に足を運び、数多くの土地を見ましたが、ピンとくる物件にめぐり会うことはなかったそうです。また、出会った営業担当も、いかにも“売らんかな”の姿勢が見え見えの人が多く、辟易(へきえき)としていたとか。
そんな中、Hさんの奥様の友人が「土地を探しているなら、ぜひ会って欲しい人がいる」と紹介してくれたのが、
三井住友トラスト不動産吉祥寺中央センター
の佐野直美氏(取材時。現在は高円寺センター勤務)でした。2005年の春のことです。
奥様「信頼できる友人の紹介なので期待していましたが、佐野さんは想像以上に頼りになる方でした。たくさんの情報源をお持ちで、『いっぱい物件を見たい』という私たちの希望に応えて、毎日のように物件のファックスを届けてくれたんです。私たちも『ファックスを見ては、すぐに動く』という感じで。最終的に、100件以上は見て回りましたね」
ご主人「土地だけでなく、中古戸建や新築建売も見ました。当初は『もう少し都心に近いところに』と考えていたのですが、佐野さんのアドバイスもあり、『エリアにはこだわらずいい物件を探そう』と考えを改めまして…」
せっかく新しい土地を探すのだからと、妥協せずにじっくり検討を重ねたHさんご一家。気に入った物件が契約直前に売却中止となり、涙を飲んだこともあったそうです。
2006年の2月、佐野氏の元に新しい情報が飛び込みました。懇意にしていたハウスメーカーの営業担当から「三井住友トラスト不動産の他のセンターから、日野市内の高台にある南西角地の物件が売りに出るらしい」と。佐野氏はすぐに社内で物件情報を入手。
「これはH様にぴったりの物件!」と、佐野氏はすぐにHさんに連絡。さっそく3人で見に行き、Hさんご夫妻はひと目で気に入ったそうです。
ご主人「成熟した落ち着いた雰囲気の街並み。市内を見渡す高台の眺め。日当たりの素晴らしさ。これはいい!と思いました」
同行できなかったご長女も、仕事の帰りにわざわざ遠回りをして土地を確認。「ここならOK!」と、ピンときたそうです。
希望通りの土地にめぐり会ってから1か月後。無事、不動産売買契約を結んだHさん。春の日差しの中、桜のほころぶ季節に心も晴れ晴れだったそうです。
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