FP(ファイナンシャル・プランナー)とはじめる賢い生き方

 

夫婦ともアラフォーで結婚お金の使い方が違う2人の方向性を相談

斉藤達也さん(仮名・42歳・男性)、斉藤朋美さん(仮名・39歳・女性)ご夫婦
半年前に結婚。それぞれ独身時代に買ったマンションがあり、夫は住宅ローン返済中、妻は完済。妻は貯蓄が得意だが、夫は貯蓄ゼロ。2人のお金に対する考え方をまとめたいと思い、FP相談に来た。

アラフォーの結婚 お金の足並みをそろえようと相談へ

「結婚して約半年が経ちました。ようやく落ち着いてきたので、2人のお金の考え方、使い方などをまとめたくて相談に来ました」という斉藤さんご夫妻。

2人がこれまで40年間、別々の生き方をしてきたことを、生活をするたびに感じたのだそうです。
「まず、マンションのこと。夫婦とも自分で購入したマンションがあり、今は2人で妻のマンションに住んでいます。妻は住宅ローンを完済していますが、私のマンションは、まだ住宅ローンが残っています。ただ、勤務先から住宅手当も出ているし、何より自分で買った愛着のあるマンションなので、何も急いで売却することはないんじゃないかと。この半年間、誰も住んでいませんが、住宅ローンや管理費、修繕積立金などを支払ってきました」(夫)

「私はそれらの支払いがもったいないので、夫に売却してもらいたかったのですが……愛着がある気持ちもわかります。2人で話しても、どんなことで判断したらいいのかわからず、FP相談に来ました」(妻)

FPからは、「売った方がいいのでは」というアドバイスが。
「FPからのアドバイスと表情を見て『売った方がいいんだ』と、ようやく決心がつきました(笑)。FPの方は数字として客観的に判断していて、利害関係もないですしね。妻を見たら『ほら、相談するまでもないでしょ……』という顔(笑)。帰ったら、すぐに売却手続きに入ろうと思います」(夫)

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貯蓄上手な妻、給料を使いきる夫 老後に備える方法を相談

2人のお金に関する相違は、他にもありました。手取りの収入は全部使って貯蓄ゼロの夫と、毎月貯蓄している妻。
「私から夫に『貯蓄はした方がいいよ』とやんわり言っているのですが、夫は貯めない生き方を40年間してきたので、意見がなかなか合いません。確かに今は、2人で働いているので赤字にはなりませんが……老後がどうなるか心配で、改善方法を相談しに来ました」

夫は42歳で、定年まであと20年ほど。その時点でどのくらい貯蓄があれば、老後問題なくやっていけるのかを相談。夫はFPからのアドバイスに、考え方が大きく変わったそうです。
「『贅沢な暮らしをのぞまなければ、月々いくらずつ貯めていけば楽しい老後をおくれますよ』と、具体的な数値を教えてもらえたんです。その金額よりもっと多く貯めれば、老後に多少の贅沢はできるとのこと。楽しい老後のためなら、月々貯めていくのは苦ではない。これは貯めなくては!と思ったのです」(夫)

「これまで私がいくら貯蓄の話をしても、夫にはあまり理解されなかったのですが、FP相談によって夫が毎月の貯蓄も楽しみになると感じたようで、ホッとしました(笑)」(妻)


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夫婦で真剣に向き合う大切さを実感

「42歳で初めてFP相談に来ましたが、2~3年早く相談に来ればよかった」とご主人。
「20代のころはみんな同じくらいの給料でした。でも40代になると、お給料や生活ペースも人によって異なり、老後について意識しはじめる時期です。人生が枝分かれしてくると、悩みや迷いも増える。今回FP相談に来て、今後どのようにお金を使ったらいいか、老後のためにどれくらい貯めたらいいかがわかったことは本当によかったです。貯蓄ゼロの私でも、老後の準備が今からでも間に合うんだと安心しました。夫婦で来たので、その場で2人とも納得できたのが大正解ですね」(夫)

「最初は夫が『相談はイヤだ、貯蓄がなくて怒られそう』とぎりぎりまでゴネていて、なんとか連れてきた感じでした(笑)。FP相談のためだからと、夫の退職金を勤務先に聞いてもらい、2人で家計状況と貯蓄状況を確認しました。夫婦でお金の話をするとギクシャクしてしまうので、FPという第三者の方に入ってもらえてよかったです」(妻)

「夫婦で相談にきて大満足。ぜひ、一緒に来ることをオススメしたいですね」と、晴れやかな表情の斉藤さんご夫妻でした。

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提供:特定非営利活動法人日本ファイナンシャル・プランナーズ協会
掲載期間:2016年6月24日~2017年3月31日【PR】