専門家が解説!
忍び寄る「現代版栄養失調」
その解決策とは?

栄養失調ときいて、多くの人がイメージするのは、途上国などでお腹だけが膨れて手足がやせ細った子供たちではないでしょうか。ところが、現代の日本でも栄養失調が増えているというのをご存じですか? 「毎日ちゃんと食べているつもり」でも、実はカラダは栄養不足になっているかも…。そんなコワイ話の背景と解決法を、「食と健康」ガイドの南さんに伺いました。

執筆者:All About編集部

提供:株式会社ユーグレナ

今回お話をうかがった方

南恵子

All About『食と健康』ガイド:南恵子

NR・サプリメントアドバイザー、フードコーディネーター、日本茶インストラクターなどの資格取得。現在、食と健康アドバイザーとして、健康と社会に配慮した食生活の提案、レシピ提供、執筆、講演、商品企画協力等を中心に活動。毎日の健康管理に欠かせない食に関する豊富な情報を発信していきます。

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食事で最も気を付けたいことは?

外食やコンビニのお弁当などを食べることが多い人はもちろん、「1日3食きちんと食べている」という人でも、意外と栄養のバランスが整っていないことは珍しくありません。

南さんに、タイプ別の食事傾向と問題点、そして対策を指摘してもらいました。

《痩せ志向の若い女性》
太りたくないあまりに食事量は控える一方で、スイーツはやめられないという人も。その結果、痩せているのに血糖値が高い人もいます。また、鉄分などのミネラルが取れていなくて、貧血から疲れやすいという人も。たんぱく質や脂質も必要な栄養素であり、さらにビタミンやミネラルなどを含む野菜、果物、キノコ、海藻、豆類など、バランス良く食べる必要があります。

《肥満気味の男性》
丼、ラーメン・餃子など、食事内容が糖質に偏る傾向があり、炭酸飲料水などを頻繁に飲む人も少なくありません。糖質は体内にビタミンB群があるとエネルギーに代謝されますが、食事でビタミンが摂取できていないとエネルギーにならず、なかなか疲れが取れないケースも。野菜や果物、海藻、キノコ、イモ類、豆類などは不足しがちなので、意識して食べることが必要です。

《高齢者》
年をとるとあっさりしたものを好みがちです。また、肥満にならないよう油脂類は避ける傾向がありますが、健康長寿のためには、たんぱく質をしっかり摂ることが必要です。魚や大豆、乳製品、そしてお肉も適度に食べるべき。また、生活習慣病予防にも役立つ食物繊維を摂るためにも、野菜、果物、キノコ、海藻、豆類、イモ類などをなるべく食卓に並べるようにしましょう。

キノコや海藻類はなかなか食卓に並ばないという家庭も…

食事と一緒にこれを摂るのがおすすめ!?>>>>

せっかく摂ったその栄養素、ちゃんと吸収されていますか?

こうしたことを踏まえて毎日の食事内容を考えることが大切なのですが、果たしてそれは簡単なことでしょうか。

例えば、野菜。「なるべく多く食べるように心がけている」という人でも、キャベツやレタス、トマトなど、同じようなものばかり食べていないでしょうか。

また、調理法によって、含まれている栄養素がきちんと摂れていないこともあります。

キャベツなどに含まれるビタミンCは、ゆでたり、煮たりすると茹で水に溶け出てしまうので、その含有量が減ってしまいます。加熱することでかさを減らして量をたくさん食べようと思っても、含まれる栄養素が減ってしまってはあまり効果がないわけです。

一方、ニンジンに含まれるカロチンは、生で食べた場合の吸収量は10%なのに対し、塩ゆですると47%、油で炒めると80%にまでアップします。(厚生産業株式会社調べ)

南「野菜に含まれる栄養素には、生で食べて多く摂れる水溶性ビタミン、加熱することで吸収が良くなるカロテンやミネラル、ポリフェノールなどさまざまなものがあります。特定のものを特定の調理法で食べない、つまり偏らないということが、健康のためには大切なのです」

バランスのよい食事とは、さまざまな栄養素を摂ることはもちろん、体に吸収しやすい形で摂取することまでを指すというわけです。とはいえ、毎日違う野菜を違う調理法で食べるのは難しいのが事実。野菜だけではなく、肉や魚まで含めた食品全体となればなおさらです。

気が付くと同じ野菜ばかり食べていませんか?

食事で取った栄養が吸収されているか心配になったら…>>>>

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そんな悩みを解消してくれるのが、「ユーグレナ・ファームの緑汁」。「緑汁」に含まれている「ユーグレナ」には、野菜に多く含まれるビタミンやミネラルなどの成分に加え、魚に多く含まれるDHA、EPAといった不飽和脂肪酸など、59種類もの栄養素が含まれているので、手軽に栄養バランスを整えるサポートをしてくれます。

また、「ユーグレナ」には細胞壁がないため、野菜に含まれる栄養を効率よく吸収することができます。その割合は、なんと93.1%。つまり、もっている栄養素をほとんど無駄なく摂取できるというわけです。

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