プロドライバーも驚いた!最新コンパクトカーの実力。
走行性能がさらに進化し、誰にでも乗りやすく!

執筆者:All About編集部

今回お話をうかがった方

プロドライバー 東 徹次郎さん

神奈川県出身。1996年にレーシングカートを経てフォーミュラカーレースへ参戦。SUPER耐久(2011年)にてST3クラスシリーズチャンピオン。Super Car Race Series(2015年)カテゴリーⅡクラス 第2戦 優勝。2014年、2015年は、SUPER GTに参戦。毎週火曜日21時より、ラヂオつくば84.2MHz‘にて「東徹次郎のレーサーライフ」に出演中。

今年4月、フルモデルチェンジを果たしたトヨタのPASSO。年齢・性別を問わず、幅広い層に支持されてきたクルマがどんなふうに変わったのか、気になる方も多いはず。そこで、今回は、テストコースを利用し、プロのドライバー、東徹次郎さんによる新型PASSOのインプレッションをお届けします。

※本記事の写真と映像は、私有地内のテストコースにて、運転を実施しております。


え? こんなに走れるの?
プロも驚かせた、最新コンパクトカーの実力

レジャーや年末年始の帰省など、家族での長距離移動に、クルマは欠かせないもの。その際には、高速道路を走行する時間も長くなります。

「つい最近、1週間ほど軽自動車に乗る機会があったんですが、正直なところ、高速走行時の安定性には不安を覚えました。これはちょっと危ないなって」

そう話すのは、プロドライバーの東徹次郎さん。軽自動車からスーパーカー、フォーミュラカーまで、公私を問わずさまざまなクルマに乗り、シビアな目で分析・比較できる東さんに、今年4月フルモデルチェンジを果たしたトヨタのPASSOを試乗していただきました。テストコースを舞台に、さまざまな角度からPASSOを評価。その結果や、いかに?

プロレーサーも驚いた、新型PASSOの詳細はこちら

早速、テストコースに出た、東さん。軽快なエンジン音を響かせながら、順調に周回を重ねます。

「直線では時速140キロぐらいまで速度を上げましたが、高速度域における安定性は驚くほどです。ボディ剛性やサスペンションを含めた足回りがさらに進化しているのでしょう。時速80~100キロでコーナーリングしても、ロール(左右の傾き)もほとんどありません」

東さんがまず注目したのが、高速走行時の安定性。同じ排気量のクラスのコンパクトカーでは傑出しているとの評価を得ました。

「それに、ステアリングとアクセルのレスポンス。コンパクトカーでは、どちらもフワフワと軽くて安定感に欠けるクルマが多いんです。ところが、新型PASSOのそれらは軽すぎず、重すぎず、しっかりと適度なフィーリングを伝えてくれます。しいて言えば、欧州車の感覚に近いというか。だから、高速度域でも、より運転しやすいんです」
アクセルを思い切り踏み込んだり、ジワっと踏み込んでみたり、さまざまな運転操作を行いながら、東さんはPASSOの評価を続けます。

「エンジンを相当回しても、このクラスとしては非常に静かですね。加速時に生じることのある嫌な振動も、ほとんど感じられません。全体的に静粛性を高めているのでしょうが、エンジンノイズそのものもかなり抑えられている印象です」

さらに、東さんが「これは、高速走行向き!」と褒めたのが、レバーを途中まで動かし手を離すとターンシグナルが3回点滅する「ワンタッチターンシグナル機能付方向指示スイッチ」。

「欧州車ではよく見かけますが、国産車にはほとんど付いていません。レバーを戻す必要がないので、高速走行時の車線変更の際にはとても便利なんですよね」
排気量が小さめのコンパクトカーにとって、高速走行はどちらかといえば苦手な分野と思われがち。でも、新型PASSOに限っては、むしろ高速走行で他車に差をつけられるコンパクトカーとさえいえるかもしれません。

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居住性の高さ、運転のしやすさは折り紙つき。
走行性能も◎で、ますます活躍してくれそう

10周近くテストコースを走行した後、東さんはPASSOをガレージまで導いて、エンジンを止めました。ドライビングシートに腰を下ろしたままで、東さんは話を続けます。

「身長が180cm以上ある僕がヘルメットを被って乗っても、全然窮屈じゃないんですよね。コンパクトカーなのに、車内空間にはまだまだ余裕があります」

そう言いながら、東さんは、手をステアリングに、足をペダルに乗せる動作を何度か繰り返しました。

「足の位置でシートポジションを決めると、ステアリングが少し遠く感じられることがあるんです。PASSOはチルトステアリングで調節可能なので、ペダルもステアリングも最適の位置で操作できます。そのおかげで、運転がしやすく、安全や疲れにくさにもつながってくるでしょうね」

新型PASSOが運転しやすい理由が、また一つ明らかになりました。

ここまで個別の性能や機能を評価していただきましたが、日ごろから多くの車種を運転している東さんの目に、新型PASSOは全体としてどのようなクルマに映ったのでしょうか?

「小回りが利く、燃費がよいなどのコンパクトカーらしい特長を備えた、バランスのよいクルマです。ただ、高速度域における走行安定性、静粛性や車内空間の広さを含めた居住性は、従来のコンパクトカーのレベルをゆうに超えています」
それでは、活躍してくれるシーンもますます広がりそうですね?

「居住性が高く、高速も得意となれば、長距離走行もお手のもの。街乗りばかりでなく、遠方へもどんどんドライブに出かけてほしいですね。ステアリングやアクセルのフィーリングが欧州車に近いと言いましたが、エクステリアのデザインも欧州車に負けず劣らずオシャレ。若い女性が乗っても、大人の男性が乗っても、きっと様になりますよ」

プロドライバーからも上々の評価が得られた、新型PASSO。これまでコンパクトカーに乗ってきた方にはもちろん、ほとんど乗った経験がない方にも、ぜひお試しいただきたい一台です。コンパクトカーのイメージが一新されるかもしれません!


新型PASSOと一緒なら、
日本中どこへでも、どこまでも

本気で運転したら、コンパクトカーはどこまで高速走行性能を発揮できるのか? そんな疑問の答えを知りたくて、プロレーシングドライバーの東さんに今回の実験に挑んでいただきました。そして得られた評価は、想像以上のもの。高速度域での走行安定性、居住性の高さは、東さんも驚くほどでした。コンパクトカーでは高速走行が不安? 長距離ドライブが疲れる? いえ、いえ、新型PASSOと一緒なら、そんな心配もなく、日本中どこへでもドライブに出かけられます!

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※記事内写真車両全て
パッソ X ″Gpackage”(2WD)。ボディーカラーはファイアークォーツレッドメタリック<R67>。内装色はグレージュ。ナビレディパッケージはメーカーパッケージオプション。

プロドライバー 東 徹次郎さん
神奈川県出身。1996年にレーシングカートを経てフォーミュラカーレースへ参戦。近年ではSUPER耐...