就職と同時に上京し、新生活を始めた武志（22歳）。仕事もプライベートも充実させようと意気込んでいたものの、なかなか思うようにいきません。
そんなある日、武志が自宅のマンションで悶々と過ごしていると、どこから入ってきたのか、目の前に不思議な人物が現れました！　そして、彼は、いくつかのアドバイスとともに、見たことのないツールを武志に手渡すのです。半信半疑のまま、アドバイスに従って、武志がそのツールを使うと……。

大学時代の友人と一緒に、今週末は合コンに参加！　今は彼女もいないし、自分なりに気合いを入れて臨んだけれど……女の子たちとの会話も盛り上がらず、そもそもほかのヤツらに比べてあまり声をかけてもらえなかった……。

「おい、何つまらなさそうにしてるんだよ？」
「いや～、なかなかうまくいかないなって」
「なんだよ、まったく。オレなんて、お気に入りの子の連絡先、ゲットしたぜ」
「そうか。オレは、全然ダメだよ……」
「相変わらず、暗いなあ。大体、せっかく誘ってやったのに、なんだよ、そのヘアスタイル。サイドとかボサボサだし、余計に雰囲気が暗く見えるっつーの」
友人の遠慮のない言葉に、ちょっとムッとした。

「これでも、１カ月に１回は、人気のヘアサロンに通ってるんだよ！」

「で、前回は、いつ行ったんだ？　もう何週間も経ってるんだろ？甘い、甘い。オレなんか、この日のために先週末にヘアサロンに行ったんだから」

図星を指されて、一瞬言葉に詰まる。
「ヘアサロンに毎週行けるわけないし、しようがないじゃないか……」
「ま、いいけど。それでモテないのは、お前の勝手だし。じゃあな！」
僕は、口笛を吹きながら去っていく友人の後ろ姿を黙って見送るしかなかった……。

帰宅後、あらためて、鏡の中の自分の顔を覗きこむ。
「そんなに暗く見えるかなあ、オレ。髪も、いくらか伸びてるかもしれないけど……」
でも、毎週ヘアサロンに行くのは無理だし、どうすればいいのかな……。

「私が相談に乗りましょう！」

「私が教えて差し上げましょう！」

なんなんですかあなたたち！！　しかもなんで人の家で勝手にお茶してるんですか！！

藤村「今日はね、もう一人友達を呼んできちゃった。メンズヘア＆ビューティの専門家。滝沢さん」

滝沢「どうもこんにちは、メンズヘア専門家の滝沢康英です。わかります、わかります。多少、髪が乱れていても、毎週ヘアサロンに行くのは、時間的にも経済的にもなかなか大変ですよね。でも、ヘアスタイルがキマっていないと、第一印象はどうしても減点されがち。恋愛はもちろん、仕事やそのほかの人間関係にも影響せざるをえません」

わかってますよ、オレだって……。

「大切なのは、清潔感のあるヘアスタイルをキープすること。必ずしもヘアサロンに足を運ばなくても、しっかりスタイリングできていれば大丈夫です」

「それができないから、悩んでるんじゃないですか」

「そこで活躍するのが、パナソニックのメンズヘアカッター！」

「ホントだ！これは使いやすい。手先が不器用な俺でも簡単だ！」

「これなら、ヘアサロンに行った直後のスタイリングを自宅でキープできそう。よし、メンズヘアカッターを使って、合コンでもリベンジするぞ！」