適切なストレッチ・マッサージ・運動・筋トレをし、むくみをとったり、筋肉をつけたりすることで、あなたらしい美しい脚は手に入ります。ほっそりとしなやかなシルエットの長い脚に憧れながらも、「生まれつきの脚の骨格はもう変えられないから……」と諦める前に、ぜひ試してみてくださいね!
むくみやたるみのケアに!脚やせマッサージ
脚のむくみ&たるみは早目に手を打つことが肝心! 放っておくと老廃物がどんどん停滞してしまい、厄介なセルライトになってしまう危険性があるからです。
マッサージのベストタイミングは、体が温まっている入浴後。また、スリミング作用のあるマッサージオイルやクリームを使うのもオススメ。スリムなレッグラインをつくる効果がより一層期待できますよ! 宵越しのむくみ&たるみを持ち越さないために、早速実践していきましょう。
「夕方になると脚がだるい」「靴が窮屈になる」など、女性の多くが脚のむくみに悩むもの。また、「体重は落ちたのに、下半身が痩せない」というケースも多く、これは放っておくと脂肪細胞の肥大化を招き下半身太りになる可能性大!
むくみ解消のちょっとしたコツや、会社でもできる手軽なむくみ解消マッサージをご紹介します。
「足三里」
夏バテで疲れきった体には、疲労回復の「足三里」ツボ押しが効果抜群です。消化と排泄をコントロールして、体をスッキリ元気にしてくれます。膝下の向こうずねの少し外側、親指をすねに当てて小指が当たるところを、指先で強くすり込むように押しましょう。
「湧泉」
足裏にある「湧泉」は、足の冷えや立ち疲れなど筋肉疲労の回復によく効きます。背中や腰などにも効果的です。足の裏にある人の字状の筋の交点の内側にできるくぼみを強く刺激しましょう。指を使うだけでなく、ゴルフボールなどを踏んでもOKです。
「三陰交」
自律神経を整え血行を良くする「三陰交」は、足の内側くるぶしから指4本分上、すね骨のすぐ後ろにあります。軽い痛みを感じるところですが、もし痛みが強い場合は足だけでなく腹部もかなり冷えてしまっている状態です。
足裏からふくらはぎへのマッサージをすることによって、重力で足先に溜まって、疲れやむくみの元になっている、過剰な水分や老廃物を速やかに排出させることができます。
そのため、ふくらはぎをもむのではなく、腎臓から膀胱への反射区、つまり足裏をしっかり揉みほぐしましょう。
足裏の刺激の後は、強めに擦り上げて、膝裏のリンパ節まで老廃物を流すテクニックを覚えましょう。むくみを解消させて、メリハリのある美しいラインを手にいれましょう。
美脚は寝る前につくる!脚痩せストレッチ
股関節は骨のつき方によって、あぐらが得意な人、割座が得意な人に大方分かれます。さらに両足でも開閉差がある場合が多いので、曲げにくいかどうか?などじっくり観察しながら調整してください。また、太ももの前側や膝周辺も疲れが溜まり、こっている人も多いので下半身の流れを促し、冷えやむくみを改善してください。このストレッチは脚の形も整えくれるので、すらっとした美脚に近づくはずです。
美脚を手に入れるには、ただ細くするのではなく、メリハリのあるバランスのとれたラインにすることが重要。まずは下半身のゆがみをリセットして根本的に改善していきましょう!
運動で脚痩せ!足パカダイエットとは?
一見脚をパカパカしているだけのようですが、美脚要素に欠かせない、内転筋やハムストリングス、臀部の筋肉をくまなく刺激する動きである点も見逃せないポイントです。より効率よく効果を出すために、鍛えるべき筋肉を意識できるように確認しましょう。
脚全体を引き締めるので美脚効果はもちろんですが、内転筋を鍛えて骨盤周辺の歪みも改善します。内転筋の筋力が低下すると、骨盤に左右差や前傾、後傾が生じるので、その防止にもなりますよ。
また、脚は骨盤の筋肉から繋がっているため、骨盤に歪みが生じると脚にも歪みが生じます。例えばO脚や膝の痛みやたるみなどは、骨盤に関係している場合もあります。さらには、歪みから骨盤底筋群(会陰部=肛門と恥骨の間)の筋力低下による生理痛やぽっこりお腹、ヒップラインの崩れなども関連しているので、女性にとっては辛いものばかり。やはり骨盤周りは、女性として常にメンテナンスが必要なのです。
■効果:脚全体の引き締め、むくみ・冷えの改善、ヒップラインの引き締め、体幹力アップ、姿勢の改善。
■期間と回数:1日1分×週3回×3週間で心身ともに変化を感じられます。
太ももやふくらはぎにも!脚痩せ筋トレ
ふくらはぎの筋肉の負担を軽減させる省エネボディを作るために着目したいのがアキレス腱のバネ機能です。
思い浮かべてみてください。走り高跳びや外国人ランナーなどの跳躍系の選手のふくらはぎは、筋骨隆々のマッチョというより、しなやかでスラっとしていると思いませんか? 厳しいトレーニングを積み重ね、ふくらはぎを酷使しているにも関わらず、です。
彼らはアキレス腱の伸縮(バネ機能)を利用して、少しの力で大きな力を発揮するカラダの使い方をマスターしています。
効率的に動けるカラダづくりには、ジャンプを取り入れたトレーニングが効果的です。体幹を鍛え、カラダのバネ機能を活かした効率的な動きをマスターするのに一役買ってくれます。
太もも痩せのために着目すべきは、体幹と股関節の可動域です。
まず、体幹を上手に使えていない場合、骨盤が前方に傾き、お尻の筋肉がうまく使われず、その部分をカバーしようと、太ももの前側の筋肉に負荷がかかりやすくなります。
また、股関節周りが硬くなっている場合も、お尻の筋肉が上手く働かず、お尻で受け止めるはずの負荷を太ももの前側にかけてしまうようになるのです。
いずれのケースにおいても、過度な負荷がかかった太ももは、筋肉がアンバランスに発達する原因となり、太もも全体のサイズがアップしやすくなります。
体幹の力や股関節の可動域を正常に戻すことで、太ももを部分的に鍛えるより早く脚やせの効果が出てきます。
太もも痩せのために必要なステップは、
・股関節の可動域を広げる
・体幹とお尻を使えるようにする
この2ステップです。
根本原因に着目したアプローチで、太ももだけでなく、ヒップも形よく引き締まっていきます。
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