【NG声かけ1】なんで○○なの? なぜ△△しないの?
子どもから返ってくる言葉は「だって、」「でも、」。何か問題やトラブルが発生した時、約束を守らなかった場合など、親は子供にその理由を尋ねたり、注意したりします。言い訳は弁解ですが、言い分は主張や意見です。子供の意見や気持ちの訴えにはしっかり耳を傾けてあげましょう。
【NG声かけ2】今、手が離せないからあとでね!
忙しいときに限って「聞いて!聞いて!」と、まとわりついてくる子ども。「手が離せないから、あとでね」を繰り返しているうちに、気付けば子どもは夢の中……。子どもの寝顔を見ながら「しまった。またやっちゃった」「この子、いったい何を聞いてほしかったんだろう?」と思ってしまうことはありませんか?
【NG声かけ3】早く!急いで!
「早くしなさい!」「急いで!」「何やってるの、急いで急いで!」このような子どもを急かす言葉を口癖のようになっている親もいるのではないでしょうか。ですがこれは子供には伝わらないことが多く、弊害もあります。急かす言葉の弊害と子供の行動が早くなる言い方をお伝えします。
【NG声かけ4】我慢しなさい
我慢できる子の育て方について解説します。「将来、我慢できる子に育てよう」と思って、幼い頃から親が我慢を強要している事はないでしょうか?実は幼い頃、我慢をさせなかった子供ほど、後に我慢できる子になっていくのです。
【NG声かけ5】きちんとしなさい!しっかりやりなさい!
子供が言うことを聞いてくれず、手を焼いている親御さんは非常に多く、その大半が負のスパイラルに陥ってしまっています。言うことを聞かないのは、もしかしたら、上手く伝わっていないからかもしれません。その原因となる「あいまい語」とは?
【NG声かけ6】~してはダメ! ~しなさい!
親の管理や先回りが過ぎると、何か言われると動けても「考える」という習慣が育ちません。それを身につけぬまま大きくなってしまうと、誰かに指示を出してもらわないと動けなくなってしまうのです。
【NG声かけ7】(○○ができて)えらいね!
今は、”できたこと”や”成し遂げたこと”など、結果をほめることが多い競争社会。昨今の、子供の自己肯定感低下の問題は、このほめ方の欠陥も要因であると思われます。点数などで評価されることが多い時代だからこそ、配慮していきたい「ほめ方」のコツとは?
【NG声かけ8】もう、「悪い子」ね
しつけをするとき、叱るとき、子供を傷つけないためには、その子を否定するような言葉を使わないこと、そして、改めてほしい行動に目を向けることです。
【NG声かけ9】「ごめんなさい」を言いなさい
親は時に「ごめんなさい」を言わせることに固執してしまいますが、なぜそれがいけないことで、なぜ相手に謝らなければいけないのかを考えた上で出てくる「ごめんなさい」でなければ意味がありません。
【NG声かけ10】どうにもならないわ…
お子さんに「ママにはもうできないわ」「いつもいつもこんなことばかりでイヤになっちゃう」のように、長~~く不幸が続くような発言、うっかりしていませんか?「ママなら何とかなるわ」「今日はたまたま運が悪かったね」など、不幸は短く捉え、口にしていくようにしていきましょう。