STEP1. 話しかけるときは「当たり障りのない話題」で
まず、差しさわりのない天気やニュースを話題にします。想像できる範囲で相手の興味を考えてみましょう。気をつけなければいけないのは、質問攻めにしないこと。相手は詰問と感じてしまいます。自分は何者で、何を考えているのかをさりげなく話すことが先決です。
一見、万能な天気の話題ですが、実際にやってみると「なんと答えていいかわからない」「問いかけに返事はしたけれど、そこで会話が終わってしまった」など、難しさを感じる人もいます。季節や天気の話題だけで雑談を続けるには「慣れ」が必要。初心者は無理をせずに、雑談を始めるためのきっかけ会話と割り切って。
何を話せばいいか悩んでしまいますが、実は、話す話題は何でもいいのです。政治・経済ニュース、芸能ニュース、エンタメニュース、スポーツニュースなど、誰もが興味を持つ差しさわりのない話題を常に用意しておき、きっかけをつかみましょう。
STEP2. 話がはずむ雰囲気をつくる「リアクション」と「質問」
同じスポーツが好き・出身地が同じ・仕事を聞いたら同じ業界だった……初めての相手と話す時でも、お互いに共通項を見つけると、雑談がしやすくなります。共通点のある相手には親近感を持ちやすく、初対面でも打ち解けやすいというメリットがあります。
何か気の利いたことを探しているうちに……「ちゃんと聞いているのか!」。悪気はないのに、相手に悪い印象を付けてしまったことはないでしょうか? 相手から好感を持たれる効果的な聞き方をご紹介します。
質問の基本は相手が話したいことを具体的に聞くこと。言葉以外の部分、相手の表情や声のトーンに気をつけながら質問を考えるといいでしょう。
STEP3. 話題を広げ、会話を続けるには日ごろから努力する
相手が聞きたい話は、仕事のことでも、あなたの得意ジャンルでもない場合があります。その為には自分の興味の幅を広げておきましょう。「興味がないのでその話題は話せません」では会話が進みませんよね。普段から仕事以外のことにも興味を持つようにしましょう。
自己開示は相手との距離を縮める効果がありますし、正直であることは素晴らしいことです。しかし、自分が選んだ言葉がマイナスの印象を形成しないかを意識しないと、思わぬ損をしてしまうことがあります。よくある話題については事前に準備しておくと安心です。
飲み会での定番の話題として、お酒にまつわるものがあります。「お酒はよく飲むの?」「普段はどんなものを飲んでいるの?」「過去のお酒の武勇伝は?」といった話題は、飲み会の鉄板ネタと言えるでしょう。ですが、お酒にまつわるキーワードは、印象形成に強い影響を与えてしまいます。
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