絶対行きたい、注目のアート展5選
2018年の上半期に、東京、大阪、京都で開催されるアート展を5つピックアップ! どれも感性が刺激されるアート展ばかりなので、ぜひ会場に足を運んでみては? では、早速見ていきましょう。
メディアアートをはじめとした時代を牽引する芸術文化の創造・発信を目指し、アジアからメディアカルチャーを紹介する総合イベント「MeCA l Media Culture in Asia: A Transnational Platform(通称ミーカ)」が2018年2月に開催されます。ミーカでは、いままさに急速な発展を続けるアジアのクリエイティブシーンに注目し、 展覧会、国際シンポジウム、音楽ライブ、ワークショップやトークイベントなどのプログラムを通じ、アジアにおける、インターネット以降のメディアカルチャーの交流を促進します。2018年2月9日(金)から2月18日(日)まで。
装飾は人類と共に常に存在してきました。弔いの儀式や呪術的なタトゥーなどに始まり、ときに形骸化しながらも、時代とともにまた新しい意味を伴い変化を繰り返し生き残ってきました。それはまさに生々流転と言えるでしょう。この展覧会には7組のアーティストたちが登場します。彼らは年齢も国籍もジャンルも多様です。その表現もゴシック装飾を施したダンプカーや、様々な文化圏の模様をリミックスした絨毯、窓のたたずまいからそこに住む人の生活や性格を想像した絵画など多彩なものです。彼らの試みを見る時、私たちは装飾という行為が、生々しい現実を複雑なまま認識するために必要な切り札だということに気が付くでしょう。2017年11月18日(土)から2018年2月25日(日)まで。
出典: 山縣良和《writtenafterwards - flowers II》2017年AWコレクション Photo: Kenshu Shintsubo
レアンドロ・エルリッヒ氏は、国際的に活躍するアルゼンチン出身の現代アーティストで、日本では金沢21世紀美術館に恒久設置された《スイミング・プール》の作家としても知られています。 大型のインスタレーションから映像まで、エルリッヒ氏の作品は視覚的な錯覚を用いて、わたしたちの常識に揺さぶりをかけます。自分が見ていることは果たして現実なのか、という疑いを抱くとともに、いかに無意識のうちに習慣にとらわれて物事を見ているか、という事実に気付くのです。本展は、エルリッヒの四半世紀にわたる活動の全容を紹介する、世界でも過去最大規模の個展です。新作を含む44点の作品を紹介し、その8割が日本初公開となります。2017年11月18日(土)から2018年4月1日(日)まで。
本展覧会では、ミッキーマウスの誕生作『蒸気船ウィリー』から最新作『モアナと伝説の海』まで約90年にわたる、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオの歴史を紐解く原画やスケッチ、コンセプト・アートなど約500点を、アニメーションを生み出すにあたり取り入れられてきた当時の最新技術と共に紹介。『蒸気船ウィリー』や『白雪姫』をはじめとした初期作品だけではなく、最新作『モアナと伝説の海』までをも網羅した本展覧会は、ディズニーのイマジネーションとイノベーションによってキャラクターや物語に「いのちが吹き込まれた瞬間」をご覧いただける日本初の試みであり、展示作品のほとんどが日本初公開となる企画展です。2017年10月14日(土)から2018年1月21日(日)まで。
2017年6月10日(土)に京都市東山区祇園町にオープンした「フォーエバー現代美術館 祗園・京都」。常設展示は「草間彌生展」です。今回、フォーエバー現代美術館のオープニング展として、「フォーエバー現代美術館コレクション 草間彌生 My Soul Forever展」を開催中。展覧会では、第1部として、全376点の草間作品コレクションから81点を展示します。内容は、1950年から2008年までのオリジナル作品のほか、1979年から2015年までの版画作品を展示します。それにより、これまでの作家の作品世界を概観することができます。2017年6月10日(土)から2018年2月25日(日)まで。
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