恐怖を与える叱り方はなぜNGなのか?
恐怖を与える方法は、即効性がありますので、効果がある様に感じるかもしれません。また、「これは躾の範囲」と言う親もいますが、躾であろうと注意であろうと、子どもに恐怖を与え、分からせようとする事は間違っており、結果的には効果がありません。その理由と効果のある叱り方を考えてみましょう。
NGパターン1:「叩く」ことは、動物を調教して人間に従わせるような行為
親が子どもに対して、「叩いてでも教える」という表現がありますが、叩くという手段は、叱る側にとっての最終手段ではあっても、叱られる側にとっての最高の手段ではありません。
子どもを叱るとき、頭を叩いたことはありますか。子どもがイヤイヤ期を迎え、3歳4歳まで続くと、ついカッとしてしまうこともあるでしょう。叱るときに一度も子どもを叩いたことがないママは少ないかもしれません。叩くことの子どもへの影響、叩かない子育てについて考えてみましょう。
NGパターン2:「怒鳴る」ことは、子どもの自信を喪失させる
怒鳴ったりする親は、自分が子ども時代に怒鳴られた経験をもっていることが多いと言われています。だとすれば、考えてほしいと思います。自分が怒鳴られたり、きつくしかられることによってよい方向に向いたか、ということを。
イライラして怒鳴ってしまうこと、ありますよね。怒鳴りたくなった時の対処法、子どもの心への影響、怒鳴ってしまった後のフォローの方法をご紹介します。
NGパターン3:「罰する」ことには、教えがないうえに副作用もある
虐待のニュースが後を絶たない昨今、しつけのために罰を与えているという状況ををよく耳にします。しかし、罰はしつけではありません。「罰・脱却」を訴えるひとりとして、子育て心理学の見地から、罰の4つの悪影響についてお伝えしていきます。
NGパターン4:存在否定や他人との比較……「言葉の虐待」は絶対にタブー
子どもは親の何気ない一言をしっかりと覚えており、ときに言葉の虐待となる事さえあります。子育て中の親にとって、子どもに言ってはいけない一言とは?
子どもを叱る際に、心がけておきたい3つのポイント
子どもを叱る時、「そのように育てたのは自分自身である」という振り返りを一旦しましょう。そうすることによって、子どもの気持ちに歩み寄って叱ることができるでしょう。
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