知れば知るほど、お月見って奥が深いです。

誤解1:十五夜は9月15日……じゃ、ありません!

“十五夜”というくらいだから、当然9月15日が十五夜と思いがちですが、それは間違い。実際は旧暦の8月15日を指して十五夜と呼んでおり、また以下の理由から日程は毎年異なるのです。

旧暦を新暦に置き換え、9月15日が十五夜だと思っている方も多いでしょう。しかし、月の満ち欠けを基準にしていた旧暦と、太陽の動きを基準にしている現在の暦にズレが生じるため、毎年9月中旬~10月上旬の間に旧暦の8月15日がやってきます。

リンク: 2/4 5分で思い込みを解消 ~ 十五夜クイズ [お月見・十五夜の過ごし方、楽しみ方 - 暮らしの歳時記] All About

ちなみに、2017年の十五夜は10月4日。ただし、お月見関連行事のなかには9月15日に固定している場合もあります。

誤解2:十五夜のお月さまは当然「満月」……“当然”ではありません!

十五夜と聞いて、どんな景色を思い浮かべますか? 恐らくほとんどの人は、空に浮かぶまんまるなお月さま――満月をイメージするでしょう。しかし、実は十五夜が満月になることはレアケースなんです。

月と地球の公転軌道の関係で新月から満月までの日数が14日間(新月から14日後の十五夜は満月になります)から16日間(新月から16日後が満月なので2日ずれます)と日数に差があるため、十五夜が満月にあたる年のほうが稀なのです。

リンク: 3/4 5分で思い込みを解消 ~ 十五夜クイズ [お月見・十五夜の過ごし方、楽しみ方 - 暮らしの歳時記] All About

直近で十五夜が満月だったのは2013年。その次のタイミングは、なんと2021年です。

誤解3:お供えものは当然「月見だんご」……だけじゃありません!

お月見のお供え物と言えば「月見だんご」が一般的。しかし、選択肢はそれだけではありません。

里芋やさつまいもなどを供えることも!

十五夜を別名「芋名月」と呼ぶように、芋類の収穫を祝う行事でもあるため、里芋やさつまいもなどをお供えします。

出典: 3/3 心豊かにお月見をする方法 ~ 十五夜の過ごし方 [暮らしの歳時記] All About

誤解4:月見だんごは、食べたい分だけ供えればいい?……ちゃんと数が決まってます

何個でも食べたいお月見だんごですが、“お供え”をするのであればその数にもこだわりたいところ。数だけでなく、重ね方、盛り付ける器や置き場所にも決まりがあったりします。

月見だんごの供え方・並べ方は?

誤解5:お供えもの盗み食いされた! ……犯人は“わかっている子”かもしれません

せっかくお供えした月見だんごを、何者かが盗み食いした! ……という状況に直面しても、慌ててはいけません。もしかすると、犯人はお月見の風習をよくわかっている子供かもしれません。

お月見のお供えものは、近所の子どもが盗んで良いとされていました。お月様が食べてくれたと考えるので、盗み食いが歓迎されたのです。今では盗み食いをするチャンスも減ってしまいましたが、何とも微笑ましい風習ですね。

リンク: 3/3 心豊かにお月見をする方法 ~ 十五夜の過ごし方 [暮らしの歳時記] All About

とは言え、子供に盗み食いをけしかけるようなことは、トラブルの元なのでやめましょう。

誤解6:月にはうさぎさんがいるんだよね……カニがいる可能性もあります

月の模様が餅をついているうさぎに見える……というのは、広く知られている知識。しかし、これはあくまで日本国内の話。海外に目を向けると、カニを始めいろいろな“ナニか”が月にはいる模様です。

女性の横顔、本を読む老人、ワニ、ロバetc……

誤解7:月を撮影!夜だから当然フラッシュを……使いません!

月が見られるのは夜。夜は暗い。だから写真撮影にはフラッシュを使う……とお考えの方は、その考えを改めましょう。

月をキレイに撮影するテクニックとは?

誤解8:お月見のチャンスは「十五夜」だけ……じゃ、ありません!

行事としてのお月見は「十五夜」が一般的ですが、じつはほかにも十三夜、十日夜というお月見行事もあります。

十五夜、十三夜、十日夜の3月見とは?

十三夜では栗や豆を供える、十日夜(とおかんや)はかかしにお供えものをする……など、楽しみ方も十五夜とは大きく異るようです。

出典: 十五夜、十三夜、十日夜の3月見とは? [お月見・十五夜の過ごし方、楽しみ方 - 暮らしの歳時記] All About