しばらく仕事を休みたいと感じたときに知っておきたいことと、試してみたいことについてご紹介します。
休職を申し出る前にチェックしたいこと
ストレスがうまく解消されず、蓄積され続けると、心や体に異変が現れ始めます。具体的にどんな変化がおきるのかというと、
ゲ :元気が出ない
イ :イライラする
ツ :疲れやすい
心配:心配性になる
お :起きられない
ね :寝られない
し :症状(めまい、頭痛、動悸、食欲不振、軟便)
よ :抑うつ(億劫、行動に移せない、興味の喪失)
※高ストレスによる心と体の症状は、原則この順番で起こりますが、症状に関しては初期状態でも併発する場合があります。
働く世代に増える「機能性ディスペプシア」。胃潰瘍・十二指腸潰瘍や胃がんといった異常がないにも関わらず、胃の症状がある疾患のことです。「食後の胃のもたれ」「食事開始後すぐの満腹感」「みぞおちの痛み」「みぞおちの焼ける感じ」があれば要注意。
自分の状態を客観的に把握することは容易ではありません。
可能であればぜひ休職前に
1. 人に相談して客観性を取り戻す
2.上司に相談し、悩みを認識してもらう
という2点を試してみてください。
追い詰められる前に知っておきたい効果的なリフレッシュ法
あなたのストレス解消法はなんですか?
スマホ、飲み会、オンラインゲーム、買い物・ネットショッピング、喫煙…もしもこれに当てはまるなら、注意が必要です。
「夢中になること」と「意識すること」はリフレッシュの際に、とても重要なポイントです。家事、食事、読書などを行う際に、いつもと違う意識を向け、夢中になるだけで、いつもの行動がリフレッシュ法に変わりますよ。
休職中には給付金のサポートが受けられます
うつ病発症が労災だと認定されれば労災保険から給付金を、うつ病が私生活上のことが原因なら健康保険から給付金を受け取れます。
傷病手当金は、主に会社員(健康保険加入者)が業務外の傷病によって労務不能になったときに支給されます。協会けんぽの条件について確認してみます。
元気が出てきたら、職場復帰に備えましょう
うつ病の回復期には絶対に無理をしないことが大切です。週数日、短時間の復学・復職から始め、心身の状態を確かめながら徐々に時間を伸ばし、ゆっくり復帰していくことが必要になります。
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