「突然死」は高齢者だけの話ではなく、どんなに若くてもその可能性があることを知っていますか? 自分だけは大丈夫と過信せず、きちんと考えてみましょう。
20代、30代にも起こり得る突然死の原因
1. 心臓突然死
2. くも膜下出血
3. 脳内出血
4. 急性大動脈解離
5. 肺動脈血栓塞栓症
6. 気管支ぜんそく
7. 消化器疾患(肝硬変その他)
など
突然死の6割以上の多くを占めるのは心臓が原因となる「心臓突然死」。総務省消防庁が発表した調査結果によれば、平成19年に救急車で運ばれた心肺停止状態の患者は10万9461人。このうち、5万9001人は心臓が原因でした。
アイドルとして活躍されていた松野莉奈さんが18歳という若さで急逝されました。発表された死因は「致死性不整脈」。健康な若い方を突然死に至らせることがある致死性不整脈とはどういうものなのか、治療法・予防法を含め、心臓外科医が詳しく解説します。
年齢を問わず始めたい、「突然死」リスクを減らすためにできること
朝の自律神経の変調をできるだけ小さくする理想的な方法は、自然光による起床で、ゆっくりと起きることで血圧の急な上昇が防ぐことが有効です。余裕をもって起きて、しっかりと朝食を取りましょう。
「突然死」の予測はもちろん難しいとはいっても、「突然死」の多くが心臓で、しかもその中でも、心臓を栄養している血管が詰まる場合が多いことを考えると、「突然死」の予防はそのまま「メタボリックシンドローム」の予防につながります。
突然死を防ぐには、メタボリックドミノをできるだけ早い段階で止めることです。そのためには、メタボリックシンドロームへの対策が必要不可欠になります。まずは、肥満をしない・高血圧・高血糖・脂質異常症を改善するということに限ると思います。
冬にお風呂で亡くなる方が多いのは、血圧の変化が原因。今回はその体内でのメカニズムと、気持ちよくお風呂に入るための注意点を解説いたします。
「子どもとの同居の有無にかかわらず、統計学的に見て、離婚した人ほど脳卒中の危険が高くなる」というデータがあることを知っていますか? 付き合いが長いパートナーとの別れは、脳や心臓に対しても影響を及ぼす危険が高くなると考えられます。
喫煙によって引き起こされる病気や障害には、肺がんや慢性閉塞性肺疾患(COPD)、脳梗塞などの脳血管疾患、低出生体重児などがよく知られていますが、近年ではさら多くの病気にタバコが関わっていることが分かってきました。
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