『風の谷のナウシカ』の舞台になった場所は?
1984年に公開された宮崎駿監督の長編アニメ映画第2作目。当時から高い評価と人気を獲得し、宮崎駿の名を一躍世に知らしめたジブリの名作です。ストーリーの中でも印象的な「風の谷」はどこがモデルとなっているのでしょうか。
ウルル・カタジュタ国立公園「風の谷」
物語自体が、未来の話になっているのでどこというわけではないのですが、作品のタイトルそのもの“風の谷”という場所が、あのエアーズロックのあるウルル・カタジュタ国立公園内の“ザ・オルガズ”にあります。その名もまさしく「風の谷(Valley of the Winds)」。この場所が、宮崎駿監督にインスピレーションを与えたのではないかという説があります。
ウルルはオーストラリアの先住民アボリジニのアナング族の居住地で2万年以上前にこの土地に来たと言われています。1873年、ウィリアム・ゴスという探検家によって発見されました。
ウルルがあるウルル・カタジュタ国立公園は東京ドームが282個分の大きさで、エアーズロックと同じく岩でできた山、カタジュタ(マウントオルガ)とをあわせて世界遺産に登録されています。“風の谷”を訪れてナウシカに思いをはせてみてはいかがでしょうか。
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