「ファスティング・断食」の目的とは?
ファスティングとは、英語のfastという動詞(断食する ・絶食する・精進する)の名詞形で、「断食」「絶食」を意味します。現在ブームになっている「ファスティング」は、完全な絶食ではなく、主に野菜や野草のエキスを糖質による発酵抽出で完成させた酵素ドリンクを用いたりしながら行う短期間の「食事制限」です。
初心者でも安心!「ゆるファスティング・断食」8選
夕方以降のみ断食「ファスティング」は、比較的成功しやすい方法。18時までに夕食を終えて、翌朝までは水分以外は摂取しない日をもうけてみてもいいでしょう。
12時間ダイエットとは、夕食の後から翌日の朝食までの間12時間を断食する、というとてもシンプルなファスティングダイエットです。通常のファスティングのように、食事量を減らしたり食事代わりにドリンクを飲む、といった方法ではないため、続けられやすいという点も人気の理由です。
ファスティングは、自力でストイックに行うとキケンを伴う場合もあります。自宅でゆるく行うなら「糖質ファスティング」を試してみましょう。血糖値の乱高下が穏やかになることで、過食防止にもつながります。
日常の食事を糖質ゼロにすることは不可能ですが、「制限する」ことで、体重を戻すことを目標にしていきましょう。朝はスムージー、昼は回復食として主食を抜いてやさしいおかずを、夜は就寝5時間前までに通常食を摂取します。
ファスティングは気軽に取り組めるものの、リバウンドしやすいのも特徴だといいます。果物だけは食べても良しとしたり、朝食だけ食べる、あるいは早目の夕食にして夕食だけは食べるというように、自分が気持よく取り組める程度を踏まえた上で、ファスティングの度合いを設定するのも良いでしょう。
健康な状態で、外食の予定がなく、スポーツもせずおとなしく過ごす週末は、「週末ファスティング」という手段も。胃腸に負担のかからない野菜スープやおかゆを取り入れて、行います。
「5:2ダイエット」は、連続しない2日間を断食日として、女性は1日500kcal、男性は1日600kcalだけにカロリー制限をします。週2日の断食で徐々に胃が小さくなっていくので、これまでよりも少ない量でお腹がいっぱいになっていくのがメリット。
自宅でストイックに行うと、ついつい甘えが出て、反動も出やすいファスティング。宿泊施設に泊まり、非日常に身をおいて管理された状態で行うことで食欲を律することができるかも。
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