ノロウイルスとは

主な症状や潜伏期間は?

ノロウイルスに感染すると、1~2日の潜伏期間を経て、吐き気、嘔吐、水溶性の下痢などの症状が現れます。多くの場合、熱はあまり高くなりません。強い症状が持続するのは1~2日ですが、子どもや高齢者、体力が低下している人は重症化することもあります。

出典: ノロウイルスの初期症状・潜伏期間・治療法など詳しく解説!|All About(オールアバウト)

感染経路は?

カキなどの生食だけでなく、感染した調理従事者のつくった食事を摂る「経口感染」、電車のつり革などから手についたウイルスが口に入る「経口感染」、掃除機をかけて空気中に舞い上がったウイルスを吸いこむことで起きる「空気感染」などにより、感染します。

出典: ノロウイルスの感染経路と予防法ー原因は牡蠣だけ?キスでもうつる?|All About(オールアバウト)

ノロウイルスの予防法

手洗いのポイントは?

ノロウイルスへの感染は、指などについたウイルスが口に入ることでも起こります。帰宅時やトイレの後だけでなく、食事前、調理前などにも手を洗いましょう。石けんをしっかり泡立てて、爪の間や手首までしっかり洗うことで、ウイルスがはがれやすくなります。

出典: ノロウイルス・ロタウイルスの検査・予防・治療法 [ノロウイルス・ロタウイルス] All About

調理するときのポイントは?

カキなどの二枚貝を生食して、内臓に潜むノロウイルスに感染するケースもあります。冬場はカキを生で食べる機会が増えるため、十分な注意が必要です。ウイルスを持った貝でも、中心部が85~90度になるように90秒以上加熱すればリスクがなくなります。

出典: 東京都福祉保健局

消毒するときのポイントは?

ノロウイルスの消毒に有効なのは、「次亜塩素酸ナトリウム」と「加熱」で、「アルコール」はあまり効力がありません。次亜塩素酸ナトリウムは、漂白剤(ハイターなど)や消毒剤として市販されているものを薄めて使います。市販されているものには、塩素濃度が5%のものと、10%のものがあります。

吐瀉物・便がついた場所・衣類には1000ppm(塩素濃度5%の場合50倍、10%の場合100倍に希釈)、調理器具・ドアノブなどには200ppm(5%の場合250倍、10%の場合500倍に希釈)の消毒液で消毒します。

刺激が強いため、取り扱いに十分注意しましょう。

出典: 島根県庁

ノロウイルスに対するワクチンや特効薬はなく、感染すると、症状を緩和するための対症療法を行うしか方法がありません。猛威をふるうノロウイルスに対抗する唯一の手段は、「予防すること」に尽きるのです。

看病するときの注意点

感染者の汚物を片づけるときの注意点は?

感染者のふん便や嘔吐物中に含まれる大量のウイルスが、二次感染を拡大します。汚物を片づけるときは、使い捨ての手袋やマスクを着けてペーパータオルなどで処理し、ビニール袋に密閉して廃棄します。その後、次亜塩素酸ナトリウムで消毒をして水拭きします。

出典: ノロウイルスに関するQ&A |厚生労働省

リネンなどの処理方法は?

リネンに汚物がついている場合はウイルスが飛び散らないように処理をして、洗剤を入れた水の中で下洗いします。その後、85度・1分以上の熱水洗濯をするか、次亜塩素酸ナトリウムで消毒をしてからすすぎます。布団などは、布団乾燥機を使うと効果的です。

出典: ノロウイルスに関するQ&A |厚生労働省

ノロウイルスの予防にオススメの食べ物

乳製品に含まれる「ラクトフェリン」という物質が腸内でノロウイルスの感染を減らすという研究結果があります。ラクトフェリンは牛乳・ナチュラルチーズなどの一部に含まれています。(高温殺菌で長期保存ができる牛乳や、プロセスチーズなどでは加熱で失われるためほとんど含まれていません)→より多く摂取するには「ラクトフェリン」が添加された乳製品がよいでしょう。

リンク: 緊急追跡ノロウイルス 新型対策&予防法SP - NHK ガッテン!

対ノロウイルス戦用にカラダをつくっておけば、手洗いなどの対策をくぐり抜けてきたノロウイルスを防ぐことができる。そんな調査結果があります。主役は「ラクトフェリン」と呼ばれるたんぱく質。2012~2013年に行われた調査で、ラクトフェリンを毎日摂取した人はノロウイルスに感染する割合が低いというデータが得られたのです。

リンク: ノロウイルスを予防しよう | ノロウイルス予防は、ラクトフェリン! -森永乳業株式会社

ラクトフェリンは熱に弱く、高温殺菌されると壊れてしまいます。ノロウイルスの予防には、ラクトフェリン配合とうたわれている食品を選びましょう。ヨーグルトやスキムミルク、粉ミルクなど、さまざまな製品に添加されています。また、キムチや納豆、ぬか漬けなどの「発酵食品」も、腸内の善玉菌を増やして免疫力を高め、ノロウイルスに感染するリスクを軽減するといわれます。