生活習慣について
入学後、慣れない生活が始まり、子どもは緊張のため、精神的にも疲れてくるでしょう。その時役立つのが、身に着けた規則正しい習慣。ゆっくり休んで、早起きし、朝ご飯をしっかり食べる生活のリズムをつくっておきましょう。
年々和式トイレの数は減っていますが、それでも遠足や体育館、プール裏……など、いつ和式トイレに遭遇するかわかりません。戸惑いなく用を足せるようにしておきましょう。
家庭では簡単に話が通じることでも、学校ではそうは行きません。自分がどう思ってるのか、何をしたいのか、きちんと大きな声で伝える必要があります。まずは、家庭で、自分の意思を伝える練習をしましょう。
ヒトは歩くことによって脳が進化したと考える学者が増えているそうで、子どもをしっかり歩かせるのは、知能の発達にも良い影響を与えるそうです。しかも体力がついて一石二鳥ですね。
学習習慣について
「45分の授業の間じっとできるのか?」と、落ち着きのない子を持つ親は心配になるのではないでしょうか。子どもをイスに座らせて、粘土でもお絵かきでも45分間みっちりと取り組んでみて、時間の感覚を引き出してあげましょう。
一緒に物の数を数えたり、10のかたまりで数を数えるといった「数字の感覚」を家庭で養っておくと授業で戸惑うことが少なくなるでしょう。時計については読めなくても、日常生活のイベントが何時頃に行われているかは知っておきたいですね。お昼ごはんは12時頃、おやつは3時頃と。
小学校入学後は、じっくりひらがなを勉強する時間がありますから、読み書きできなくても焦る必要はありません。それでも、子どもが絵本を読むのを聞いてあげたり、パパにお手紙を書いてみようと声をかけてみるなどして、文字に親しむ機会を積極的に持ちたいものです。
防犯意識について
登下校中に、もしわが子の身に何かあったらと考えると胸が張り裂けそうになりますよね。いざという時に足がすくんで大きな声が出なくなってしまった……という事態を避けるために、大きな声を出したり防犯ブザーを鳴らす練習をしておきましょう。
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