戸井田園子が注目した2016年の家電業界トピックス

生活家電のIoT化が拡大、変わりつつある「家電の役割」

エアコンはすでにスマホとの連動が進んでいたが、その他の生活家電――空気清浄機・冷蔵庫・掃除機・レンジなどにもIoT化が進んだのが今年の大きな動き。スマホとつながることで遠隔操作ができるだけでなく、室内の状況をモニタリングできたり、データを蓄積し分析したり、人工知能を搭載して人とコミュニケーションが取れるなど、できることがどんどん拡大している。

IoT化が確実に進むことで、家電の役割は大きく変わり、私たちの生活や社会に大きな変化を生むと感じる。まだまだ稚拙に感じる部分も多々あるため「必要ないしーー」と感じる人も多いと思うが、IoTの進化を鈍化させることのないよう、ぜひ積極的に取り入れて楽しんでもらいたい。

出典: 戸井田 園子 All About

滝田勝紀が注目した2016年の家電業界トピックス

IoT化の推進は、「誰もが使いたくなるIoT製品」に期待

ダイソンがロボット掃除機に続き、空調系家電をすべてアプリで管理できるようにしてきたり、アイロボットが「ルンバ」に続いて、「ブラーバ」シリーズをスマホと繋ぐなど、今年は話題の製品が続々とIoT化し始めた年だと思います。この冬以降も、暖房器具や空気清浄機でもさらにこの流れが加速していくことでしょう。

一方で、一般層が気軽に使えるレベルに達しているかというと、まだまだそこまで洗練されているとは言えません。メーカーには、“スマホで操作することが目的”ではなく、もっと“インターネットと繋がることで人の暮らしがラクになる”ことを念頭に、“誰もが使いたくなるIoT製品”を生み出してもらいたいです。

出典: 滝田 勝紀 All About

安蔵靖志が注目した2016年の家電業界トピックス

業界再編を迎えた激動の1年

シャープが台湾のホンハイ精密工業の傘下に、東芝が中国のマイディアグループの傘下に入るなど、国内メーカーの勢力図がガラリと変わる激動の1年になりました。そんな不安定な状況下で、とくに注目に値するのがシャープの動き。

コミュニケーションロボットの「RoBoHoN(ロボホン)」や、東南アジア先行発売からの“逆輸入”でヒットした「蚊取空清」、AIとIoTを組み合わせた「ヘルシオ」など、アイデアの詰まった新製品を続々と発表しています。東芝にはそれほど目立った動きは見られませんでしたが、両社とも力のある外資メーカーの傘下に入ったことで、今後のさらなる飛躍を期待したいです。

出典: 安蔵 靖志 All About

コヤマタカヒロが注目した2016年の家電業界トピックス

家電ベンチャーの台頭、バルミューダに続くメーカーは?

今年は大手メーカーを初め、既存のメーカーに特別な大ヒットがあまりなかった印象。ただし、Ankerの家電参入を始め、ベンチャー企業や、中小の家電メーカーは非常に元気で、大ヒットには及ばないがプチヒットは多数登場している。来年以降、この流れのまま中小・ベンチャーが昨年のバルミューダのように最注目製品を生み出すのか、大手が巻き返すのかが今から楽しみだ。

出典: コヤマ タカヒロ All About

田中真紀子が注目した2016年の家電業界トピックス

MTGが美容家電ジャンルに本格参入

プラチナ電子ローラー「ReFa」が売れに売れているMTGが、電動洗顔ブラシ「ReFa CLEAR」を皮切りに、美容家電に本格参入してきました。独自の研究開発に加え、既存の製品を研究し尽くしたからこそ、ほかとは違ったアプローチができる強みは大きいと思います。すでに美意識の高い女性からの支持も熱いMTG、次はどんな美容家電を打ち出してくるのか、目が離せません。

出典: 田中 真紀子 All About