オトナ恋愛の手練手管は映画に学べ!
ある程度の経験を積んでいるがゆえ、プライドが邪魔をして難しくなっていくのが大人の恋。そこで、アラサー&アラフォーが繰り広げる恋愛映画のおすすめを5本ピックアップ。どの作品も大人の女性なら誰でも"あるある!"と共感できそうな恋愛劇ばかり。ヒロインにオトナ恋愛の手練手管を学びましょう。
アラフォーになったブリジット(レニー・ゼルウィガー)が、元カレのマイク(コリン・ファース)と新しい男ジャック(パトリック・デンプシー)との三角関係に悩む物語。両天秤にかけているのではなく、モテ慣れしていないせいで起こった三角関係というのがミソ。彼女自身も三角関係に振り回されちゃっているのです。彼女がなぜ愛されるか?それは正直であること! ウソがつけない性格に男は安心するのですよ。
(2016年10月29日より全国ロードショー)
(C) Universal Pictures.
この映画はウォン・カーウァイ、スティーヴン・ソダーバーグ、ミケランジェロ・アントニオーニの3人の映画監督が、愛とエロスとテーマに描いたオムニバス。中でもカーウァイ監督作「若き仕立て屋の恋」が群を抜いて素晴らしい! 仕立て屋(チャン・チェン)に対し、手を巧みに使って彼を惑わせる娼婦(コン・リー)。女の色気は肌を露出させるたけではない。表情、しぐさ、押し引きが重要だと教えてくれます。
『恋人までの距離(ビフォア・サンライズ)』の続編。あれから9年、フランス女性(ジュリー・デルピー)とアメリカ青年(イーサン・ホーク)がパリで再会し、交流を深める姿を描く。久々に会った二人が、どのような会話をして距離を縮めていくのか。ポイントは女性の方がよくしゃべるということ。「あなたのこと知りたい。私のこともわかってほしい」というスタンスが鍵。大人の女になったら受け身だけではダメ。会話は重要なのです。
エリート男性(西島秀俊)がタイ・バンコクで出会った女性(中山美穂)に惹かれ、彼女に誘惑されるまま逢瀬を重ねるようになる……という辻仁成の同名小説の映画化。アラフォー女性が男性に強烈なインパクトを残すには、相手に何も期待せず、ただ楽しい時間を共有することにつきます。相手にしがみつく恋は逆効果。追いかけるよりも、追わせるような余裕がほしいですね。そのためには、この映画のヒロインのように、自分を謎めいた存在に演出するのもいい方法です。
離婚してワーキングマザーになった女性(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)と16歳の年下のベビーシッターの青年(ジャスティン・バーサ)との恋を描いたアラフォー恋物語。彼が年上の彼女に夢中になったのは、離婚した彼女が子供を抱えて必死に生きる姿を「支えたい!」と思ったから。まともな男は一生懸命生きる女性の輝きを見逃さないってことです。自分の人生に真摯に取り組む姿は、年齢差など超えて男性の心を捉えるのですね。
免責事項