明日から控えたい!子どもをダメにする9つの言葉とは
「ほめて伸ばす」と言われますが、過ぎたるは及ばざるがごとし、です。ほめられることが当たり前になり、ほめられないことで不満を感じたり、叱責や批判を深刻に受け止めてしまう可能性もあります。
例えば兄弟を比べることで、お互いが意識的または無意識的に「敵意」を持つようになります。それが妹や弟であれば陰でいじめたりすることもありますし、姉や兄などの自分より強い相手であれば、困らせるようなことをしたり、行動には移さなくても不幸を願ったりすることがあります。
気付いたら、家の中に禁止事項がズラリ。でも、「ダメ!」と叱るだけでは、その場の望ましい行動が子どもに伝わらず、親も余計にイライラ。結果感情的になって「ダメな子」というレッテルを貼りたい衝動に駆られるという、悪循環につながります。
なかなかやる気を示さない子どもに「やることリスト」を作ると、とたいてい失敗します。それは子供のやる気のメカニズムを無視しているからです。
親は、当然子どもより人生経験が豊富。だからこそ、未来を読む「占い師」になって「あれは無理だから、こっちにしなさい」と決めつけの言葉を出してしまうこともあるでしょう。しかし、それは子どもの夢を潰す「ドリームキラー」の言葉ともなるのです。
子どもの自立の機会を奪う甘やかし。その線引きはとても難しいのですが、「甘やかし」は親の都合で親から子供に働きかける場合で、「甘え」は子供から親に働きかける場合と考えてください。
「ダメな子ね」「情けないわね」なんてことは、感情的になるとつい口から出てしまうことがあるかもしれません。これらの言葉はもちろん子どもを傷つけ、自己否定感を高めます。そればかりか、言った本人も自己嫌悪にさいなまれるという悪い循環を生み出すこともあります。
父母が同じことを言っては、子どもに逃げ場がないので追い詰めてしまうことがあるよう。きつく叱った後は、一方が「逃げ場」になってあげることが大切なケースもあります。大人でもそうですが、人間追い詰められたら自分の良さは発揮できません。
生きていく上で欠かせないのが、コミュニケーションの要である「共感力」。「友達となかよくしなさい」と100回言うよりも、子どもに寄り添い、共感し、安心させるといった働きかけで、子どもの共感力を高めていくことができるとされています。
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