お墓参りに行くなら?時期や持ち物、しきたりなどを解説!
一般的には、故人の亡くなった日と毎月のその日(月命日)、お盆とお彼岸、年末年始などに足を運ぶのが普通です。ただし、お墓参りをしなければいけない日も、してはだめな日も、実は特に決まっていません。行きたければ、いつ行ってもOKです。
昔は午前中の墓参りが望ましいとする方もいましたが、現在では、多くの方が、自分の好きなタイミングで自由にお墓参りに行っています。ただし、霊園の開園時間についてだけは、事前に確かめておきましょう。
お墓に行ったときにはもちろんお参りをしますから、お線香、ローソク、マッチ、花、お供え物など必要なものを持っていきましょう。また、墓石周辺の掃除を行うのが一般的なので、ほうきや軍手、雑巾、ゴミ袋などの簡単な掃除道具も持参してください。
出典: お墓参りの正しい仕方は?いく時期はいつ?時間帯は午前中がいいの? | 知恵を貸して 人に聞けないこの悩みって常識?
お墓参りの服装は、華美でなければ、普通の服装で問題ありません。お花を変えたり掃除したりというように、お墓参りにはメンテナンスという側面もあるので、むしろ動きやすくて汚れても大丈夫な服装のほうが向いているかもしれません。
お墓に供える花として避けるべきなのは、毒がある花、棘のある花、香りが強い花といわれています。それ以外は特に決まりはありませんが、菊など、いわゆる仏花として定番とされている花が無難です。故人が好んだ花を持っていくのもいいでしょう。
妊婦や赤ちゃんなどがお墓やお葬式に行くことを戒める方もまれにいますが、それは死を「穢れ」としてきた、昔の方々の考えに基づく迷信。現代では、そのような考え方は一般的ではなく、もちろんお墓に行っても何の問題もありません。
これで完璧!お墓参りの手順
お墓参りに来たら、まず合掌礼拝してから掃除をしましょう。お墓の周囲の掃き掃除、雑草の駆除、水鉢や花立て、墓石そのものを洗ってください。最後に打ち水をして終わります。
出典: お墓参りの手順
お花を立て、水鉢に新しい水を注ぎます。用意した懐紙などの上にお供えを置き、ろうそくとお線香を手向けましょう。そして、墓石に水をかけて、静かに合掌礼拝します。終わったらお供えを片付け、お寺の方などがいらしたら一言挨拶してから退出しましょう。
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