鎌倉の和菓子
今からおよそ300年前の江戸時代・元禄年間の創業という老舗和菓子店「力餅家」。餅にたっぷりの餡子(あんこ)をまぶした「権五郎力餅」は、平安時代に鎌倉を領した地元の英雄・鎌倉権五郎景政にちなんだお菓子で、創業当時からあったようです。
出典: 2/3 撮影裏話も!『海街diary』の世界観を楽しむ鎌倉散歩 [鎌倉・江ノ島の観光・旅行] All About
北鎌倉の名店「三日月堂 花仙」の名物「鎌倉どらやき」と最中「可麻久良」は、いずれも上品なほどよい甘さ。どらやきは、通常サイズのほか、"鎌倉殿"と名付けられた特大サイズもあります。この"鎌倉殿"とは、鎌倉に幕府を開いた源頼朝のこと。
出典: 和菓子商品一覧 - 三日月堂花仙|一級和菓子職人が創り出す鎌倉どら焼き 可麻久良最中(もなか)鎌倉殿(大どら)饅頭 羊羹を通販でどうぞ
鎌倉の洋菓子
鎌倉土産の定番中の定番「鳩サブレー」。「豊島屋」の創業は明治30年頃。初代が、鎌倉に滞在していた異人さんからもらったビスケットを研究し、鶴岡八幡宮の鳩をモチーフに創ったのが「鳩サブレー」なのだそうです。
ふわふわスポンジに、とろけるようなカスタードをたっぷり詰めた「かまくらカスター」は、昭和57年に発売開始というロングセラー。このお菓子、本当に美味しいですね。定番のカスタードのほか、季節限定の味を含め、全部で20種類以上の味があるそうです。
口の中に芳醇な香りが広がるラムレーズンとバタークリームを、サクッと香ばしいバターサブレにサンドした逸品は、鎌倉のお土産として人気が高い。お店は鎌倉駅西口の「御成通り」にあります。東京の小川軒とは親戚関係だそうです。
西鎌倉の「レ・シュー」の創業当時からのロングセラー「にしかまプリン」は、"世界一美味しいプリン"と称されることも。他の店では決して真似のできない特殊製法で滑らかさを出しているそうです。
昭和29年創業の老舗洋菓子店「紅谷」。「紅谷」といえば、最近は「クルミっ子」が大人気ですが、鎌倉の初夏の風物詩"アジサイ"の花に見立てた、昔からあるお菓子「あじさい」もとっても美味しいですよ。
鎌倉のお弁当
北鎌倉駅の改札を出て、左手すぐにあるのが、伝統的な江戸前いなり寿司の専門店「光泉」。ほどよい甘さの柔らかい細長いおあげに、砂糖を使わず、米酢と塩だけのさっぱりとした酢飯を詰めています。
鎌倉小町通りで”天むす”作り続けて20年以上。スパイシーな味付けのエビ天入りの一口サイズのおむすびは、食べ歩きにもピッタリ。店内で食べると、天むす5個に、自家製の豆腐、羊羹、味噌汁付きで700円という、うれしいお値段。
鎌倉の食材
白身魚の「グチ」だけを材料にこだわるという美味しい蒲鉾で知られる「井上蒲鉾店」。同店のもう一つの名物は、鎌倉の町や野に咲く梅の可憐な姿を表現した「梅花はんぺん」。わさび醤油で食べても良し、椀種や麺類などの付け合わせなどにしても良し。シャキシャキとした歯ごたえのはんぺんです。
出典: 井上蒲鉾店
明治33年創業という老舗。厳選した素材を使い、職人が時間と手間をかけて作る伝統製法にこだわる極上のハム。いいお値段ですが、この味はこのブランドでしか味わえません。違いの分かる人への贈り物などに!
厳選された最高級の国産大豆を主に使い、鎌倉で50年以上納豆を製造・販売し続けてきた高級納豆専門店。その鎌倉山納豆を代表するのが「手づくり小粒」。大地の恵みの詰まった美味しい納豆を食べて、元気をいただきましょう!