餃子ダイエットとは?
夕食を餃子に置き換えるだけの食事ダイエット。餃子には肉類や野菜、炭水化物がバランスよく含まれているため、燃焼体質に切り替わり健康的に痩せられると注目されています。元々プロボクサーの減量に用いられ、成功率の高いダイエット方法と話題になりました。手作りの餃子だけでなく、お惣菜や冷凍食品などの市販品でも痩せ効果が期待できるのが嬉しいポイントです。
餃子ダイエット考案者、渡久地 聡美さんの著書。自身が経営するプロボクシングジムで選手達が実際に成功した方法や、未経験者でも失敗しないコツなどの情報が盛り沢山の一冊です。
餃子ダイエットのやり方
餃子ダイエットのやり方はとてもシンプル。夕食を餃子のみに置き換えるだけです。量は300g、個数にすると8~16個なので、意外にもたくさん食べれられます。夕食は餃子だけになるので、主食のごはんや他のおかずは控えます。
また、食べた分だけ痩せられる方法ではないで注意しましょう。多少の糖質と油を使用しているので、1個20kcalとわずかですがカロリーももちろんあります。多すぎても少なすぎてもダイエット失敗の原因になってしまうので、300gという規定量を守ることが大切です。
なぜダイエット効果が高いのか
炭水化物の皮にたっぷりのお肉……一見太りやすそうな食品ですが、餃子は体に必要な5大栄養素をバランスよく含んだ「完全栄養食」。さらに、皮は一枚の量が少ないので、300gの餃子を食べても体に必要な糖質量の範囲内なので問題ありません。さらに、中身の具材は細かく刻まれているので消化が良く、豚肉、ニラ、ニンニクの組み合わせには、新陳代謝を高める効果も期待できます。
さらにダイエット効果を高める方法
餃子を食べるときに、一緒に水を500ml飲みましょう。おすすめは炭酸水です。炭酸水には胃腸の働きを活発にさせる効果があるので消化しやすくなり、さらに満腹感も得ることができます。また、嬉しいことにビールも200mlまでならOKです。
焼きではなく水餃子にすると油をカットでき、さらに水分が含まれているのでお腹もいっぱいになりやすいです。しかし、水餃子の皮は焼き餃子のものよりも厚い場合が多いので、糖質の量には注意しましょう。
1日の食事メニューを、朝はバナナ1本と100%のオレンジジュース1杯、昼は自由、夜は餃子300gと炭酸水500ml、にするとダイエット効果が早く現れやすいです。昼食で炭水化物を食べられるので、ダイエットのストレスもかかりにくいんです。
また、カロリーをできる限り抑えるのも、ダイエット効果を高めるコツ。油を使わずに蒸し焼きにしたり、あんを鶏ひき肉や豆腐に変えれば低カロリーに仕上がります。また、調味料のつけすぎにも気をつけましょう。
餃子ダイエットに失敗する理由
痩せたいからと300g未満の量しか食べない人は失敗する傾向にあります。餃子ダイエットは体が必要とする栄養素をしっかりと摂って痩せるダイエット方法。栄養が不足すると太る原因になります。
また夕食に食べると言っても、寝る直前は控えましょう。食べてすぐ寝てしまうと失敗してしまうかもしれません。
餃子ダイエットにおすすめのレシピ
餃子ダイエットには特別な作り方は必要ありません。通常の具材でも、アレンジした餃子でもダイエットができます。
肉を使わずに、野菜ときのこだけで作るヘルシー餃子です。きのこのぷりぷりとした食感と、しっかりした味つけで、肉がなくても大満足の餃子です。ビールがおいしい季節にぜひ、お試しください!
具材は、鶏肉をベースにして、エビ入れたあっさりタイプ。タイのカノンパンナークン(エビのすり身トースト揚げ)をイメージした、ガイドオリジナルのアレンジ餃子です。
汁気が漏れにくいおから餃子の具を春巻きの皮に包んで焼けば、パリパリの餃子が完成します。通常の餃子と違ってひだを寄せる必要がないので、慣れていなくても簡単に包めるのが嬉しいところ。海老を入れてごちそう感を出しました。
あっさりと食べられる大根餃子スープはいかがですか?エビに含まれる赤い色素のアスタキサンチンが美白もしてくれます。
さわやかなシソの風味たっぷり、鶏挽肉を使ったさっぱり和風のゆで餃子なら、幅広い世代に喜んでいただけます。
いつものごはんからおもてなしまで使える、女性好みの変わり種餃子を紹介します。エビと春雨をいれることで、ぷりぷり軽い食感に。三か所をつまんだだけの簡単な包み方も食べやすく、ちょっぴり新鮮かもしれません。おなじみの餃子にバリエーションをと思ったら、ぜひお試しください。
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