尽くし過ぎない、ムゲにしない!2016年的「内助の功」
一昔前までは、出世することがサラリーマンの当たり前の道であり、希望でもありました。しかし今、管理職は「なりたいけどなれない」もの、もしくは「全然なりたくない」ものに二極化しています。出世欲のある夫には、自信をつけること、モチベーションが下がっている夫には本人の責任感やプライドを刺激することが大切です。
女性は、育児に家事に仕事に…と様々なものを同時に背負っている人が多いでしょう。一方で男性は、常に働き続けなければならないプレッシャーと闘っています。どちらが大変というのは、比べられるものではありませんが、家庭をお互いにとっての癒しの場にするべく、会話の仕方に気を配りましょう、
給料アップを見込まない節約法を実践
「手取りが少ないから貯金ができない」と決めつけるのはNG。工夫次第で、貯金額を増やすことができます。その月の給料から一定額を自動積立にする「先取り預金」を利用したり、積立型の保険である養老保険に加入するなどして、無理やり貯金をする仕組みをつくっていきましょう。
身の丈をわきまえない浪費夫は、少なくありません。後輩にごはんをおごったり、衝動買いが多かったり、すぐタクシーに乗ってしまったり……。そんな夫には、家計の現実をつきつけ、貯蓄の目標をシェアし合いましょう。人は人を変えることはできませんが、無意識のクセなら妻の介入で改善の余地があります。
正社員、パート、派遣…妻も働くことを視野に入れる
「君は、一生働かなくて好きなことだけをしていれば良いよ」なんて、そんな台詞が言える男性も、それを望んでいる女性もどれくらいいるのかは定かではありません。今は、就職したら一生安泰だと信じて疑わなかった大手企業が倒産したり、買収されてしまう時代。夫頼みの家計はリスキーでもあるのです。
夫の給料だけでは年収500万円さえなかなか実現しないのが今の日本。でも、2人で働いた場合は、別。ここは夫婦2人で世帯年収600万円を目指してみませんか? とはいえ、幼い子どもがいる世帯では、“保育園探し”がネックになるわけですが…。
世界的に先の見えない経済不安が続いています。どんなに一生懸命働いている夫でも、この先の収入アップは、確約されていない時代です。ストレスフルな職場で”働き続けなければならない”プレッシャーは相当のもの。だからこそ、働ける時間と体力があるのなら、2人で働いたり、節約を楽しむなどして夫の肩の荷を少し軽くしてあげることも大切です。
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