赤ちゃんの頭・髪の毛
生後6ヶ月頃までは柔らかくとてもデリケートな頭。音が出る方や添い寝中におっぱいのある方を向きやすかったり、一説には胎児の頃、お腹の中にいた位置にも関係するという「向き癖」で、頭の形が変形してしまうことも。
「大泉門」とは頭の真上にある空間=泉門のこと。頭蓋骨は実は6個の平べったい骨が合わさっており、生まれたばかりの赤ちゃんは骨と骨が結合する隙間が、まだ埋まっていません。閉じるのはいつ?
「つむじ」は、百会と呼ばれるツボに位置しているのが一般的。左巻きは頭が悪い、つむじが2つ以上あるのは知恵遅れという説が流れていたこともありますが、根拠はありません。
赤ちゃんの産毛は、後に太いしっかりした髪の毛に育っていきます。一方、人の髪の本数は7~10万本ありますが、この量は生まれる前、つまり胎児として母親のお腹の中にいるときに決まってしまいます。
赤ちゃんの皮膚
顔のシミと同じ皮膚のメラニンが原因で青く見える蒙古斑。アジア人では9割の赤ちゃんにあるのに、白人ではほとんどみられないのはなぜ?消えるのは何歳頃?
ほとんどの赤ちゃんは新生児黄疸が起きます。完全母乳の赤ちゃんは黄疸が長引きやすいのですが「母乳性黄疸」は心配いりません。中には、治療が必要な気になる物があります。どうすれば?
バリア機能がまだまだ弱くとてもデリケートで、新生児~乳児期の皮膚トラブルに悩むママはとても多いもの。スキンケアの基本とお薬で治す方法でケアしていきましょう。
赤ちゃんの手・足
赤ちゃんの姿勢は腕も足も屈曲していて、腕はW型、足はM型をしています。手は軽く握っている事が多いのですが、リラックスしたりお風呂上りだと手を開きやすくなります。
「土踏まず」とは、足の裏の内側中央にあるくぼみのことで、歩くことで足の裏の筋肉の膜や腱が発達してできます。土踏まずをきちんと形成するには?できあがるのは何歳頃?
人間の脚の形は年齢によって大きく変化していくため、生まれたときは誰でもひざ頭が開いています。1歳前後には目に見えてO脚なのが乳幼児のごく自然。まっすぐになるのは何歳頃?
ちぎっても切れるほどの柔らかい爪。特に指の爪は伸びるのも早く、3~4日で切っていかないと、お顔を引っかいて傷ができたりしてしまいます。切り方のコツは?
赤ちゃんの目や耳
聴覚はかなり発達していて、生まれた時からちゃんと音が聞こえているので、お世話しながらたくさん話しかけてあげましょう。視力は30cmくらいのものがぼんやりと見える程度ですが、やがて動くものを追う「追視」ができるように。
お母さんとつながっていた「おへそ」
“へその緒”のことを、ママと赤ちゃんのおへそ同士がつながっていると勘違いしている人も多いでしょう。正式には「臍帯(さいたい)」と呼ばれるもので、胎児と胎盤とをつなぐパイプ役を果たす白い管状の組織です。
免責事項