①トレーラーハウス「woody」
2人のカップルが設計から建築までの全てを手掛けた、移動できるタイニーハウス。高速道路の走行規定もクリアした造りなので、好きな時に海や山や川などの好きな場所で過ごせる。定住したくない人にはぴったりの住まいです。
22㎡の小さな面積を有効に利用した間取り。キッチン+リビングが部屋の半分ほどを占めていますが、ベッドルームをロフトに、冷蔵庫をハーフサイズに、棚収納だけでなく、床収納を取り入れる等の工夫を凝らしており、空間をフル活用!
②連結コンテナハウス「CINCO CAMP」
船用の輸送コンテナで作られた「CINCO CAMP」は、5つのコンテナにそれぞれ1人ずつ人が住まうという家ではなく、1人の人間が5つの連結されたコンテナで過ごすという、ユニークなタイニーハウスです。
連結された5つの小屋は、全て同じような機能を持ち合わせているわけではないんです。左から順に、居間、寝室、第二の寝室、キッチンと食堂、そして貯蔵庫、といった並び。貯蔵庫には、インターネット用の通信機器も設置されているので仕事も可能!
③木とガラスのタイニーハウス「Recreation House Near Utrecht 」
広葉樹が茂る景観に馴染むよう設計された「Recreation House Near Utrecht 」。開口を大きく取ることで、室内は驚くほど広く感じます。夜にはオークのパネルシャッターが窓を覆うので、昼間とは違った安心感ある空間に。
水道配管や電気配線工事の事情を考慮し、壁の一方にシャワー・トイレ・ウッドストーブ・キッチンをまとめて配置。リビングと寝室はスライディングドアによって分けられる仕様になっているスタイリッシュな設計。
④屏風から着想?「Biombombastic」
「Biombombastic」の「Biombo」は、スペイン語でいう「屏風」。24.9㎡の何も無い、古いアパート住居を使いやすくする方法として、屏風からインスピレーションを得た創造性溢れるパーテーション空間。
バスルーム以外の仕切り壁をすべて取り払うという、大胆な間取り。更に、入口側の壁面と、隣接するキッチンの2面にL字型に家具を配置してすっきりとさせています。ベッドは使わないときは壁の中に収納できる等、家具収納機能も徹底的に。
⑤トンネルタイニーハウス「Tubakura Mountain Hub/OPA FORM」
ノルウェーの建築学生によって作られた、トンネルが入り口のタイニーハウス。トンネルをくぐった先に、暖炉つきの温かな部屋が広がる。街を一望できる窓からの眺めも◎!
宿泊だけでなく、休憩所としても利用できるシンプルな間取り。寝袋があればフロアでも寝られますが、丁度トンネル上部にあたる所にはしご付のベッドスペースが確保されているので、ロフトのような場所でゆったりと休むこともできます。