ディズニー史上最大のヒット作!『アナと雪の女王』
映画をつくるにあたって、美術スタッフはノルウェーへと「リサーチ旅行」へ出かけたそうです。そこで見た北欧の壮大な自然や歴史ある建築からインスピレーションを得て、幻想的な映像美が世界中をとりこにした映画『アナと雪の女王』をつくりあげました。
出典: 【特集:アナと雪の女王】美術スタッフが語る…“凍てつく世界”にかけた美の魔法 | シネマカフェ cinemacafe.net
舞台となったベルゲンの魅力
ベルゲンにあるブリッゲン地区には、カラフルな三角屋根の建物がずらりと並んでいます。湾沿いに並ぶ光景は、まるで絵本の中から飛び出してきたかのよう。アナたちの住むアレンデールの王国の建物は、この可愛らしい建築を真似たのだとか。
アナ雪のお城のモデルとなっているのは、スターヴ教会と呼ばれる中世の木造教会。中世時代は1000棟あったとされていますが、現在は28棟しか残っていません。「複雑な組み方なのに美しさがあってとても魅せられたよ。歴代のディズニー・キャッスル(ディズニー作品に登場する城)の中でも、『アナと雪の女王』のキャッスルはとてもユニークなものになると思うよ。」とスタッフはその魅力を語ります。
「とてつもなく険しい岩肌が切り立っていて、でもその下にある湖は対照的にすごく静寂に包まれている。その後ろには広大な山々が広がっていて、すごくドラマチックな景色だった。」とスタッフが語るのは、旅行者に人気な「フィヨルド」のこと。氷河に侵食されたU字型の谷間に海水が入り込んだ入り江は、他では見られない絶景を生み出しています。
モデルになった場所以外にも魅力がたくさん
映画では、雄大な自然や歴史的建築物がモデルとなりました。しかし、その他にもベルゲンの街にはたくさんの魅力があります。今回は先住民の生活をモチーフにしたアクセサリーブランドと、高品質のコーヒーが楽しめる地元でも人気のカフェをピックアップしてご紹介。どれも「ノルウェーらしい」スポットです。
ノルウェーのジュエリーブランド「ユーレス・シルバーギャラリー」は、北極圏の工房で作製された特別な銀細工アクセサリーを販売しています。スカンジナビア諸島に居住する先住民族、遊牧民でもあるサーミ人の家畜トナカイや、北部の厳しくも美しい自然が生み出す雪の結晶など、繊細で美しいモチーフが特徴的。そのすべてがひとつひとつ手作りされています。
コーヒー先進国といわれる北欧。ルウェーではコーヒーがライフスタイルに深く浸透しており、市民にとってはリラックスするための癒しの飲み物です。フィヨルド観光の拠点として世界中からの旅行者が集まる都市ベルゲンにはおすすめの注目カフェがたくさん。インテリアが素敵なカフェ、コーヒーが最高品質のカフェなどをまとめました。
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