2015年のベスト映画:第10位

ガイド・斎藤香『野火』

<ここがオススメ!>
大岡昇平の同名小説を塚本晋也監督&主演で描いた戦争映画。第二次世界大戦の末期、フィリピン・レイテ島で結核を患った兵士が、戦争によって人間が狂っていく姿、肉体が弾けてむごたらしく死んでいく姿を直視するという、かなり気力体力を消耗する作品です。なぜなら主人公の視点で描かれる戦場の悲惨さに耐えられる気力がないと倒れちゃいそうだからです。気持ち悪くなる人もいると思う。でも日本人は戦争でこのような目にあった、戦争は人間を狂わせることを知るためにも、見るべき映画です。

出典: 斎藤 香 All About

監督:塚本晋也
公式サイト:http://nobi-movie.com/

リンク: 映画『野火』 Fires on the Plain 予告編 - YouTube

ガイド・ヒナタカ『チャッピー』

<ここがオススメ!>
単なるロボットSF映画かと思ったら、じつは悪人が赤ん坊同然のロボットを拾っちゃうという子育て映画! チャッピーがとにかくかわいくて、あのヒュー・ジャックマンがクズ男役を演じているというのも素敵です。

出典: ヒナタカ All About

監督:ニール・ブロムカンプ
公式サイト:http://bd-dvd.sonypictures.jp/chappie-movie/

リンク: Blu-ray&DVD『チャッピー』9月18日発売 - YouTube

2015年のベスト映画:第9位

ガイド・斎藤香『私に会うまでの1600キロ』

<ここがオススメ!>
大好きな母を亡くして耐えきれず、薬と男に溺れて、離婚して、ボロボロのヒロイン。「こんな自分を見たら母が悲しむ!」と、自分を取り戻すために過酷な旅に出るという物語。大荷物を抱えて自然歩道を1600キロ歩いたヒロインの人生ロードムービーは、何かに迷ったり、くじけたり、諦めたりしそうなときに見たい。人生は何度でも再スタートができるんだ! という勇気がフツフツと。主演のリース・ウィザースプーンはスッピン? 女優魂を感じます。

出典: 斎藤 香 All About

監督:ジャン=マルク・ヴァレ
公式サイト:http://www.foxmovies-jp.com/1600kilo/

リンク: 『わたしに会うまでの1600キロ』予告編 - YouTube

ガイド・ヒナタカ『クレヨンしんちゃん オラの引越し物語 サボテン大襲撃』

<ここがオススメ!>
『クレヨンしんちゃん』がまさかの『トレマーズ』風のモンスターパニック映画に! 下手なホラー映画よりもよっぽど怖いシーンがあったりします。伏線の使い方がすこぶるうまく、大人も満足できる一品。

出典: ヒナタカ All About

監督:橋本昌和

リンク: 「映画クレヨンしんちゃん オラの引越し物語~サボテン大襲撃~」予告 - YouTube

2015年のベスト映画:第8位

ガイド・斎藤香『母と暮せば』

<ここがオススメ!>
原爆で亡くなった次男が母のもとに亡霊として現れ、幸福だった日々を語るという、つつましく生きる市井の人々を描いた山田洋次監督作。反戦映画をファンタジーとして描いて口当たりはソフトですが、人々が戦争で失った人生や心が描かれ辛いです。次男の亡霊が「母さんが僕を諦めないから、なかなか出てこられなかった」といって階段に座って笑顔を見せるシーンから涙腺が……。最後まで見ると「ああ、そうだったのか」と、しみじみと感動。二宮和也と黒木華のカップルが本当に可愛くて、回想シーンは眼福です。

出典: 斎藤 香 All About

監督:山田洋次
公式サイト:http://hahatokuraseba.jp/

出典: 『母と暮せば』と「俳優・二宮和也」映画特集 [映画] All About

ガイド・ヒナタカ『花とアリス殺人事件』

<ここがオススメ!>
名作『花とアリス』の前日譚。アニメであの愛おしいキャラが復活したというだけでもうれしいのですが、思春期特有のちょっと痛々しい行動の数々、奇妙すぎるミステリー要素もたまらなく魅力的な作品です。

出典: ヒナタカ All About

監督:岩井俊二
公式サイト:http://hana-alice.jp/

リンク: 映画『花とアリス 殺人事件』特報 - YouTube

2015年のベスト映画:第7位

ガイド・斎藤香『恋人たち』

<ここがオススメ!>
橋口亮輔監督、7年ぶりの長編映画。これまでも人間の心の奥にしっかり踏み込んだ映画を発表してきた監督。今回もやっぱり人生に立ち止まっている人々の気持ちを丁寧に描いています。妻を殺された男、退屈を持てあます主婦、傲慢な弁護士、いずれのエピソードも見応えがありますが、特に、妻を殺された男の持って行き場のない怒りと悲しみは胸に迫り、それゆえに、そこから彼が少しずつ前を向いて生きる気持ちに変化していく様が素晴らしいです。特に会社の先輩が彼を訪ねてくるシーンは、もう……涙腺崩壊注意報です。

出典: 斎藤 香 All About

監督:橋口亮輔
公式サイト:http://koibitotachi.com/

リンク: 映画『恋人たち』予告編 - YouTube

ガイド・ヒナタカ『マッドマックス 怒りのデスロード』

めちゃくちゃなアクション全開! アドレナリン出まくる! 知能指数が下がる! 最高! こんなクレイジー(褒め言葉)な映画を撮ったジョージ・ミラー監督ってもう70歳なんですね。そのバイタリティ、恐れ入ります。

出典: ヒナタカ All About

監督:ジョージ・ミラー
公式サイト:http://wwws.warnerbros.co.jp/madmaxfuryroad/

リンク: 映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』予告1【HD】2015年6月20日公開 - YouTube

2015年のベスト映画:第6位

ガイド・斎藤香『シンデレラ』

<ここがオススメ!>
おとぎ話を大人の鑑賞に堪える映画に作り上げて大成功! リリー・ジェイムズのフレッシュで清らかな美しさに対してアカデミー賞女優ケイト・ブランシェットを意地悪な継母役に配したのが成功の鍵。ヒールが手強いほど物語は盛り上がりますからね。美術も衣裳も一流の仕事で、見る人を気持ちよく夢と魔法の世界へと連れてってくれます。大スクリーンで見てこそ映える作品に仕上げたのはケネス・ブラナー監督。さすがわかってらっしゃる!

出典: 斎藤 香 All About

監督:ケネス・ブラナー
公式サイト:http://www.disney.co.jp/movie/cinderella.html

リンク: 「シンデレラ」MovieNEX 予告編 - YouTube

ガイド・ヒナタカ『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』

<ここがオススメ!>
実在の天才数学者を描いた伝記映画。第87回アカデミー賞の脚色賞を受賞しただけあり、「人の気持ちを理解できない主人公が、誰にも解読できない暗号を解く」というプロットが抜群におもしろく仕上がっていました。

出典: ヒナタカ All About

監督:モルテン・ティルドゥム
公式サイト:http://imitationgame.gaga.ne.jp/

出典: <公式>映画『イミテーション・ゲーム / エニグマと天才数学者の秘密』オフィシャルサイト|大ヒット上映中

2015年のベスト映画:第5位

ガイド・斎藤香『海街diary』

鎌倉四姉妹、それぞれの人生の数ページを切り取って描いた物語。大きな事件があるわけじゃないけど、女性ならば共感すること必至のエピソードが綴られています。親と子供、姉と妹、男と女の関係性は、鎌倉の気持ちの良い景色の中でも、それぞれ絶妙な生々しさを感じさせるんですよ。ああ、こういう気持ちわかる……みたいな。長澤まさみの長い脚に見とれ、広瀬すずのオデコにキュンとする映画でもあります。

出典: 斎藤 香 All About

監督:是枝裕和
公式サイト:http://umimachi.gaga.ne.jp/

リンク: 海街diary予告篇 - YouTube

ガイド・ヒナタカ『クリード チャンプを継ぐ男』

<ここがオススメ!>
これでもかと『ロッキー』へのリスペクトとオマージュに溢れた傑作ボクシング映画! 師弟愛や男女愛を織り込みつつ、男の成長を描いた人間ドラマに圧倒。『ロッキー』を知らない方にも観てほしいです。

出典: ヒナタカ All About

監督:ライアン・クーグラー
公式サイト:http://wwws.warnerbros.co.jp/creed/index.html

リンク: 映画『クリード チャンプを継ぐ男』予告編【HD】2015年12月23日公開 - YouTube

2015年のベスト映画:第4位

ガイド・斎藤香『駆け込み女と駆出し男』

<ここがオススメ!>
駆け込み寺へと飛び込んだ女性二人と、駆け込み寺の人々との交流を描いた時代劇。大泉洋、満嶋ひかり、戸田恵梨香、樹木希林などスター共演作。駆け込み寺や尼寺の裏側など興味深く、テンポのよい展開が心地よいです。若い人には敬遠されがちな時代劇ですが、いまも起こるDVや家出などと同じようなことが江戸時代にもあり、当事者は必死に闘ってきたこともよくわかる。満嶋ひかりが抜群の上手さで場面をさらう姿も一見の価値ありです。

出典: 斎藤 香 All About

監督:原田眞人
公式サイト:http://kakekomi-movie.jp/

リンク: 駆込み女と駆出し男 予告篇 - YouTube

ガイド・ヒナタカ『恋人たち』

<ここがオススメ!>
3人の物語が交錯する群像劇にして、悲劇の中にある人のおかしみを丁寧に描いた作品。登場人物のやりとりがまるで演技をしていないかのように自然体。「これぞ日本映画!」と呼べるおもしろさに溢れていました。

出典: ヒナタカ All About

監督:橋口亮輔
公式サイト:http://koibitotachi.com/

リンク: 映画『恋人たち』予告編 - YouTube

2015年のベスト映画:第3位

ガイド・斎藤香『マイ・インターン』

<ここがオススメ!>
ファッションサイトのCEOのヒロインが、仕事と家庭の両立にくじけそうになるところをシニア・インターンに救われる姿を描いた働く女性応援映画。ロバート・デ・ニーロ演じたシニア・インターンであるベンの含蓄のある言葉が悩めるヒロインを救い、この映画を見た女性の多くが「私の側にもベンがいたら」と願ったという……。ベンは本当にうれしいこと言ってくれるんですよ。マフィア役が十八番みたいなデ・ニーロが都会の素敵なおじいちゃん役を好演とは驚き。改めて俳優デ・ニーロの凄さを感じます。

出典: 斎藤 香 All About

監督:ナンシー・マイヤーズ
公式サイト:http://wwws.warnerbros.co.jp/myintern/

リンク: ブルーレイ&DVD『マイ・インターン』トレーラー 2月10日リリース - YouTube

ガイド・ヒナタカ『くちびるに歌を』

<ここがオススメ!>
モチーフになっているのは、アンジェラ・アキの名曲「手紙~拝啓 十五の君へ~」。ド直球の音楽映画であり、青春映画です。悩みを持つすべての方におすすめしたい名作です。

出典: ヒナタカ All About

監督:三木孝浩
公式サイト:http://kuchibiru.jp/

リンク: 映画『くちびるに歌を』予告篇 - YouTube

2015年のベスト映画:第2位

ガイド・斎藤香『博士と彼女のセオリー』

<ここがオススメ!>
スティーヴン・ホーキング博士と妻ジェニーの愛情物語。スティーヴンが病を発症してから、夫婦で力を合わせて壁を乗り越えていく姿を描いた感動作。ジェニーの献身は本当に頭が下がるというか、なんて強い女性だろうと。賢いスティーヴンはそれを重々わかっていたからこそ、最後にジェニーあのような言葉をかけたのかも。思いがけない展開でしたが、あの一言はスティーヴンからジェニーへの愛だなあと号泣。監督の演出も役者の演技も作品に対してとても誠実で、そういうところも大好きです。

出典: 斎藤 香 All About

監督:ジェームズ・マーシュ

リンク: 映画『博士と彼女のセオリー』 日本版本予告 - YouTube

ガイド・ヒナタカ『虎影』

忍者ファン、B級アクション映画ファンにはたまらなすぎる内容。アホらしい(褒め言葉)忍術の数々には目が釘付けになるでしょう。斎藤工ファンならずとも要チェックです。

出典: ヒナタカ All About

監督:西村喜廣
公式サイト:http://www.torakage.com/

リンク: 『虎影』予告編 - YouTube

2015年のベスト映画:第1位

ガイド・斎藤香『はじまりのうた』

<ここがオススメ!>
ミュージシャンの恋人に裏切られたヒロインと仕事に行き詰っていた音楽プロデューサーが出会い、音楽を通して交流を深めていく物語。彼女をデビューさせるためにN.Y.の街でゲリラ・レコーディングを行うシーンが楽しい。劇中歌も素晴らしく(キーラ・ナイトレイの声がチャーミング!)リピートが止りません。裏切られた者同士が音楽で人生を再構築していく姿はすがすがしく、人を恨まず、過去を振り返らず、歩んで行くのがいい! 音楽プロデューサーを演じたマーク・ラファロは「こんないい男だっけ?」ってくらい素敵です。 

出典: 斎藤 香 All About

監督:ジョン・カーニー
公式サイト:http://hajimarinouta.com/

リンク: 映画『はじまりのうた』予告編 - YouTube

ガイド・ヒナタカ『ターボ・キッド』

「チャリ(自転車)版『マッドマックス』」と言われる、スプラッター映画であり、ラブストーリーであり、チープなB級映画! 溢れ出る映画愛がたまりません。かわいすぎるヒロインも必見です。

出典: ヒナタカ All About