「子どもを守らなきゃ」ガルガル期は動物の本能か?
妊娠後期。動物がお産を控えて巣を作るように、人間にも「巣ごもり本能」が働くといいます。部屋をキレイに整え、「家で1人で静かに過ごしたい」という心情になることもあるよう。出産後、夫や、父母、義父母のサポートを疎ましく思うのは、巣ごもり本能の延長なのかもしれません。
妻の豹変に悩むパパの気持ち
「赤ちゃんをあなたに任せると不安だから触らないで!」なんて経験ありませんか? 産後は、ホルモンバランス、体調不良、子育てに対する不安、ライフスタイルの変化など、心身両面でのさまざまな原因によって夫と妻がギスギスすることもあります。女性の体に起こる変化を夫婦間で共有し合うことも大切です。
長~いおつきあいのため。義実家と上手に距離を置く
「産後、赤ちゃんをエンドレスに抱っこしてキスをした」。ただそれだけのことなのに、ものすごくイライラ。その場ではっきりと物が言えずに、帰宅後、夫に当たり散らす…。そんな事態が訪れるのを防ぐために、「ガルガル期真っ最中」と自覚している場合は、上手に義実家と距離を置くことも必要かもしれません。今後長いお付き合いがありますから、「角を立てずに」が大切です。
複雑な感情が絡む義実家とのお付き合い。「ミルクの時間じゃないのに、勝手にあげた」「必要以上に厚着させようとする」…。相手の親切心がなぜか素直に喜べない産後。苦手、キライの感情を大きくしないための心がけとは?
里帰り出産中、実母の過剰な世話焼きに悩んだら
里帰り出産などで表面化する、産後特有の悩み。自分のやり方で赤ちゃんを世話したいのに、アレコレと干渉をしてくる実家の母にイライラ。
まずは、体の回復につとめることが先決ですが、自分の変化を言葉にして伝え、譲れないポイントはしっかり主張しましょう。地域のファミリーサポート、ヘルパーなどを活用するのも1つの手段。
「自分の変化」を客観的に観察
猫は、他の動物に襲われることを避ける本能で、出産して1~3日後あたりに子猫を安全な場所に移したがるといいます。「母猫には静かな安心できる環境が必要」というのは、猫ガイドの岩田さん。出産直後、人と会うのが億劫になったりして、自己嫌悪に陥ったら、身近な動物の生態を観察してみるのも面白いかも。
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