これを読んで旅行に出かけたい歴史小説・エッセイ

坂の上の雲(司馬遼太郎)

明治の日本を舞台に、四国は松山出身の兄弟の生き様を描いた壮大な小説。物語のクライマックスは、ロシアのバルチック艦隊と日本の連合艦隊が戦う日本海海戦。この小説を読んだ後に、神奈川県横須賀市に記念艦として保存されている連合艦隊の旗艦「戦艦 三笠」に乗船してみましたが、まさに感無量でした。

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義経(司馬遼太郎)

幼少期を京都の鞍馬寺で過ごし、その後、各地を転戦して平家を滅ぼし、最後は奥州平泉で生涯を終えた源義経の人生は旅そのもの。この小説を読みながら、次の旅行先を考えてみるのも楽しいかもしれません。

出典: Amazon.co.jp: 義経〈上〉 (文春文庫): 司馬 遼太郎: 本

天地明察(沖方丁)

江戸時代前期、暦といえば平安時代に中国から輸入したものを使い続けていたために誤差が生じていました。そこで全国を歩いて天体観測を行い、後に初の国産暦を作ったのが小説の主人公・渋川春海。映画化もされた話題作ですが、改めて読み直してみても面白い作品です。

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小説 上杉鷹山(童門冬二)

江戸時代の米沢藩主・上杉鷹山(ようざん)。日本にもこんな名君がいのか!という驚くほどの善政を行った人物で、アメリカの故ケネディ元大統領が「最も尊敬する日本人」と言っていたそうです。鷹山を慕って、米沢の美しい山野を歩いてみたくなります。

出典: Amazon.co.jp: 全一冊 小説 上杉鷹山 (集英社文庫): 童門 冬二: 本

西行(白洲正子)

旅といえば、やはり流浪の歌人・西行法師がまず思い浮かびます。23歳で出家し、動乱の時代に全国を放浪しながら2000首余りの作品を残した西行とは、どのような人物だったのでしょうか? 白洲正子のエッセイ。

出典: Amazon.co.jp: 西行: 白洲 正子: 本

旅行に持って出かけたい歴史小説

利休にたずねよ(山本兼一)

茶聖・千利休を茶の湯に駆り立てたものとは一体、何だったのか? これが、この小説のテーマ。戦国末期の京都を舞台に、茶の湯の所作や町の情景、登場人物の心模様が繊細に美しく描かれています。この本を片手に京都の街をそぞろ歩きなんて、素敵ですね。

出典: Amazon.co.jp: 利休にたずねよ (PHP文芸文庫): 山本 兼一: 本

信長の棺(加藤廣)

信長の遺骸は、なぜ本能寺から消えたのか…… この日本史上の大きな謎に迫る歴史ミステリーの傑作。歴史上の大事件の現場に立ち、その場の空気を吸ってみるというのも、旅の醍醐味のひとつではないでしょうか。

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コミックで日本史をおさらい

日出処の天子(山岸涼子)

聖徳太子を中心に、日本史の夜明けともいえる飛鳥時代の人物たちが生き生きと描かれています。文庫本で8冊という長編ですが、ストーリーテラーとしての山岸さんの力量は素晴らしく、古代史ロマンの世界にどんどん引き込まれていきます。

出典: Amazon.co.jp: 日出処の天子 全7巻完結(文庫版)(白泉社文庫) [マーケットプレイス コミックセット]: 山岸 凉子: 本

へうげもの(山田芳裕)

主人公の「へうげもの(ひょうげもの)」こと古田織部正(おりべのかみ)の目線で、時の権力者である信長や秀吉と、美の体現者・千利休と門弟たちとの対峙を軸に物語りが進みます。作者による創作部分も多いですが、楽しみながら基本的な戦国時代の出来事や人間関係も理解できます。

出典: Amazon.co.jp: へうげもの(1) (モーニング KC): 山田 芳裕: 本

陽だまりの樹(手塚治虫)

幕末の動乱の時代に、江戸に住んだ医者一家を中心とした人間模様を描いた傑作コミック。主人公は、作者・手塚治虫の先祖がモデルだそうです。絵・ストーリーともに、とてもクオリティーの高い作品。

出典: Amazon.co.jp: 陽だまりの樹 (1) (小学館文庫): 手塚 治虫: 本