どうしてこんなに痛いの!
生理中の腹痛・腰痛は女性にとっては深刻な悩み。ひどいと日常生活にも支障をきたすこともありますが、自然なことか病気なのか判断がしづらいですよね。どうして生理痛が起こるのか、仕組みを解説します。
つらい生理痛……薬に頼っても大丈夫?
生理痛で痛みを我慢して生活に支障が出るようでしたら、痛み止めを服用することをお勧めします。確かに、薬は異物ですので、飲まずに済むのなら飲まない方がいいのかもしれません。しかし、痛みを我慢している状態の方がよほど体に悪いと思います。ただし、痛みがあまりにもひどい場合や、以前と比べて痛みがひどくなってきた場合は、すぐに婦人科など受診し、医師に相談するようにしてください。
薬局に行くと色々な市販の痛み止めが売っていますが、同じような名前でどれを選んで良いか悩んでしまいますよね。症状に合った効能の薬が選べるよう、成分について紹介します。
薬に頼らず生理痛を和らげる方法
どんな病気にも言えることですが、まず大事なのは生活改善。ストレスをためない、良質な睡眠を取る、体に害のある食品を口にしない、体を冷やさない……こういった日々の積み重ねを行わずに薬などで治療を行っても、根本的な解決にはなりません。月経痛はあるけれどそこまでひどくないという人は、生活改善だけで痛み止めが必要なくなってしまうこともあります。
生理時の不快感は個人差があり、下腹部に感じる痛みや腰痛、イライラ、ひどくなると吐き気や頭痛、発熱など様々あります。こうした生理痛の原因となるホルモンバランスの乱れや冷えなどは、食生活によって改善できる場合があります。生理期間をできるだけうまく過ごせるように、毎日の食生活でのポイントをご紹介しましょう。
生理痛の原因となるのは、体を締め付ける補正下着やタバコ、冷え性による血行不良、高いヒールやミュールでの歩行による骨盤へダメージなど様々。今回は体を整えて、つらい痛みを和らげるヨガを紹介します。寝たまま簡単にできて、生理前後の不安定な気持ちも和らぎますよ。
東洋医学の観点では、主に寒邪の体内への侵入や過労による気の不足、過剰なストレスなどにより肝と腎のバランスが崩れ、血が体外に排出されなくなることが生理痛の原因と考えることができます。これらのことを踏まえ、東洋医学における生理痛の分類と対応するツボについて紹介していきましょう。
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