10位 同居に応じない
10位は「同居に応じない」。妻2.7%、夫9.5%で夫のほうが多く離婚の理由に挙げており、嫁・姑問題の根深さが伺えます。
義両親との同居問題は、結婚当初は真剣に想定していないだけに、いざその場になったら「こんなはずじゃなかった!」と離婚に至るケースもよく見られます。同居問題が持ち上がった時の対策とは?
9位 家庭を捨てて省みない
妻9.9%、夫6.9%で9位にランクイン。夫が仕事で家を離れてばかりで家のことは妻に任せっぱなしというパターンは、熟年離婚にしばしば見られます。愛人を作って家庭を省みないケースも含まれるでしょう。
子どもや経済的な理由で離婚をガマンしていた妻が、夫の退職金が入ったことで離婚に踏み切ることも…。着々と計画を進めていた妻の復讐劇が始まった!
8位 性的不調和(セックスレスなど)
セックスレスは離婚の理由として法的に認められています。また、セックスレスなどの性的不調和は、浮気や不倫と切っても切れない問題でもあります。妻8.1%、夫13%で8位にランクイン。
セックスレスはデリケートな問題だけに、未解決のまま放置してしまう夫婦も多いですが、放っておくと重大な結果を招く場合も…。
7位 家族親戚との折り合いが悪い
家族親戚との折り合いというと「嫁姑問題」がポピュラーですが、その陰には母子関係の変化による「嫁の実家依存」という問題も隠れていたりします。妻7.8%、夫14.9%で、夫のほうが多くこの原因を挙げていました。
少子化の影響で、娘を大切にしすぎる両親が増えています。そんな環境で育った娘にとっては当然、義両親いる夫の実家よりも生家のほうが居心地がよく、結婚後も入り浸りに。さらに、娘可愛さのあまり、離婚を後押しする親も少なくないのです。
6位 浪費する
浪費ぐせはなかなか治らないもの。できれば結婚前に見極めたいですね。浪費を離婚の原因に挙げたのは妻12.1%、夫12.3%とほぼ同じ割合で、性別を問わない悩みのようです。
ファッションや趣味やギャンブルなど、パートナーの浪費に頭を悩ませている人は多いもの。いい対策はあるのでしょうか。
5位 生活費を渡さない
生活費を渡さないケースはかなり深刻。DVやモラハラの一種とも言えます。夫4.2%に対して妻27.5%と、妻側から圧倒的に多く離婚の原因として挙がりました。
4位 DV(暴力をふるう)
パートナーへの身体的暴力です。黙って耐えずに速やかに第三者に相談してください。離婚の原因として挙げたのは妻24.7%、夫8.1%で、圧倒的に妻が被害者となっているのがわかりますが、最近では夫へのDVも増えてきています。
「普段はいい人だから」と、暴力を受けている本人の自覚が少ないのがDVの特徴。しかしDVはれっきとした刑事罰の対象。暴力をガマンしていてはいけません。DV被害から逃れるための方法と法的手続きについて紹介します。
3位 異性関係(浮気・不倫)
離婚の原因の王道がパートナーの異性関係。ランキングでは3位ですが、実際にはもっと多いのでは?と専門家は指摘します。
多岐にわたる離婚の原因の影には異性問題が絡んでいることが考えられます。そのため、異性問題は、真の離婚の原因ナンバーワンと言ってもいいかもしれません。浮気に気づかずに離婚してしまうと慰謝料がもらないため、離婚を考えている人は十分注意してください。
2位 精神的虐待(モラハラ)
言葉によって人格を否定したり、無視をしたりといった精神的な嫌がらせをすることが「モラハラ」です。妻24.9%、夫17.4%と、妻側から多く理由として挙がっていますが、最近では妻による夫へのモラハラ相談も、専門機関で増えているそうです。
女優の三船美佳さんと夫でミュージシャンの高橋ジョージさんの離婚騒動によって広く知られるようになった「モラハラ」。今急増中の「モラハラ」対策の3つの方法とは?
1位 性格が合わない
妻44.1%、夫63.1%が挙げて堂々の1位となったのが「性格が合わない」。でもちょっと待って!性格が合わないならはじめから結婚なんてしなければ良かったのでは…?わかるようでわからない離婚の理由に隠された夫婦関係破綻の謎に迫ります。
「性格の不一致」のための離婚というと、まるでどちらにも悪いところはないような印象を受けます。しかしこれは、お互いの人格を深く理解せずに結婚し、理解し合う努力を継続しない無責任さのツケだったのです。
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