間食をだらだらと時間をかけて食べている
「唾液」の力によっておこなう再石灰化とは、溶け出してしまったミネラルが補充されて、歯が再生されることです。それは食事と食事の間隔が長いほどしっかりと行なわれます。チョコレートを食べても再生までの時間をしっかり与えれば問題ないですが、ジュースや甘い物、スナックなどの「だらだら食べ」は、歯に酸のダメージが蓄積されてしまいます。
就寝前に飲んだり食べたりしている
「虫歯は夜作られる」、そんな風に言われるぐらい寝ている時間は危険な状態です。就寝中は唾液分泌が減少するため、唾液のもつ酸性を中和して歯を保護する機能や、食事やプラークによって溶かされたエナメル質などの自己修復を行う機能が働かないため、無防備な時間帯になります。
歯ぐきが腫れる(歯周病)自覚症状を無視している
実は歯周病などの細菌は歯茎から血管に入り込み、全身を巡ってしまいます。そのため動脈硬化、心臓血管疾患、肥満、糖尿病、早産などに影響を与えているのではないか、という研究結果が近年次々と発表されているのです。
「よく噛む」を「強く噛み切る」と勘違いしている
よく噛んで食べることは、消化や脳の刺激のためにとても大切。しかし歯への許容以上の負荷はグラつきを拡大させたり、歯周病の進行する促進する原因となるのです。適度な力で噛む回数を多くすることを心がけましょう。
痛みがひいたので通院をやめてしまった
最もよくない選択肢です。例えば、虫歯が原因で歯の神経を取った場合、痛みはなくなります。しかし、治ったわけではありません。そのまま治療を止めると、治療前より歯のダメージが急速に進行してしまうのです。
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