まずは知っておきたい! 芝生の種類~植え方
芝生にはかなりたくさんの種類があることをご存知でしょうか?大きく暖地型芝草と寒地型芝草に分けられ、その中にもノシバ、コウライシバなど複数の種類の芝が存在します。家のある地域の気候に合わせることは勿論、種類による特性を良く理解して選びましょう。
芝生は基本的には1年中植え付けが可能ですが、芝の根張りの時期を考えるとできれば10月~11月は避けたほうが良いでしょう。逆に3~5月は根の成長が活発になる時期ですので植えるのに適した時期と言えます。
きれいな芝生を育てるためには、まずは地盤整備が大切!芝生にしたい場所を20~30センチ耕し、石や根などを取り出し良く耕します。その後、板などで土に圧をかけ、しっかり水を撒きましょう。水はけが悪い場合は土と土の間に砂をまくなどの基礎づくりを。土や土地の状態に合わせて工夫出来るとベストです。
芝生を張る方法は3つ、正方形になった切芝を並べる「張芝法」、種をまく「播種法」、芝草のほふく茎を短くカットしてバラしたものをまく「植芝法(まき芝法)」です。暖地型芝草のコウライシバなどは張芝方が一般的ですが、この場合も地面に対する切芝の置き方は様々。コスト面などを考えながら置き方を考えましょう。
暖地型芝は冬の間、寒地型芝は夏に枯れて茶色い状態になってしまいます。1年中緑色の芝生を保ちたい場合には、同じ場所で暖地型芝と寒地型芝を交代させるオーバーシーディング(暖地型芝を芝付けした上に寒地型芝の種をまく)やトランジション(春に寒地型芝から暖地型芝に移行させる)をすると年中緑の芝生を楽しめます。
芝生の育て方・年間管理の方法と便利な道具
種撒きや芝張りをしたばかりの芝生には、1日複数回こまめに水まきをしましょう。根にしっかり水分が行き渡るように苗の側面から水が溢れるくらい、たっぷりまきます。夏などの暑い季節は特に多めに。順調に成長すれば日に1度の水やりで十分ですが、夏はやはりたっぷりと!朝8時までに水をまくのが理想的です。
出典: 【楽天市場】店長が語る、なるほど芝生の豆知識。 > 1 > ▼ 水の管理は大切!芝生への散水のポイント。 > ●散水のポイント:バロネスダイレクト
美しい芝生を保つためには、年間を通して様々なお手入れが必要です。芝が根付くまではこまめな水やりや施肥が必要ですし、美観を保つためには伸びた芝をカットしたり雑草を抜くことも大切です。病気や害虫が付いた時は薬を使って対処しましょう。手をかけるほど美しい芝生に育ちます。
芝生のお手入れの中でも骨が折れるのが雑草を抜く作業。除草剤を使う場合は芝生用の除草剤を選ぶことを忘れずに。芝生の除草剤には2種類、雑草の芽が出る前に撒く「発芽前土壌処理型除草剤」と既に発芽している雑草に撒く「茎葉処理型除草剤」です。それぞれ使用できない時期や適応雑草がありますので注意してください。
芝生を美しく保つためには、やはり「芝刈り機」が欠かせません。手動、電動、エンジン式と動力の異なるものが販売されています。狭い場所の刈り込みには「芝刈り鋏」を。エアレーションの際には「ローンスパイク」、除草剤などの散布には「噴霧器」が必要になります。水やりには「スプリンクラー」があるととても便利です。
室内で簡単! 庭がなくても芝生を楽しむ方法
芝生は庭が無いと楽しめないと思われがちですが、庭がなくても室内で楽しむことが可能です。鉢植えや穴を開けたブリキ缶などに種をまけば素敵なインテリアグリーンに大変身。日光の当たる室内の場合、芝の伸びが早くなりますのでハサミ等で刈りこみをしましょう。形を整えるのも楽しみの1つになります。
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