1. 漢字の読みをぶった切っていないか
近年増えているのが、漢字の読みを途中で切って使う例。「玲(れい)」を「れ」と読む、「昌(まさ)」を「ま」と読むといったこのぶった切りは、名づけの専門家である牧野くにおさんによるとNGなのだとか。その理由について詳しくお届けします。
2. 海外の人が聞いたとき悪いイメージを連想させないか
イタリア人の「ウンチーニ」さん、中国人の「チンコウ」さんなど、外国ではいたって普通の名前でも、日本語の感覚では一瞬「えっ?」と感じてしまう名前もあります。同じように、日本では一般的な名前が、外国で「えっ?」と聞き返されることもあります。
3. 将来、子ども本人が嫌がらないか
今、古風な名前を好む風潮が生まれています。とはいえ、子どもの名前だけを見た人が、年配の人を連想するというデメリットも。先祖の漢字を使用する際の注意点をお届けします。
4. 名前に過剰な意味づけをしていないか
「名づけが、まじないになってはいけない」と、名づけ専門家の牧野くにおさんは警鐘を鳴らしています。子どもの名前に願いを込めても、残念ながらその願いは実現しない場合もあります。大切にすべきは、名前を付けたその後の生活です。
5. 万人にとって読みやすい名前かどうか
名づけの際に一番注意したいポイントが、多くの人が常識的に読めて、子どもが社会生活で問題が起きないかどうか。子どもが思春期を迎えた、就職した…そんなライフステージの変化も想像しながら名前を考えてみましょう。
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