リビングでの勉強推奨の意見
ちょっとしたことでも不安を感じやすい子どもは、自分の勉強部屋では怖いことが気になって勉強に集中することが出来ません。親のいるリビングなら、安心感があるため余計な事に意識が行かず勉強しやすくなります。分からないことをすぐ聞けるメリットも。
親が本を読んだり兄弟が勉強していたりと、リビングを家族皆が勉強する場所にすることで家族の一体感が生まれます。またテレビでニュースや情報番組に触れて学習のきっかけ作りをすることも可能。リビングに辞書や検索用のパソコンを置くことで、図書館などの共有スペースで勉強する習慣も身につきます。
出典: リビングを「学習の場」にするという提案 | All About News Dig(オールアバウト ニュースディグ)
親がいる安心感とすぐに質問できる環境のあるリビング学習は子どもの早期教育に有効。親の立場からは子どもの勉強内容や苦手な箇所を把握でき、日常生活の中から授業に関連することを見つけることが出来るようになります。東大生の半数もリビングで勉強をしているというアンケート結果があります。
最難関中学・難関中学に対するアンケートでは、なんとどちらも9割の生徒がリビングで勉強しているという結果が出ています。最難関校の場合は親が問題の丸付けをしたり出来ない問題をチェックしたりと、親が子どもの勉強のサポートをする割合が高く、場所と言うよりは親の関わり方がキーになってるもよう。
リビングでの勉強に注意する意見
ダイニングテーブルは子どもが勉強するように作られていないため、長時間座るのに不向きです。足が床から浮くため集中力も途切れやすい。照明も勉強するには明るさが足りず、視力をわるくする可能性があります。また勉強道具を置いている子ども部屋と離れているため、学校への物忘れが増える傾向に。
子どもをどこで勉強させるのがいいかは、子どもの性格・家族の状況から考える必要があります。マイペースで干渉を嫌がる子なら、1人で集中できる個室が向いているかも。ただし個室の場合も開放感や親の声がけは必要。親が一緒に勉強してあげる姿勢を忘れずに。
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