天皇賞とは

年2回行われる歴史あるレース

1937年に第1回とされる「帝室御賞典」が行われ、今も年2回、春は京都競馬場、秋には東京競馬場で行われるレースです。JRAが前身としている「The Emperor's Cup」は1905年に開催されており歴史あるレースとして知られています。

出典: 天皇賞 - Wikipedia

その名の通り、皇室との結びつきも深い

1着になると皇室から楯を賜る事が出来るのですが、古くは701年に文武天皇が「走馬」をご覧になったと言う記録が残り、馬術の腕前も素晴らしかった明治天皇は何度も競馬をご覧になったそうです。

出典: 天覧天皇賞の記録 | 一般社団法人 東京馬主協会

歴史だけでなく距離も長い

他のレースが3000m以下なのに対し、天皇賞・春の距離は3200m。歴史も距離も長いこのレースは、マラソンレースとも呼ばれタフな持久戦を見る事が出来ます。

出典: 日々の生活で考える 2014天皇賞・春 [競馬] All About

歴代の名勝負・名シーン

【2008年秋】粘る競り合い!わずか2cmの差で勝ち取った1着

ダイワスカーレットが先頭に飛び出し、速いペースで進むレース。しかし、最初から飛ばしたダイワスカーレットの脚が最後の直線で鈍る。そこに追い上げる武豊騎手のウォッカは一旦は抜かれるも最後まで粘り、写真判定にもつれ込む。

出典: 第27回 忘れられない名勝負、天皇賞|競馬かわらVAN|競馬情報ならJRA-VAN

長い写真判定の末、わずか2センチの差で軍配はウオッカに上がった。このレースを名勝負へと変えた最大の功労者はダイワスカーレットだった。大阪杯以来7カ月ぶりという不利を克服しての快走はいくらほめても、ほめすぎることはない。予定通り、有馬記念に出走してきた時には熱烈に応援したいと今から思っている。

リンク: 第27回 忘れられない名勝負、天皇賞|競馬かわらVAN|競馬情報ならJRA-VAN

【1998年秋】1着よりも1頭の馬を見守り続けた観客

レース中に砕骨折した、武豊の愛馬であるサイレンススズカ。6連勝を飾り、海外を視野に入れ始めた時に行われた天皇賞。どんな状況でも走る事を止めないサイレンススズカが立ち止まる。再起不能の骨折は安楽死を意味する。

出典: 武豊 サイレンススズカ故障の夜に生まれて初めて泥酔した - ライブドアニュース

レースの勝ち馬を当時は競馬場に来ていたほとんどの人間は知らなかったと言います。
それは競争を中止したサイレンススズカだけ目がいっていて、
ゴール板をどの馬が最初に駆け抜けたのか?そんなことを気にしている余裕がなかったからです。
結果的に勝ったのはなんと8歳馬という大ベテランのオフサイドトラップでした。

リンク: ファンが選ぶ天皇賞秋の名勝負!名場面 -その1- | 天皇賞秋の予想だけするブログ

【2014年秋】伝説のDNAを継いだ「スピルバーグ」が勝利を掴む

パドックで、ふざけているのか集中力がないのか、不思議な歩き方をしている馬。その名はスピルバーグ。父にディープインパクトを持つ正にサラブレッドな競走馬。スタートから各馬一斉に飛び出す中、後方13、4番手を走るスピルバーグだったが...

出典: 天皇賞・秋のスピルバーグに思う、重賞未勝利馬がなぜGIを勝つのか?(1/3) [沸騰! 日本サラブ列島] - Number Web - ナンバー

直線に向いたとき、先頭から10馬身以上離されていたが、北村には、目の前にいたフェノーメノが動くまで追い出しを待つ余裕があった。

「直線の坂下で追い出すと、重心をグッと沈めました」

 スピルバーグは大外から凄まじい脚で伸び、先に抜け出した1番人気の3歳馬イスラボニータ、その内の女傑ジェンティルドンナらをまとめてかわし、1分59秒7のタイムで勝利をおさめた。

リンク: 天皇賞・秋のスピルバーグに思う、重賞未勝利馬がなぜGIを勝つのか?(1/3) [沸騰! 日本サラブ列島] - Number Web - ナンバー

2015年春はどんな結果が待っているのか!?

1番人気は2007年から勝利していない

2006年にディープインパクトが勝利したのを最後に1番人気は勝利していない。大穴の頻度も上がっている。

出典: 第145回天皇賞(春) 過去の傾向|G?特集|競馬情報ならJRA-VAN

菊花賞との関係

古くから、菊花賞に勝利した馬が天皇賞・春でも勝利する事が多い。ただし、菊花賞よりも距離のある天皇賞・春では、菊花賞の結果と共に、スタミナもチェックしなければならない。

出典: 天皇賞(春)のポイント

2014年10月に開催された菊花賞で勝利したのは、トーホウジャッカル。しかし、前足の爪を痛めて天皇賞・春は見送り。2番手だったサウンズオブアースは血統的に、長距離には強いと言えます。さて、この春はどんな名勝負が生まれるのでしょうか。